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『言葉なんていらない? 私と世界のあいだ』シリーズ「あいだで考える」
¥1,760
--- 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ 「あいだで考える」 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる。 --- 『言葉なんていらない? 私と世界のあいだ』古田 徹也 私たちは言葉を通して世界やそこに住む人々とかかわり、ともに暮らしている。でも、言葉による表現はときに不正確で、誤解やトラブルの元にもなる。はたして言葉は私と人々/世界をつなぐ「メディア」なのか、はたまた両者を隔てる「バリア」なのか。そもそも私たちは、「発話=言葉を発すること」によっていったい何をしているのか?――本書はこれらの問いから出発し、哲学的な視点を携えて、言葉を旅していく。SNSをはじめ、言葉に振り回されがちな日常の中で、言葉と親しくなり、より自由につきあっていくための一冊。(装画:土屋萌児) [著]古田 徹也(フルタ テツヤ) 古田徹也(ふるた・てつや) 1979年熊本県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。主に西洋近現代の哲学・倫理学を研究。著書に『謝罪論』(柏書房)『このゲームにはゴールがない』(筑摩書房)『いつもの言葉を哲学する』(朝日新書)『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHK BOOKS)『不道徳的倫理学講義』(ちくま新書)ほか。『言葉の魂の哲学』(講談社選書メチエ)で第41回サントリー学芸賞受賞。 (創元社)
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雑誌『母の友 2024年11月号』
¥700
30話のうちの一編に、佐々木未来さんが挿絵を描かれています。 今年度いっぱい(2025年3月号)で休刊が決まった「母の友」。人気企画もこれが最後?と思うと大変残念です。ありがとう! --- 短くておもしろい童話が一挙30話! 恒例の特別企画「こどもに聞かせる一日一話」をお届けします。絵本作家、小説家、歌人、ミュージシャン、今年も様々な方がお話を寄せてくれました。後半ページでは、絵本『くだもの』の作者、平山和子さんのお嬢さん、日菜さんのエッセイ「ニューイングランドの落ち葉の季節に ~母・平山和子を見送って~」を。 (福音館書店)
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『隣の国の人々と出会う 韓国語と日本語のあいだ』シリーズ「あいだで考える」
¥1,540
--- 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ 「あいだで考える」 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる。 --- 『隣の国の人々と出会う 韓国語と日本語のあいだ』斎藤 真理子 いま、韓国の文学、音楽、ドラマや映画に惹かれ、その社会や言語に関心を持つ人はますます増えている。本書では、著者が韓国語(朝鮮語)を学び始めた背景、この言語の魅力、痛みの連続である現代史と文学の役割、在日コリアンと言語のかかわりなどを、文学翻訳の豊かな経験から親しみやすく語る。文字、音、声、翻訳、沈黙など、多様な観点から言葉の表れを捉え、朝鮮半島と日本の人々のあいだを考える1冊。(装画:小林紗織) [著]斎藤 真理子(サイトウ マリコ) 1960年新潟県生まれ。韓国文学の翻訳者。著書に『本の栞にぶら下がる』(岩波書店)『曇る眼鏡を拭きながら』(くぼたのぞみとの共著、集英社)『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス)、訳書にハン・ガン『別れを告げない』(白水社)チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)パク・ミンギュ『カステラ』(共訳、クレイン)ほか多数。 (創元社)
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『ホームレスでいること 見えるものと見えないもののあいだ』シリーズ「あいだで考える」
¥1,540
