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井口可奈『swept from the sea』
¥400
井口可奈さんの短歌zineです。 短歌30首ほどとショートショートを掲載。 表紙右上のにょろにょろと文字は手書きです。ほぼ一冊ずつ違う(たまに同じ文面のものもあります)ものになります。 かわいい「おこめステッカー」付き!
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高城顔面『光源だった』
¥600
室蘭出身、札幌在住。北海学園大学短歌会/北海帽子部所属。 高城顔面さんの私家版の第一歌集です。 2016-2024年製作の約300首を収録、96頁。 <自選五首> 何もかも見透かさせれてる気になってやたらまぶしい月を睨んだ アド街が一度も来ないこの町も夜は平等に訪れる ともすれば堕天使なのか光なき胃の腑へ落ちるエンゼルクリーム 問と解 ビニール傘をビニールと傘に分けてく春のあらしだ 真っ白い貸し看板が増えてゆく街の余白と呼べないような
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北大俳句会有志機関誌『旗手』2号
¥800
--- 北大俳句会「えぞりす」の有志を中心とした俳句機関誌「旗手」の第二号です!! 前号から3倍以上のページ数でボリュームたっぷりに制作しました! 総勢30名に及ぶ個人作品・一句一筆をはじめ、北大短歌会との座談会企画、添削会文字起こし、エッセイなどを収録しています! 内容 個人作品 一句一筆 特集座談会 灯台 書評あるいは A5版型,118P (BOOTH商品紹介ページより)
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中筋智絵 詩集『三季』
¥1,200
--- いつしか とおい とおい秋がきて 行き場のないしずくを こらえつづけたまま わたしとあなたは 別れた (「蕗」より) わたしたちは 祈りのように 嚙みあった あまく血をこぼしながら すべてがひどく真昼であることを うたがっていた(「ひかるからだ」より) 深い喪失の果ての先に点々と、 行き場のないしずくを拾い、ひろい、 織りあげた23篇をぜひ味わってください。 道産詩賞作品の改題作、詩誌『ユリイカ』の「今月の作品」佳作の作品も 収録しています。 ------------------------------------------ 著者・発行:中筋智絵 発行日:2025.8 サイズ:B6 本文:101ページ 価格:1200円(税込) 編集・装丁:古川奈央(俊カフェ) 表紙絵:橘春香 〈中筋智絵プロフィール〉 北海道生まれ 『夏虫の巣』(2008)第14回中原中也賞最終候補 『犀』(2014)第52回北海道詩人協会賞 詩篇「札幌 払暁」(2025)第1回道産詩賞 (BOOTH商品紹介ページより)
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三潴忠典『曲がらなければ伊勢まで行ける』
¥2,750
--- 第11回現代短歌社賞で次席となった著者のデビュー作。 栞=内山晶太・北山あさひ・島田幸典 起案時にクリップ(大)の稟議書がクリップ(小)で返却される 「ちょっと教えてもらえますか」に「どういった件でしょうか」と質問を返す ほどほどに意地を張りたい 駅弁は電車が動いてから食べるもの
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田畑浩秋『幻視の庭』
¥2,200
