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『九重』
¥500
<1号> 小津夜景さん、笠井亜子さん、戸田響子さんをゲストに迎えた、佐藤りえさんの個人誌。 俳句や短歌の作品と、各人のエッセイ、佐藤さんの何とも洒脱な挿絵やイラストが添えられており、皆さん、エッセイ含めかなり個性的なのですが、身軽で小気味よい読後感。 <2号> ゲストに岡田幸生・近恵さん(俳人)をお迎えして作品10点とエッセイをご寄稿いただきました。 「むさしの逍遙」は秩父札所巡礼について記しました。“60年に1度の「甲午歳総開帳」とは?” <3号> 俳人・小津夜景さんがゲスト。最新句集『花と夜盗』の制作の裏側を記しています。 ぜひ、句集とともに読んでいただきたい! 『花と夜盗』 https://gatangoton.base.shop/items/69371746 佐藤りえさんの短歌120余首も収録!じっくりと味わえます。 --- ゲスト執筆者:小津夜景(敬称略) コンテンツ: 『花と夜盗』をめぐる12章/小津夜景 誌上歌集『森の中』/佐藤りえ セルフライナーノート/Peter & Ninja 刊行されたばかりの新刊句集『花と夜盗』について、作者・小津夜景さんに書き下ろしていただきました。句集制作のドキュメントとしてだけでなく、レイアウト、連作についてなど、その詩学が垣間見える文章となっています。小津夜景研究を目論む方には特にオススメです。 発行人の誌上歌集は、第一歌集『フラジャイル』以降の2004年から2021年までの未発表歌を含む120余首を掲載。セルフライナーノートを付記しています。 <4号> ゲストに伴風花さん(歌人)をお迎えして、作品とエッセイをご寄稿いただきました。 今泉康弘さん(俳人)には俳句作品と論考「パンがなければ、星の破片を」をご寄稿いただきました。 「むさしの逍遙」は高尾山について記しました。年間300万人が登山する東京の霊山、高尾山の魅力に迫りました。 <5号> ゲスト・高山れおなさんには、六百番歌合の「恋」五十題を書き下ろした『百題稽古』と、その創作についてのインタヴュー『霧中問答』をお寄せいただきました。 発行人・佐藤りえのパートは「恋」の題をでっちあげた題詠短歌12首、所沢航空記念公園をそぞろ歩く「むさしの逍遙」、台詞のないマンガ「Peter & Ninja」(増ページ・7p)となんらかの読み物「渋谷.psd」をお届けします。
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『芸人短歌2』
¥700
大反響!『芸人短歌』の第2弾! 大久保八億(巻頭30首) 相川弘道(巻末10首) かが屋加賀 小松海佑 真空ジェシカ川北 真空ジェシカガク 春とヒコーキ土岡 プノまろ マタンゴ高橋鉄太郎 街裏ぴんく 表紙:長良鮎武 挿画:にぼしいわしにぼし
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【サイン入り】土岐友浩『ナムタル』
¥2,200
『Bootleg』『僕は行くよ』に続く、土岐友浩さんの第三歌集。 『ナムタル』は、メソポタミア神話の、死をもたらす悪霊。運命の意味だそうです。 それぞれの影にもたれる黒松の遊歩道から海が見えるよ 永久にトゥルーエンドがなくなって干上がった用水路をのぞく 京都から遠ざかるほど赤くなるラウンドワン行きのシャトルバス 遊歩道の見える海、干上がった用水路、シャトルバスなど、淡白なほど気軽で日常的な光景から、深遠で、生命の重みや別の世界まで繫がるような奥行きが広がります。 ローソンの牛乳瓶の看板がかすれて見える なにもない夏 今夜、月面Xが見られます 小さな橋の歩道をわたる すごく身近でカジュアルなようで、夏そのものや、月面など、ダイナミックな接続に驚かされ、ググッと解像度が上がる喜びがあります。 私家版とは思えないしっかりとしたボリュームですが、気軽な佇まい。古井フラさんの装画が奥行を増す、魅力的な1冊です!(よ) * 並製本 160頁 私家版(発行・西瓜)
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牛隆佑『鳥の跡、洞の音』
¥990
ついに刊行。牛隆佑の第一歌集。14年分、364首が詰まっています。 --- 牛隆佑第一歌集『鳥の跡、洞の音』 150頁 364首収録 組版・装丁:谷脇栗太 栞文:八上桐子、門脇篤史、西尾勝彦
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大野理奈子・塚田千束『ランデヴー夏』
¥600
春に続き待望の夏! 共に北海道在住の、大野理奈子さんと塚田千束さんの連作50首と交換エッセイを収録。
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古井フラ『音としてひとつ、手のひらにのる』