--- 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ 「あいだで考える」 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる。 --- 『ホームレスでいること 見えるものと見えないもののあいだ』いちむら みさこ 著者は公園のテントに20年以上暮らし、ほかのホームレスたちと共に生きる場をつくりながら、ジェントリフィケーションやフェミニズム、貧困などをめぐる活動をしてきた。本書では、公園や路上での生活や、ほかのホームレス女性たちとの営み、街の再開発とそれに伴うホームレスの追い出し、ホームレスへの襲撃などを伝え、現代社会の風景の中の「見えているのに見えないことにされているもの」「隠されているもの」「消されたもの」について、読者に語りかける。(装画:いちむらみさこ) [著]いちむら みさこ(イチムラ ミサコ) 2003年から東京都内の公園のブルーテント村に住み、仲間と共に物々交換カフェ「エノアール」を、また、ホームレス女性のグループ「ノラ」を開く。国内外でジェントリフィケーションやフェミニズム、貧困などをめぐる活動をしている。著書に『Dearキクチさん、ブルーテント村とチョコレート』(キョートット出版)、責任編集書に『エトセトラ VOL.7 くぐりぬけて見つけた場所』(エトセトラブックス)がある。『小山さんノート』(エトセトラブックス)編者の「小山さんノートワークショップ」メンバー。 (創元社)
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『ハマれないまま、生きてます こどもとおとなのあいだ』シリーズ「あいだで考える」
¥1,760
--- 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ 「あいだで考える」 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる。 --- 『ハマれないまま、生きてます こどもとおとなのあいだ』栗田 隆子 「『大人になる』ってどういうこと?」「私、何歳になっても『大人になった』気がしない」──いま、子どもと大人の境界はますます曖昧になっている。本書では、子どもにも大人にもハマれないまま生きてきた著者が、自らの内なる「子どもと大人のあいだ」を見つめ、そこにうごめく性と暴力、死への衝動や生きることへのあがきを正直に、時に飄々と描く。そして幼少時から周囲の求める「○○らしさ」と闘い、やがてフェミニズムとキリスト教に出会い、言葉と思想を獲得してきたプロセスを語りだす。子ども/大人の二分法を超えて、「ひと」のありようを問う1冊。(装画・ミロコマチコ) [著]栗田 隆子(クリタ リュウコ) 栗田隆子(くりた・りゅうこ) 1973年神奈川県生まれ。文筆家。大阪大学大学院で哲学を学び、シモーヌ・ヴェイユを研究。その後、非正規労働者として働きながら女性の貧困や労働問題の解決に向けたアクションを行うグループやネットワークにかかわる。現在は新聞・雑誌などでの執筆を中心に活動。著書に『呻きから始まる 祈りと行動に関する24の手紙』(新教出版社)、『ぼそぼそ声のフェミニズム』(作品社)、共著に『高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか?』(光文社新書)など。 <訂正のお知らせ> 2024年5月刊行の『ハマれないまま、生きてます こどもとおとなのあいだ』(栗田隆子[著])に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。 訂正内容につきましては、下記をご参照ください。 【38ページ15行目~39ページ1行目】 (誤)あるいは私が子どもの頃は、親はもとより教師からの体罰もあたりまえだったが、2020年以降、体罰は法律で禁止されている。 ↓ (正)あるいは私が子どもの頃は親はもとより教師からの体罰は当然で、法律で禁止されるような行為ではないと思いこまされていた。 ※p.38~39の上記の記述について、学校における教師による体罰は、明治時代の教育令や小学校令ですでに禁止されていました。また、現行法である学校教育法11条でも、体罰は禁止されています。元の文章では、教師の体罰も2020年以降に禁止されたように読めてしまうため、「あるいは私が子どもの頃は親はもとより教師からの体罰は当然で、法律で禁止されるような行為ではないと思いこまされていた。」と著者より訂正をいたします。 (創元社)