札幌生まれ。音楽家としても活動する作者の初の私家版詩集。 三角みづ紀さんによるコメント冊子入り。 ブックデザインは札幌在住のアーティスト・真砂雅喜さん。 「・・・それは、今現在の穏やかな暮らしを以てしても帳消しにすることのできなかった、北海道と首都圏の間で揺れ動く魂を、鎮め、弔い、葬ることくらいしかないだろう、と思い定めて書き連ねたのが、本書の第二部と第一部に収録した作品群である。 全く個人的な動機と言う他なかったけれども、よい作品を書かなくてはよい鎮魂もできないだろう、という単純な考えで前に進み続けたことが、曲がりなりにも第三者が読むに値する詩集として結実していることを願うばかりである。」 (「あとがき」より)
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『私のうた』左右社編集部・企画
¥1,980
--- 世界でたったひとつの歌集。 短歌を愛する人のための、手帳のようなノートブックです。 1ページにひとつずつ、全部で100のお題が記載されています。最初のページから毎日1首ずつ書いてみるもよし、ぱらぱらめくって開いたページのお題から書いてみるもよし、使い方はまったくの自由です。100首を書き終えたとき、あなただけのオリジナル歌集ができあがります。 自分では短歌をつくらない人もぜひ、アンソロジストとして、お題に沿った好きな短歌を集めて、作者名とともに書き留めてみてください。あなただけの特別な短歌アンソロジーができあがります。 お題はすべてシンプルなものですので、短歌だけでなく、詩や俳句や川柳、日記やイラストや歌詞など、使い方は無限大。どうか心のおもむくままに書き込んでみてください。 巻末にあるメモのページには、短歌になる前のアイデアや言葉や好きな短歌を書き留めたり、あとがきを書いたりするのもおすすめです。 奥付(最終ページ)の「著者」の欄には、あなたの名前を忘れずに。上段にはプロフィールの欄も設けましたので、そちらもぜひご活用ください。 装幀/脇田あすか (左右社)
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短歌アンソロジー『夢のうた』
¥2,200
左右社の短歌アンソロジーシリーズ。 第六弾は、夢。 --- 夢の中では、光ることと喋ることはおなじこと。お会いしましょうーー穂村弘 どこから開いても〈夢〉につながる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 夢の入り口、いつもみる夢、叶わなかった夢、満ち足りた夢、夢のなかの街、夢から醒めるとき……100人の歌人がうたった、わたしだけの夢のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/天野慶/飯田有子/井口可奈/石川美南/伊舎堂仁/伊勢谷小枝子/伊藤紺/伊波真人/井上法子/今橋愛/上坂あゆ美/宇都宮敦/江戸雪/大田美和/大橋なぎ咲/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/尾崎まゆみ/小野田光/加賀田優子/笠木拓/加藤治郎/金田光世/椛沢知世/川谷ふじの/川野芽生/北山あさひ/木下龍也/工藤吉生/くどうれいん/黒瀬珂瀾/古賀たかえ/小島なお/斉藤斎藤/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹公人/佐藤弓生/菅原海春/菅原百合絵/鈴木加成太/鈴木ちはね/鈴木晴香/瀬戸夏子/染野太朗/谷川電話/谷川由里子/田村元/俵万智/千種創一/千葉聡/知花くらら/寺井奈緒美/堂園昌彦/橙田千尋/戸田響子/toron*/永井祐/永井亘/永田和宏/中村美智/中村森/ながや宏高/なべとびすこ/仁尾智/錦見映理子/野口あや子/初谷むい/服部真里子/花山周子/濱田友郎/早月くら/東直子/平岡直子/藤本玲未/穂村弘/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/水野葵以/水原紫苑/三田三郎/睦月都/望月裕二郎/盛田志保子/安田茜/山川藍/山崎聡子/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉川宏志/米川千嘉子/渡辺松男 (あいうえお順・敬称略、全100名) (左右社)