¥1,650
古井フラさんからまた、美しい詩集が届きました。 『静けさを水に、かきまわす』から繋がる新作です。 --- 喪失から生まれた詩と三篇のエッセイ。 前詩集『静けさを水に、かきまわす』の流れを汲んだもので、装画は同じくパートナーの nao による顔彩画。 表紙には銀箔押し加工をしています。前詩集同様、紙にもこだわった一冊です。
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鷹野しずか『ふとん座』
¥1,000
SOLD OUT
鷹野しずか、2作目の歌集。 短歌ブック『ふとん座』 2019〜2021年作の短歌201首収録 様々なレイアウトで短歌が展開していく、可愛くて楽しい一冊。 2021年8月29日発行 A5変形判・本文32ページ・本文2色刷り
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故永しほる『壁、窓、鏡』
¥1,000
札幌在住の詩人・故永しほるの私家版詩集。 2020年に刊行された『あるわたしたち』に続く第2詩集。 −−− 2021年に日本詩人クラブの「新しい詩の声」で最優秀賞を受賞した「咬合」をはじめ、『ユリイカ』の「今月の作品」に掲載された「うつし身」や朝日新聞夕刊の「あるきだす言葉たち」に掲載された「経緯」など、全25篇が収録されています。 『砂時計』や『崩壊系列』といった同人誌に掲載した作品も、この詩集に合った形に加筆・修正(あるいは改作)した上で収録しました。 装画はイラストレーターのヨコイジュウ(@4kuda5rana1)さんに手掛けていただきました。 機械のように精緻で、それでいて人間の情念のこもった線を描く方だと思っています。第一詩集と同じく、この詩集にはこの方の絵でなければいけないと思い、描き下ろしていただきました。 また、この詩集の表紙にはタイトルや作者名がありません。ヨコイさんの装画を目印にしてください。 (著者のnoteより引用)
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柴田望『壁/楯/ドライブ/海岸線』
¥1,430
SOLD OUT
旭川在住、詩誌「フラジャイル」主宰・柴田望の個人詩集。
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フリーしりとり『夏麻引く汽水域』
¥1,000
三島ゆかりと青山酔鳴がツイッター上で8ヶ月繰り広げた俳句バトル千句!! 表紙:田島ハル 跋文:小林苑を
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星野珠青『会おうよ』
¥800
SOLD OUT
−−− 星野珠青のミニ詩歌集。 三詩型融合作品(自由詩+俳句+短歌) 「感電する春」(第6回詩歌トライアスロン候補作品)、短歌30首連作「会おうよ」を収録。
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鷹野しずか『よる』
¥700
SOLD OUT
鷹野しずかさんの第一歌集。 2006年〜2019年上半期頃作の短歌、168首を収録。
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相撲と短歌のアンソロジー『三十一番』
¥350
SOLD OUT
--- 相撲好き歌人9名による、相撲と短歌のアンソロジーです。 子供の頃から相撲を観ていたひとや、あるきっかけがあって相撲に興味を持ち始めたひと、 それぞれの相撲愛がつまった一冊です。 参加歌人 伊波慧、いばひでき、生沼義朗、逢坂みずき、白川ユウコ、瀧音幸司、のにし、ひらり、谷じゃこ 内容 ・短歌連作、エッセイ ・ご贔屓力士一首 ・おすすめおすもうさん占い
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野球と短歌のアンソロジー『三十一回裏』
¥350
SOLD OUT
--- 野球好き歌人13名による、野球と短歌のアンソロジーです。 プロ野球12球団と高校野球のファンの歌人の、チームへの想いらや願いやらがつまりまくった連作&エッセイがつまっています。 参加歌人 石畑由紀子、伊豆みつ、小野田光、貝澤駿一、髙木一由、nu_ko、氷吹けい、廣野翔一、水沼朔太郎、山本左足、蓮、ろくもじ、谷じゃこ 内容 ・短歌連作、エッセイ ・オススメ野球本
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『やきゅうのうた』
¥250
SOLD OUT