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『能力で人を分けなくなる日 いのちと価値のあいだ』シリーズ「あいだで考える」
¥1,540
--- 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ 「あいだで考える」 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる。 --- 『能力で人を分けなくなる日 いのちと価値のあいだ』最首 悟 本書は、著者の第4子で重度の知的障害者である星子さんとの暮らしや、津久井やまゆり園事件の犯人「植松青年」との手紙のやりとり、また1977年から通い続けた水俣の地と水俣病などについて、10代の3人の若者を相手に語った記録である。能力主義と優生思想、人とのかかわり、個・自立・責任、差別、脳死、人の生死といのち……などをめぐって話しあい、いのちに価値づけはできるのか、「共に生きる」とはどういうことかを考える。(装画:中井敦子) [著]最首 悟(サイシュ サトル) 最首悟(さいしゅ・さとる) 1936年福島県生まれ。生物学者、社会学者、思想家。東京大学教養学部助手を27年間務め、1977年より第一次不知火海総合学術調査団(水俣病に関する実地調査研究)に参加、第二次調査団長を務めた。また障害者の地域作業所「カプカプ」の設立・運営に携わる。現在、和光大学名誉教授。著書に『いのちの言の葉』(春秋社)『新・明日もまた今日のごとく』(くんぷる)『「痞」という病いからの』(どうぶつ社)『星子が居る』(世織書房)ほか多数。 (創元社)
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『「母の友」特選童話集 こどもに聞かせる一日一話』
¥1,650
雑誌「母の友」で長く続く人気企画を、ぎゅぎゅっとまとめて単行本化。 30のお話、全てを読まなくてもいいんです。気に入ったお話を何度でも、忘れた頃に何度でも。 珠玉の短編たちが、お話の世界への入り口を開いて待っています。 --- “お話”の世界に遊びにいきましょう。 「こどもに聞かせる一日一話」は、福音館書店の雑誌「母の友」で長く続く人気企画です。短くておもしろい童話を30話一挙に掲載。気軽に読めて、子どもとおとなが一緒に楽しめると毎年好評をいただいています。この本には、21世紀以降、約20年分の「一日一話」から選んだ楽しいお話を中心に『ぐりとぐらのピクニック』や『だるまちゃんとうらしまちゃん』など、過去に「母の友」だけに掲載された、絵本の人気者たちの未単行本化作品を収録しています。 (福音館書店)
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【サイン本】古賀及子『おくれ毛で風を切れ』
¥1,980
『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』の未収録作と、書き下ろしを加えた日記エッセイ第二弾! 古賀さんの愉快でじんわりする日々に、まだまだ浸っていきましょう。 --- 「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト第2位『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』の著者による日記エッセイ まだまだあった前回未収録作に加え、書き下ろしを含む新たな日記を収めた第2弾 母・息子・娘、3人暮らしの、愉快で多感な日々 「暮らして、暮らして、暮らしきる」 【推薦】 日記文学のオールタイム・ベストに加えたい。 ――牟田都子(校正者) 実在する優しい日々が私の心をほぐしてくれました。 古賀さん! こっちまで幸せになっちゃいますよ。 ――藤原麻里菜(「無駄づくり」発明家) (素粒社)
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『根っからの悪人っているの? 被害と加害のあいだ』シリーズ「あいだで考える」
¥1,760