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『サムシング・プレシャス』
¥1,600
--- 人生の”視界不良”でお悩みの人に見つけてほしい大切なことーー。 「北海道書店ナビ」で活躍中のライター・佐藤優子が、 20〜40代の11人に仕事や家族、社会について聞いたzine。 A5サイズ全62ページ
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かばん(2024年-2025年)※6.12月号以外
¥500
短歌同人誌「かばん」バックナンバー取り揃えております。 各号の詳しい内容は、かばん公式ブログにて↓ http://kaban-tanka.seesaa.net/category/4905725-1.html ーー かばん2024年1月号! 新春題詠「紅」 ☆今月の歌 小野とし也 小野田光 ☆今月の一冊 森山緋紗 ☆リレーエッセイ 有田里絵 ☆前号評 久保茂樹 小林寧緒 ーー かばん2024年2月号! 特別作品 壬生キヨム 茂泉朋子 ーー かばん2024年3月号! ☆今月の一冊 土居文恵 ☆リレーエッセイ 木村友 ☆前号評 斎藤見咲子 小野田光 西塔史 ーー かばん2024年4月号! 特別作品 松本遊 松澤もる 前田宏 本多忠義 ☆かばんゲストルーム 藤宮若菜 ☆今月の一冊 白糸雅樹 ☆今月の歌 久間木志瀬 ☆前月号評 千葉弓子@ちば湯 坂井亮 佐藤元紀 ☆自由投稿 小鳥遊さえ ☆新人賞へのアプローチ 森山緋紗 小川まこと 岩倉曰 土居文恵 折田日々希 木村友 ーー かばん2024年5月号! 特別作品 本田葵 藤本玲未 藤野富士子 ーー かばん2024年7月号! 特別作品 雛河麦 萩原璋子 藤田亜未 ーー かばん2024年8月号! 特別作品 野川忍 乗倉寿明 ーー かばん2024年9月号! 特別作品 とみいえひろこ 遠野瑞香 ーー かばん2024年10月号! 特別作品 辻井竜一 土居文恵 土井みほ 土井礼一郎 ーー かばん2024年11月号! 特別作品 千葉弓子@ちば湯 千春 千田チタン ゲストルーム 井口可奈 今月の歌 嶋江永うみ 今月の一冊 壬生キヨム 前月号評 田中真司 蛙鳴 高柳蕗子 Zoom読書会レポート とみいえひろこ ーー かばん2025年1月号! 新春題詠「袋」 今月の歌 深海泰史 リレーエッセイ 沢茱萸 前号評 藤田亜未 千田チタン 今月の一冊 佐藤弓生 Discordレポート 土居文恵 自由投稿 佐々木遥 Zoom読書会レポート とみいえひろこ 現代歌人集会賞授賞式レポート 有田里絵 ーー かばん2025年2月号! 特別作品 田中有芽子 田中真司 田村ひよ路 かばんゲストルーム 福山ろか 今月の一冊 松澤もる 今月の歌 ソウシ 前号評 みおうたかふみ 千葉弓子@ちば湯 リレーエッセイ 本多忠義 Zoom読書会レポート とみいえひろこ Discordレポート 夏山栞 ーー かばん2025年3月号! 特別作品 小鳥遊さえ 高村七子 高柳蕗子 瀧川蠍 ゲストルーム 吉岡優里 今月の歌 小鳥遊さえ 高村七子 今月の一冊 屋上エデン 前号評 雛河麦 土井礼一郎 土井みほ Zoom読書会レポート とみいえひろこ Discordレポート 土居文恵 リレーエッセイ 藤本玲未 クリスマス会レポート 坂井亮 ーー かばん2025年4月号! 特別作品 白糸雅樹 深海泰史 杉山モナミ ソウシ 新人賞へのアプローチ ーー かばん2025年5月号! 特別作品:shigan、嶋江永うみ、嶋田恵一 今月の一冊:坂井亮 今月の歌:田中真司 前号評:深海泰史 リレーエッセイ:伊波真人 かばんのすきま:折田日々希 睦月都さん第25回現代短歌新人賞表彰式レポート ーー かばん2025年7月号! 