--- Twitterで募集して集まった13人の「野球短歌」とイラストのZINEです。プロ野球、高校野球の熱いシーン、切なくなるシーンや、楽しい野球観戦、応援などなど、小さな本のなかに野球愛がぎっしりつまっています。 コンパクトでかわいい、CD解説書サイズ。 フルカラー/16ページ 短歌提供(敬称略): 伊藤雅、遠藤玲奈、貝澤駿一、川崎香里、郡司和斗、東風めかり、拝田啓佑、ひらたてる、笛地静恵、ブラスター松下、松岡拓司、やまだしょてん、谷じゃこ イラスト:谷じゃこ
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谷じゃこ『THE コとワ』
¥300
--- 臍で茶を沸かす、狐の嫁入り……など、ことわざや慣用句を勝手な解釈で短歌にした、短歌とイラストのZINE。 全ページカラーの、カラフルで楽しい一冊です。 A6/16ページ/300円 2019年9月発行
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短歌の世
¥660
SOLD OUT
榊原紘さん、橋爪志保さんによる短歌+エッセイです。 連作・「ニコニコ動画」「ビンゴビンゴ」など、楽しいのですが、エッセイパートには、エスペラント語、「HASSYはシーシャがお好き」 など、振り幅にクラクラします。 内扉には、ど肝を抜かれるのですが、お見せしません。(笑)
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小句集『良い闇や』
¥500
佐藤りえさんの小句集シリーズ!第三弾にして完結の『良い闇や』。 幻想文学の名作「夢十夜」などへのオマージュを含む幻想怪奇俳句50句と巻末エッセイ「白くて丸いものの話」を収録しています。 さらに、オマケとして「怪談牡丹灯籠双六」(紙色はアソート)が付きます。 双六の仕上がりに唸ります!
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ショージサキ『Spring Has Come』
¥700
ショージサキさんの短歌ZINE。 本文に透ける紙を使用したりとこだわりのある作りになっており、 視覚や手触りも含めて楽しめる一冊です。 --- ショージサキの写真と短歌のコラージュZINE ほぼ未発表作60首収録しています。 春の海 きみにとっての旅でありたいなただただ楽しいだけの(ショージサキ)
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大久保八億『浜離宮/プリングルズ』
¥800
2022秋の文フリ東京にて発売された、芸人短歌100首本です! --- 大久保八億の100首が収録された本です! 八億はことばを操っていて、えいやっとこねて短歌をつくっているんだと思います。一緒にことばの世界に迷い込みましょう。 チェレンコフ・ライトはじけろカーテンのうらでゴリラに手話をおしえて/大久保八億
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井口可奈『プラスチックのかたち』
¥800
2022秋の文フリ東京にて発売された、芸人短歌100首本です! --- 井口可奈の100首本です。 何かをうまくできた試しがない、というのは生活においてで、わたしは少しずつしか大人になってゆけない。誰かを失いたくない。でも、失ったら? うつくしい過呼吸スターバックスの女神の腕か鰭をひきちぎる/井口可奈
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相川弘道『SILENT NOISE』
¥800
2022秋の文フリ東京にて発売された、芸人短歌100首本です! --- 相川弘道の100首が掲載されています! 相川のことばはおまじないで、長く効く。息を吸って吐くみたいに(わたしはたばこを吸わないので肺に煙を入れる感覚がわからないが)白を体に入れてください。 聖書っぽい 〈あなたが僕のため運転してくれている〉 音楽っぽい/相川弘道
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ナイス害『午後のトラガス』
¥400
『フラッシュバックに勝つる』に続く第1.5歌集! 新作短歌100首を収録。 --- 午後のトラガスは、ナイス害の1.5歌集(ミニアルバム的な)です。 B6版 全68ページ 新作短歌100首収録 自選3首 クレープ屋のレコード棚はズル休みして集めたようなセンスの良さ 着実に実家のネコはパトロール範囲を拡げてる 頼んだよ ペンキ屋の足あと駅前まで続き松屋で消えてずっと消えない
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大野理奈子・塚田千束『ランデヴー春』
¥600
大野理奈子さんと塚田千束さんの連作50首と交換エッセイを収録。
書肆侃侃房「新鋭短歌シリーズ」一挙アップ!