--- 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ 「あいだで考える」 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる。 --- 『根っからの悪人っているの? 被害と加害のあいだ』坂上香 著者の映画作品『プリズン・サークル』は、日本で1か所だけ、刑務所の中で行われている「TC(回復共同体)」という対話による更生プログラムを、20 代の受刑者4 人を中心に2 年間記録したドキュメンタリー。本書は、この映画を手がかりに、著者と10 代の若者たちが「サークル(円座になって自らを語りあう対話)」を行った記録である。映画に登場する元受刑者の2 人や、犯罪被害の当事者をゲストに迎え、「被害と加害のあいだ」をテーマに語りあう。(装画:丹野杏香) ◆ 坂上香(さかがみ・かおり) 1965年大阪府生まれ。ドキュメンタリー映画作家。NPO法人out of frame代表。一橋大学大学院社会学研究科客員准教授。映画作品に『Lifers ライファーズ 終身刑を超えて』『トークバック 沈黙を破る女たち』『プリズン・サークル』(文化庁映画賞・文化記録映画大賞受賞)、著書に『プリズン・サークル』(岩波書店)などがある。 (創元社)
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『風をとおすレッスン 人と人のあいだ』シリーズ「あいだで考える」
¥1,540
--- 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ 「あいだで考える」 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる。 --- 『風をとおすレッスン 人と人のあいだ』田中真知 中東やアフリカで長年過ごしてきた著者が、旅の経験や、古今東西のさまざまな文化や文学作品などの例をとおして、人と人との「あいだ」、また自分自身の中の「あいだ」を見つめ、そこに風をとおし、互いに自由になれる関係をつむぐ道を考える。迷いや悩みの多い10代やすべての方たちにとって、「私」も他者も大切に、軽やかに生きていくレッスンとなる一冊。(装画:nakaban) ◆ 田中真知(たなか・まち)1960年東京都生まれ。作家、あひる商会CEO、立教大学観光研究所研究員、元立教大学講師。エジプトに8年にわたって滞在し、中東・アフリカを旅して回るなかで、コミュニケーションや対話について考えるようになり、あひる商会を設立。著書に『旅立つには最高の日』(三省堂)『美しいをさがす旅にでよう』(白水社)『孤独な鳥はやさしくうたう』(旅行人)『増補 へんな毒 すごい毒』(ちくま文庫)ほか多数。『たまたまザイール、またコンゴ』(偕成社)で第1回斎藤茂太賞特別賞を受賞。 (創元社)
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『ことばの白地図を歩く 翻訳と魔法のあいだ』シリーズ「あいだで考える」
¥1,540
--- 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ 「あいだで考える」 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる。 --- 『ことばの白地図を歩く 翻訳と魔法のあいだ』奈倉有里 ロシア文学の研究者であり翻訳者である著者が、自身の留学体験や文芸翻訳の実例をふまえながら、他言語に身をゆだねる魅力や迷いや醍醐味について語り届ける。「異文化」の概念を解きほぐしながら、読書体験という魔法を翻訳することの奥深さを、読者と一緒に“クエスト方式”で考える。読書の溢れんばかりの喜びに満ちた一冊。(装画:小林マキ) ◆ 奈倉有里(なぐら・ゆり) 1982年東京都生まれ。ロシア文学研究者、翻訳者。ロシア国立ゴーリキー文学大学を日本人として初めて卒業。著書『夕暮れに夜明けの歌を』(イースト・プレス)で第32回紫式部文学賞受賞、『アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯』(未知谷)などで第44回サントリー学芸賞受賞。訳書に『亜鉛の少年たち』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著、岩波書店、日本翻訳家協会賞・翻訳特別賞受賞)『赤い十字』(サーシャ・フィリペンコ著、集英社)ほか多数。 (創元社)
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『SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ』シリーズ「あいだで考える」
¥1,540