特別作品:佐藤弓生 沢茱萸 かばんゲストルーム:山中千瀬 今月の一冊:堀静香 今月の歌:千葉聡 前号評:稲上絵美 野川忍 乗倉寿明 かばん図書館通信 『1995年の7月号を読んで』 :みおうたかふみ 自由投稿:佐々木遥 歌会報告:東京/関西/Discord リレーエッセイ:森山緋紗 ーー かばん2025年8月号! 特別作品:来栖啓斗 齋藤けいと 坂井亮 かばんゲストルーム:吉田隼人 今月の一冊:田中有芽子 今月の歌:千葉弓子@ちば湯 リレーエッセイ:千葉弓子@ちば湯 前号評(2025年6月号評) :嶋江永うみ 歌会報告:東京/Discord 自由投稿『句またがりの効果』 :みおうたかふみ
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鈴木晴香『ところで、愛ってなんですか?』
¥2,200
--- 片想い、失恋、自己愛、友愛、性愛、推しへの愛、恋をしないこと……。歌集『夜にあやまってくれ』『心がめあて』『荻窪メリーゴーランド』など、一貫して「愛」を詠みつづけてきた著者がショートストーリーでつむぐ、新感覚短歌アンソロジー。 ここは愛の相談所〈BAR 愛について〉。入り口の看板には、三十一個のハートが光っていて、愛に悩むお客さんが毎日やってくる。 持ち込まれた愛の相談に、私は、カクテルでもタロットでも藁人形の呪いでもなく、短歌を差し出す。三十一文字という短い言葉の連なりが、どういうわけか、こんがらがってしまった愛をほどいてくれるのだ。 この星に愛の悩みは今日も生まれている。そろそろ開店時間だ。 (本文より) 【本書収録歌人一覧】 ※敬称略 魚村晋太郎/小島なお/初谷むい/雪舟えま/今橋愛/石井僚一/真野陽太朗/岡野大嗣/吉川宏志/枡野浩一/鈴木美紀子/山口文子/北山あさひ/カン・ハンナ/寺山修司/杉﨑恒夫/千種創一/大森静佳/山階基/染野太朗/多賀盛剛/永井陽子/谷川由里子/牛隆佑/柴田葵/川野芽生/石川啄木/荻原裕幸/阿波野巧也/永田和宏/工藤吉生/フラワーしげる/石川美南/穂村弘/斉藤斎藤/宇都宮敦/石井大成/吉澤ゆう子/河野裕子/鳥さんの瞼/笹井宏之/小島ゆかり/竹中優子/藤本玲未/岡井隆/立花開 /岡崎裕美子/大滝和子/黒瀬珂瀾/奥田亡羊/水原紫苑/toron*/平井弘/田中有芽子/俵万智/くどうれいん/東直子/吉田隼人/菅原百合絵/藪内亮輔/松村由利子/山崎聡子/郡司和斗/服部真里子/石川信雄/野村日魚子/木下龍也/笹公人/佐クマサトシ/平岡直子/野口あや子/山田航/長谷川麟/井上法子/鈴木晴香 (左右社)
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北海学園短歌会誌『華と硝烟』各号
¥1,000
北海学園大学短歌会誌『華と硝烟』、遂に刊行! 北海学園の初代文学研究科長であった、「菱川善夫の業績を受け継ぎ、おのおのの短歌研究賞史を練ることを目標とする」同会から、年一冊刊行されていきます。(また、編集部は同大学の田中綾研究室に置かれています。) <【創刊号】内容紹介> 会員の作品に加え、OBの石井僚一さんの作品も掲載されています。 特筆すべきは、近代短歌研究への特化だと思います。書評も、現代と、明治・大正・昭和、と分けられて掲載されています。 また、評論も厚く、口語短歌運動において重要とされる「清水信ノート」(山田航)の、新技巧派批判、新律格、新短歌の動向など、とても興味深いです! 渡辺駆さんの評論「戦争の正身(むざね)」では短歌史の意義を近代天皇制、軍国主義などを通して分析し、どう短歌に関わるべきかを論じています。 また、1940年の合同歌集『新風十人』を通して、篠弘の視点と比較しながらの、菱川善夫論も掲載。 峰艷二郎さんの評論では、フェミニズムやジェンダー理論からの批判を取り上げながら、菱川善夫の女歌論について、そこから山中智恵子の両性具有性への論について展開されていきます。 濃厚で紹介し切れませんが、表紙の書からも漂う芳しさ…!皆さんの短歌作品も素敵で、今後の会の発展が楽しみです! 是非とも、実物で味わって戴ければと思います〜!(よ) <【第2号】内容紹介> 招待作品は岡本真帆さん。 岡本真帆歌集に呼応した石井僚一さんの新作。 山田航さんは評論(総合誌向きのキャッチーな内容)&新作も発表されています。