--- 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ 「あいだで考える」 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる。 --- 『SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ』戸谷洋志 あなたに考えてほしいのは、 「SNSをどう使うべきか」といったマニュアル的なことではなく SNSを使っているあなた自身が何者なのかという問いなのです。 承認・時間・言葉・偶然・連帯。 SNSを使う私たちを描く 新しい哲学の本。 10代の生活にすっかり溶け込んでいるSNSの利用をめぐるさまざまな現象――「ファボ」「黒歴史」「#MeToo運動」など――を哲学の視点から捉え直し、この世界と自分自身への新しい視点を提供する。若い読者に「物事を哲学によって考える」ことの面白さと大切さを実 践的に示す一冊。(装画:モノ・ホーミー) ◆ 戸谷洋志(とや・ひろし) 1988年東京都生まれ。関西外国語大学英語国際学部准教授。専攻は哲学・倫理学。技術思想および未来倫理学を探究する傍ら、「哲学カフェ」の実践などを通じて、社会に開かれた対話の場を提案している。著書に『スマートな悪』(講談社)『ハンス・ヨナスの哲学』(角川ソフィア文庫)ほか多数。 (創元社)
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『自分疲れ ココロとカラダのあいだ』シリーズ「あいだで考える」
¥1,540
--- 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ 「あいだで考える」 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる。 --- 『自分疲れ――ココロとカラダのあいだ』頭木 弘樹 自分を好きとか嫌いとかに関係なく、 「自分がしっくりこない」「自分でいることになじめない」 というような違和感を覚えたことはないだろうか? なぜ、自分に疲れてしまうのか。 「自分」とは何なのか? 難病のカラダを持つ著者の ココロとカラダの探究ガイド。 難病の実体験に基づいたユニークな文学紹介活動を展開している著者が、「自分自身でいることに疲れを感じる」「自分自身なのになぜかなじめない」といった「違和感」を出発点にして、文学や漫画、映画など多彩なジャンルの作品を取り上げながら、心と体の関係性について考察していく。読者が「私だけの心と体」への理解を深める一助となる一冊。(装画:香山哲) ◆ 頭木弘樹(かしらぎ・ひろき) 文学紹介者。20歳のときに難病(潰瘍性大腸炎)にかかり、13年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いになった経験から『絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社/新潮文庫)を編訳。著書に『食べることと出すこと』(医学書院)『ひきこもり図書館』(毎日新聞出版)ほか多数。 (創元社)
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『18歳までに子どもにみせたい映画100』有坂 塁
¥2,530
--- \駆け足で大人になっていく君に贈る100の映画/ 蓄積された膨大な映画データと、独自のセンスで作品をセレクトし、 全国の博物館、美術館、商業施設、イベントなどで 映画上映を行っているユニット、キノ・イグルー。 幼い頃からYouTubeに親しみ、サブスクリプションサービスを通じて 新旧問わずさまざまな映画に触れられる機会が増えている今、代表の有坂塁のもとには 「子どもに何を観せたらいい?」「どんな作品があるの?」 という問い合わせや上映依頼が急増中です。 本書では、学校では教えてくれないことも大切な歴史や文化もすべて詰まっている映画を 有坂塁がさまざまなテーマに沿って100作品を厳選。 セレクトするだけに留まらず、有坂ならでは視点で見どころを紹介し、 それぞれの作品の先に待っている”映画体験”までを詳しく解説。 関連作を合わせると合計300作品を掲載し、 ひとつとして同じではない映画の魅力と それを体験することの素晴らしさを1冊に凝縮! 親子で楽しめる、決定版映画ガイドブックです。 <作品セレクトテーマ> ※一部 ●子どもたちだけの冒険 ●学校をズル休みした日に観る映画 ●僕だけのヒーロー/ヒロイン ●落ち込んだとき/上手くいかないとき ●ドキュメンタリー映画も観てみよう ●こんな職業もアリかも!? ●映画に音がなかったとき ●学校では教えてくれないこと ●父の大きな愛/母の深い愛 ●君は君のままでいい ●かっこいい先輩 ●友達は大事にしろよ ●大人ってサイコー! ●さあ、旅に出よう (KADOKAWA)
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五味太郎『もみのき そのみを かざりなさい』
¥1,650
--- 五味太郎さんの名作クリスマス絵本、待望の復刊! クリスマスイブに、いろいろな場所で、さまざまなものが、クリスマスをむかえる準備をしています。ポストカードサイズの五味太郎さんの美しいイラストレーション、添えられる短い言葉。絵と言葉を感じ、おごそかな気持ちになれる、名作クリスマス絵本の復刊です。 <編集者のおすすめポイント> 藍色の夜空に光るひとつの星の絵。添えられるテキストは「ほし めざめなさい」。そこからはじまる、静物画のような21枚のイラストレーション。味わい深い絵としみわたる言葉は、読むだけでない、余韻をたのしむ作品です。1981年に刊行され、愛され続けてきたロングセラー。ひさしく絶版となっていた作品を、新たに原画からスキャンし、デザインし直し、2020年版に生まれ変わった名作の復刊です。時代や国を超えて愛される、五味太郎の神髄がつまった絵本。自分のために、大切な人へのプレゼントに、何度も繰り返し読んでみてください。 (アノニマスタジオ)
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『パンでわかる包括的性教育 入学前までにやっておきたい!将来のための30のこと』
¥1,430
世界で一番やさしい性教育本!(帯文より) 「性教育」と聞くとドキドキ、ドギマギしてしまう人も少なくないかもしれませんが、 本書には大人が頭に思い浮かべるような「性表現」はほぼありません。 しかも、人ではなく「パン」を使って表現しているので安心して開くことができ、 ニシワキタダシさんの可愛くユーモアのある挿絵にクスッと微笑みながら、 「包括的性教育」「多様性」「子どもとの関わり方」について知ることができます。 「入学前までにやっておきたい!」というサブタイトルの通り、 未就学児のお子さんや、これから子どもが生まれるという方に特におすすめです。 小学生のお子さんをお持ちの方でも、まず初めの一冊としては参考になると思います。 --- 子どもを守るために、まずはおとなが知る! 「子どもの行動範囲が広がってきて成長を感じる一方、心配…」 「性教育に対してどうしても抵抗がある...」 「気にはなっているけど、何から始めたらいいかわからない…」 そんなママ・パパ必読! いま世界で学ばれている「包括的性教育」は、 多様性や人権を軸に、自分や相手を大切にすることからスタートします。 子どもが幼い頃から自分で自分の身を守り、 自分らしくハッピーに生きていくために、親が日常でできることとは? ユネスコ「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」の翻訳者である浅井春夫先生監修のもと、 性教育のイメージががらりと変わる新しい視点で、 おさえておきたい最初の30項目をお伝えします。 ●子どもが「自分のからだは自分だけのからだ」と知るために →3歳頃から自分のからだを自分で洗う習慣をつける ●子どもが嫌なことに対し「NO!」と言えるようになるために →親子で日頃から快・不快の気持ちを言葉にして伝え合う ●子どもが「性別に関わらずみんな平等」と知るために →親がジェンダーに縛られず、選択の自由を子どもに与える など (出版社紹介ページより)
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【初版】ヨシタケシンスケ『しかもフタが無い』(文庫)
¥880
今や絵本作家として大人気のヨシタケシンスケさん。初の絵本『りんごかもしれない』から遡ること10年前に出版された、デビュー作のスケッチ集。 くすっと笑えたり、うんうんとうなずいたり。なんだか疲れた時にパラパラとページをめくると、心が軽くなる。 そんな、”ヨシタケシンスケ”のエッセンスがぎゅぎゅぎゅっと凝縮された一冊が、待望の文庫化! 初版限定で、カバー裏全面に、描き下ろしイラストエッセイ「カバーのウラのものがたり」を収載! −−− ヨシタケシンスケさんのデビュー作を文庫化! ヨシタケさんは、日々、思いついたことをそのままメモする「アイデアスケッチ」をおこなっています。それらは「創作の原点」であり「絵本の種」でもあります。本書は、30 歳までに描きためたアイデアスケッチをそのまま本にしたものです。くすっと笑えて、なぜかほっとするイラスト集。ヨシタケさんの「頭の中」に読者をご招待します。