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短歌研究 2025年9月・10月合併号
¥1,650
第61回「短歌研究賞」&第1回「短歌研究評論賞」発表号! --- 9月の新作短歌集 五十首 小島ゆかり「あかい花しろい花」 三十首 永田 紅「アザミの絮の飛ぶ国」/霧島あきら「水脈」(第六十八回短歌研究新人賞受賞後第一作) 二十首 土岐友浩「ワンツー」/金田光世「読書灯、みづうみ」/川谷ふじの「最晩年」/ショージサキ「花束の束のなか」/平安まだら「大丈夫な架け橋」 発表=第61回「短歌研究賞」 受賞作掲載 俵 万智氏「白き父」 講評 馬場あき子/佐佐木幸綱/高野公彦/永田和宏/小池 光 短歌研究賞 受賞作一覧 発表=第1回(新設)「短歌研究評論賞」 受賞者 平尾勇貴「引用と編集の詩学──ディレクターがあらわれるとき」 選考座談会 川野里子/松村正直/土井礼一郎/寺井龍哉 短歌研究評論賞 受賞作一覧 対談 あたらしい人「定家」を語る 冷泉家後嗣 野村 渚 × 第一回定家賞受賞 楠 誓英 天野 慶(コーディネーター) 十首の世界 中野功一「数ならぬもの」/淀美佑子「Living」/佐々木 朔「なにで」/さとうはな「蛍光スティック」/山本まとも「さすまた」/川上まなみ「#Dublin3 at Great Western Square」 十五首競詠 吟遊「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」 天野 慶「2025年5月15日のミャクミャクさまと」/門脇篤史「夢洲」/井口寿則「はだし」/藤田千鶴「柘榴」/山本夏子「水の星」/廣野翔一「顔変える街」 吉川宏志「1970年代短歌史」 番外編:押田晶子・元「短歌研究」編集長インタビュー 「短歌研究」の変化からみる七〇年代・八〇年代の短歌史 講演再録 =坂井修一「鷗外献呈本に見る大逆事件」 書評 高木佳子│熊谷淑子歌集『理念』 森本 平│嵯峨直樹歌集『塔』 久我田鶴子│坂井修一歌集『鷗外の甍』 1 永井正子│矢沢歌子歌集『余光』 中島裕介│松木秀歌集『Easy Livin'』 山本まとも│松村正直歌集『について』 彦坂美喜子│江田浩司歌集『艸影集』 喜夛隆子│堀井弥生歌集『しらさぎ』 七首+エッセイ 安藤直彦「ああ、自然」/青戸紫枝「五位鷺」/尾﨑弘子「百合と噴水」/小市邦子「千年後も」/後藤 香「真竹の世界」/駒板芳夫「戦時下」/湊 明子「濃緑の繁りのなかの」/森 暁香「沙羅の花」/山本忠男「根来寺」 作品季評第136回 =染野太朗(コーディネーター)/小原奈実/郡司和斗 前半=工藤吉生「二九六から三一五」/平井 弘「ゆふづき」/馬場めぐみ歌集『無数を振り切っていけ』 後半=工藤 吹「Green light」/佐伯裕子「悲しみの芯」/大崎瀬都歌集『みづぐるま』 連載 仁尾 智+宮田愛萌│「猫には猫の、犬には犬の10」 短歌とショートエッセイ シーズン2 佐藤弓生・千葉 聡│「人生処方歌集 66」 歌集歌書評・共選 岸野亜紗子/御手洗靖大 短歌時評 鈴木ちはね│「アイデンティティー」をめぐって(その2) 出張企画=歌会おじゃまします(神保町歌会とオルドバン歌会) 短歌研究詠草=島田修三 選 特選=四葉るり子 準特選=渡良瀬愛子/助野貴美子/大谷和子/藤田浩之/瑞慶村悦子/枝豆みどり/河原美穂子/柴田和彦/浅井克宏/井上政彦/村上敏之/須田 茂/新谷洋子/早崎 麗/松井正子/今井美紀子 第69回 短歌研究新人賞応募要項 (短歌研究社)
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『九重』
¥500
<1号> 小津夜景さん、笠井亜子さん、戸田響子さんをゲストに迎えた、佐藤りえさんの個人誌。 俳句や短歌の作品と、各人のエッセイ、佐藤さんの何とも洒脱な挿絵やイラストが添えられており、皆さん、エッセイ含めかなり個性的なのですが、身軽で小気味よい読後感。 <2号> ゲストに岡田幸生・近恵さん(俳人)をお迎えして作品10点とエッセイをご寄稿いただきました。 「むさしの逍遙」は秩父札所巡礼について記しました。“60年に1度の「甲午歳総開帳」とは?” <3号> 俳人・小津夜景さんがゲスト。最新句集『花と夜盗』の制作の裏側を記しています。 ぜひ、句集とともに読んでいただきたい! 『花と夜盗』 https://gatangoton.base.shop/items/69371746 佐藤りえさんの短歌120余首も収録!じっくりと味わえます。 --- ゲスト執筆者:小津夜景(敬称略) コンテンツ: 『花と夜盗』をめぐる12章/小津夜景 誌上歌集『森の中』/佐藤りえ セルフライナーノート/Peter & Ninja 刊行されたばかりの新刊句集『花と夜盗』について、作者・小津夜景さんに書き下ろしていただきました。句集制作のドキュメントとしてだけでなく、レイアウト、連作についてなど、その詩学が垣間見える文章となっています。小津夜景研究を目論む方には特にオススメです。 発行人の誌上歌集は、第一歌集『フラジャイル』以降の2004年から2021年までの未発表歌を含む120余首を掲載。セルフライナーノートを付記しています。 <4号> ゲストに伴風花さん(歌人)をお迎えして、作品とエッセイをご寄稿いただきました。 今泉康弘さん(俳人)には俳句作品と論考「パンがなければ、星の破片を」をご寄稿いただきました。 「むさしの逍遙」は高尾山について記しました。年間300万人が登山する東京の霊山、高尾山の魅力に迫りました。 <5号> ゲスト・高山れおなさんには、六百番歌合の「恋」五十題を書き下ろした『百題稽古』と、その創作についてのインタヴュー『霧中問答』をお寄せいただきました。 発行人・佐藤りえのパートは「恋」の題をでっちあげた題詠短歌12首、所沢航空記念公園をそぞろ歩く「むさしの逍遙」、台詞のないマンガ「Peter & Ninja」(増ページ・7p)となんらかの読み物「渋谷.psd」をお届けします。 <6号> デザインをリニューアルして一年半ぶりの発行です。 ゲストに岡田由季さん(俳人)をお迎えして、作品とエッセイをご寄稿いただきました。 発行人は俳句作品のほか、正岡子規に写生を教えたとされる中村不折との関係、不折の画業との関連から写生について考える「子規と写生と○○と」、セリフのない漫画「Peter & Ninja」を執筆。 連載「むさしの逍遙」は歌人・石川信雄ゆかりの地、埼玉県入間市が舞台です。幻の歌人の足跡と、彼が見たであろう景色を尋ねました。
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佐藤りえ『兎森縁起』
¥2,200
--- 2018年から2024年までの作品をまとめた佐藤りえの第二句集。 有季定型句はもちろんのこと、食の句だけの章「食休ミ」、固有名詞尽くしの「ひとやすみ」など収録。 四六変形判124頁。 装幀:濱崎実幸 装画:motoe saito
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塚田千束『星夜航路』
¥2,420