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『ちきゅうパスポート』
¥1,980
子どもたちへ贈りたい「想像の国」が描かれた、希望ある未来へのパスポート。 あべ弘士さん、石川えりこさん、ささめやゆきさん、田島征三さんと、編集者らが発起人となり、24人の絵本作家が共作した蛇腹折りの小さな絵本が誕生しました。 --- いま同じ地球の上で、戦争に巻き込まれ、苦しんでいる子どもたちがいます。また、地球を覆うパンデミックも、なかなか収束しません。この閉塞感のある日常で、国境を越えてえて子どもたちに希望を伝えたいと、絵本作家たちによる「ちきゅうパスポート」という企画が動き出しました。 国境のない国々を想像力で自由に行き来でき、地球上のみんなが手と手を結びあえる、ジャバラ絵本の形を考えました。絵本作家には、1見開きずつ「想像の国」を考えていただき、次の国へとつながるような絵を描いていきました。 日本をはじめ6か国の24名の絵本作家が、子どもたちへのメッセージとして描いた作品がこの『ちきゅうパスポート』です。 ※本書の収益の一部は、ウクライナの子どもたちを支援する団体へ寄付されます。
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【サイン本あり】古賀及子『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』
¥1,870
SOLD OUT
20周年を迎えたウェブメディア・DPZ(デイリーポータルZ)の編集部員・ライターを務める古賀及子(ちかこ)さん、初の単行本! 古賀さんの日記を読んでいると、ただ過ぎていく何でもないような日々も、実はたくさんの小さなドラマの集まりなんだと気付かされ、うれしくなってにやにやしてしまいます。 娘と息子との会話ややりとりが楽しく、ひとりの人間としてのリスペクトも感じられて、ああいいなあと。 --- ウェブメディア「デイリーポータルZ」編集部員・ライターの著者による大人気ウェブ日記を書籍化。書き下ろしを含む2018年から2022年までの日記より、103日分をあつめた傑作選がついに刊行! 【目次】 2018年 心の霧が晴れた隠喩 一緒に普通の量を食べて生きていこう 2019年 どこかの母の模倣だな こんなでたらめな昼飯があるのか 雨のついた網戸に消しゴムなげてみ 「楽しいよ!」と書いてあると泣きそうになる 資産を有効活用して一日気分がいい 鋭角的にかわいい、鈍角的にもかわいい 水筒という家事がある 空気があったまって膨張したんじゃないの 俺はどうなってしまうのだろう 「あるなら食べる」ほど豊かなことはない 今日の3時ごろすごかった クイズの脇が甘い ケーキに隙間をみつけてくやしくて泣いた 0.5人の自分 みんなかわいいかわいいと言って見ています 思えばずっと誰かの歯が抜けていた 冷蔵庫ではないこれはタンスだ フィクションは雑でも平和だが現実は優しいほうがいい それでもサンタは強引に来た 2020年 横からスッとドラえもんが入ってくる ぬいぐるみが助け いつも私をどん欲に確認する ていねいに細かく拾って牽制していく 月ばかりみているがそれがいい 椅子の下を這って通り過ぎた 屈辱要素なくわたしをパシらせて 決めてもらえると楽でありがたい 28年の月日を経て落第がむくわれた 子どもが子どもの世界の情報を交換している なみへい、ふな 今日もかわいいですね 純粋なから揚げの行列 やることがなくて優雅 きっと一生なおらない 体はコンビニに入っていった 送り迎えのことばかり考えていた 気球の絵だ ふたりで絶対に半分 夜中に目を覚ましたいからもう寝る チャーハンに気持ちが集中した いつも自分を気分よくしている 元服である みんな歯を投げているらしい ナンから煙が出ているぞ 心を揺さぶらない映画を見きわめる 塩で召し上がるのは後ろめたい ちょっと踊ったりすぐにかけだす つつみかくさない自意識 誰かが重いな 真逆の「屋」が来てしまったな 知ってるやつ以外ぜんぶうそみたい サンタが誰かを知っている人にも来る 全身に力を込めて体をぶるぶるふるわせるから見てて 意外な思春期の来かたをしている スーコー言わずに飲んでみよ 2021年 あとはエアコンだけある いまいちばんどうでもいいこと 歯が小さいのだが 私だけが実情を知り不明を実感している、わかっている私がいちばんわかっていない 30秒は10秒が3個 歯の皮一枚 腸壁の側を皮膚にする なにも起こらない予感 菓子パンは子にやる 糊を買いにいこうくらいの誘い 世界一の墓 餃子の数を数えて とらわれなさが真実をつかむ コロナ時代の買い食い ピザが食べ足りないのは絶対に嫌だ 本当に家族で楽しいだろうか 午後7時25分、逮捕 らくだだと思っていますか? 