--- 船は行く星屑の帆をふくらませまだみぬおとうとらを乗せるため ー 星の光が届くころにはもう その星自体はないというのが本当かどうか私には想像できない。 ただ、私の目に映るその光だけが、 そのいまだけが、ゆるぎない真実だと思う。 (あとがきより) ー 『アスパラと潮騒』に続く第二歌集。 2023年夏から2025年春までの短歌363首。 <収録歌より> どんな名で呼んでもいいよたましいの通り道でしかないからだだよ 芍薬はひとりでひらく 人間として滅びゆくまでたった百年 思い出して あなたがかつて火だったこと美しき骨の駅だったこと てっぺんの星を飾ってみたかった記憶が凍った窓をひっかく 首のながいチューリップたち春は痩せ抱き寄せたいのにこぼれてしまう (短歌研究社)
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うた新聞(2025年1月-)
¥400
うた新聞 2025年1月号〜 ↓バックナンバーの詳しい内容は、いりの舎さんのページをご覧ください! https://irinosha.com/uta-shimbun/ ーーー うた新聞2025年1月号 <特集> 巳年アンケート 私の好きな歌集・とっておきの一冊 ーーー うた新聞2025年2月号 <特集>私のまちの冬をうたう~新作7首+エッセイ~ ーーー うた新聞2025年3月号 <特集>能登、東日本、阪神―その月日といまの思い ーーー うた新聞2025年4月号 <特集>うた新聞13周年記念特集 春の競詠作品7首・エッセイ ~私にとっての<春>という季節~ ーーー うた新聞2025年5月号 <特集>私の住まいの中で好きな<場所>を詠う~3首+エッセイ~ ーーー うた新聞2025年6月号 <特集>戦後80年・沖縄から今の思いを詠う 大辻隆弘『短歌の「てにをは」を読む』を読む ーーー うた新聞2025年7月号 <特集>農の現在、今の思いを詠う 近年刊行のオススメの歌集 ーーー うた新聞2025年8月号 <特集>戦後80年・戦時の体験、世界と日本の現在を想う (いりの舎)
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『まいだーん』
¥800
三井修が発行人を務める、短歌同人誌『まいだーん』。 アラビア語で「広場」を意味する本誌に集うのは、現代歌壇でも活躍する実力ある面々。 約40ページとコンパクトながら、読み応えのある内容です。
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【通常本予約】山田航『さよならバグ・チルドレン』(現代短歌クラシックス)
¥1,540
現代短歌クラシックス13 山田航『さよならバグ・チルドレン』 通常本の予約ページです。 発送は8月末を予定しています。 −−− 現代短歌クラシックス13 たぶん親の収入超せない僕たちがペットボトルを補充してゆく 現代歌人協会賞を受賞した山田航の第一歌集を新装版で復刊! 【収録歌より】 靴紐を結ぶべく身を屈めれば全ての場所がスタートライン ありつたけの奇跡集めて春の野にぶちまけたらやつと笑つてくれた カントリーマァムが入室料になる美術部室のぬるめのひざし 張りつめる水平線は彼方から彼方へつながれる糸電話 りすんみい 齧りついたきりそのままの青林檎まだきらきらの歯型 【著者プロフィール】 山田航(やまだ・わたる) 1983年札幌生まれ。札幌在住。歌集に『さよならバグ・チルドレン』『水に沈む羊』『寂しさでしか殺せない最強のうさぎ』。編著に『桜前線開架宣言』、エッセイに『ことばおてだまジャグリング』。 (書肆侃侃房)
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【サイン本予約】山田航『さよならバグ・チルドレン』(現代短歌クラシックス)
¥1,540
予約商品
現代短歌クラシックス13 山田航『さよならバグ・チルドレン』 サイン本の予約ページです。 発送は9月中旬を予定しています。 (通常本の発売から2-3週間後になる見込みです) −−− 現代短歌クラシックス13 たぶん親の収入超せない僕たちがペットボトルを補充してゆく 現代歌人協会賞を受賞した山田航の第一歌集を新装版で復刊! 【収録歌より】 靴紐を結ぶべく身を屈めれば全ての場所がスタートライン ありつたけの奇跡集めて春の野にぶちまけたらやつと笑つてくれた カントリーマァムが入室料になる美術部室のぬるめのひざし 張りつめる水平線は彼方から彼方へつながれる糸電話 りすんみい 齧りついたきりそのままの青林檎まだきらきらの歯型 【著者プロフィール】 山田航(やまだ・わたる) 1983年札幌生まれ。札幌在住。歌集に『さよならバグ・チルドレン』『水に沈む羊』『寂しさでしか殺せない最強のうさぎ』。編著に『桜前線開架宣言』、エッセイに『ことばおてだまジャグリング』。 (書肆侃侃房)
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羽根と根 4〜9、11号、13号
¥500
8号、入荷しました! 牛尾今日子さんの評論「演出家の顔」。短歌の私性について、これまでの論を踏まえ、真っ正面から、かなりロジカルに展開されています。熱い…! 佐々木朔さんの連作「まちあるき(全国版)」では、草津、佐渡、なんと宗谷岬まで詠んでいます!
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短歌同人誌『西瓜』
¥500
岩尾 淳子、嶋田さくらこ、江戸雪が発起人となり、関西を中心に14人のメンバーが集結し創刊された短歌同人誌『西瓜』。 〈メンバー〉岩尾淳子、江戸雪、門脇篤史、楠誓英、笹川諒、嶋田さくらこ、鈴木晴香、曾根毅、染野太朗、土岐友浩、とみいえひろこ、野田かおり、三田三郎、虫武一俊、安田茜。
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ミロコマチコ『島まみれ帳』
¥1,870
--- 絵本作家で画家のミロコマチコが、奄美大島にとっぷりつかった濃厚な時間と、愛猫との暮らしをエッセイ・イラスト・写真で綴った、読みごたえたっぷりの一冊。 4ひきのねこたちとの奄美大島への移住、家づくりや巨大台風、夜中までつづく島のお祭り、島の子どもたちとのワークショップ、メキシコでの展覧会など...ブロンズ新社のWEB連載「ミロコあたり」が書籍になりました。 34篇の「イラスト&エッセイ」と、描き下ろしイラストと53点の写真を収録。 (ブロンズ新社)
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現代短歌(2024.1〜)
¥1,100
ーー 現代短歌2024/1 no.100 第10回佐藤佐太郎短歌賞&第11回現代短歌社賞 発表号! ※井口可奈さん受賞号! ーー 現代短歌2024/3 no.101 巻頭作品50首「秋から冬へ」 俵万智 特集「新人類は今」 ーー 現代短歌2024/5 no.102 巻頭作品50首 「詩人は短歌をつくらないでください」 瀬戸夏子 特集「Anthology of 40 Tanka Poets selected & mixed by Haruka INUI」 ーー 現代短歌2024/7 no.103 特集「GAZA」 ーー 現代短歌2024/9 no.104 特集「アララギ新世紀」 ーー 現代短歌2024/11 no.105 特集「第5回BR賞 発表」 ーー 現代短歌2025/1 no.106 第11回佐藤佐太郎短歌賞&第12回現代短歌社賞 発表号! ーー 現代短歌 no.107 特集「BL」 ーー 現代短歌 no.108 特集「山崎方代 ドリル50題」 ーー 現代短歌 no.109 特集「タイムスリップ194×」 ーー 現代短歌 no.110 特集「塚本邦雄的生活」
書肆侃侃房「新鋭短歌シリーズ」一挙アップ!