世の中たいていのことはうまくいかない、なのに ウーバーイーツのみなさんがぜんぶカブの出前だったら まだまだ地力を出してはいないはずです あらぶる群衆 さまざまな感情を一度に持たすなよ ちゃんとしたファンの人が使う言葉 遊んで暮らさず商売を 治る自信のある肋骨 2022年 とりあえず子らにバナナを渡す 来たな待っていたぞ 前提としてとても明るい すべてが謎のトラックが 確認して両替を頼む 安ジャムと高ジャム ペットボトルを海に捨てない 心が遭難している 家のことは、なにもかも忘れてしまう いないと本当にいない 壺のなかのグリーンカレー 奥にある真のおかえり 目にした景色を見せて 夜に帰る 無料のお菓子はかなしいか ぬいぐるみは動の物 じゃあなにを食べていたのか 今日は絶対に死ねない 静かに静かに終わっていく 骨といわれたほうがよかった あとがき 【著者プロフィール】 古賀 及子(こが ちかこ) 1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。ライター、編集者。 2003年ウェブメディア「デイリーポータルZ」にライターとして参加、2005年同編集部に所属。「納豆を1万回混ぜる」「決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで」「アイドルの話はプロレスの話に翻訳できるか ~文化にも通訳が必要だ~」などを執筆。 2018年10月はてなブログで日記の毎日更新を開始し、2019年からは同人誌としての頒布も行う。日記は現在もnoteに不定期で更新している。 (出版社:素粒社)
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山崎ナオコーラ『母ではなくて、親になる』
¥869
タイトルに引っかかる人も多いのでは? 子どもが生まれたことで大きく変わるアイデンティティ、社会との関係性。 誰もが「そういうもの」だと当然のように受け入れてきたものへの違和感を、 著者はエッセイの中で淡々と綴ります。 母、子ども、家族、そして夫の役割とは。 価値観が大きく変わる時代。もやっとした思いを感じたことがある人はぜひ。 --- 妊活、健診、保育園落選……三十七歳で第一子を産んだ人気作家が、赤ん坊が1歳になるまでの、親と子の様々な驚きを綴ってみると!? 単行本刊行とともに大反響を呼んだ、全く新しい出産子育てエッセイ。
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『大人も読みたい こども歳時記』
¥1,760
--- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉 日本初の本格的子どものカラー歳時記です。日本初ということは、世界初、いえいえ宇宙初(!)です。タイトルの「大人も読みたい」は、ただのうたい文句ではなく、大人にもぜひ読んでいただきたい、読み応えある本格的な内容となっています。 〈 書籍の内容 〉(※一部抜粋) 本書は、子どもの興味をひき、また生活に密着した季語を370余りとりあげ、全ての季語にわかりやすくて本格的な解説をつけ、子どもの秀句と大人の句をとりあげ、美しいカラー写真とともに楽しめる内容となっています。 監修は、「朝日俳壇選者」読売新聞俳句コラムの執筆者であり、読売文学賞はじめ数々の賞に輝く、俳句界のトップランナー長谷川櫂氏。また、ぜひ覚えてほしい古今の名句を、新聞雑誌などで活躍の俳人により解説したコラムも読み応えがあります。 初心者にもわかりやすい、「俳句の作り方のポイント」や「句会のやり方」などのコラムも実践的ですぐに役に立ちます。
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『ピーターラビットのクリスマス 25の物語のアドベント』
¥2,750
なんて素敵な本でしょう! 12/1から12/25まで、一日一話とクリスマスにまつわるアイデア(工作や遊び)が紹介されています。毎年楽しめて、親から子へと世代を越えて読み継いでいける良本です。 --- ピーターラビットはわくわくしています。だって、もうすぐクリスマス!雪ウサギを作って、クリスマスのごちそうをいただいて、プレゼントの用意もしなくちゃ…。ピーターは、クリスマスのある12月が大好きです。この物語は12月を楽しむのにぴったり。アドベントカレンダーをめくるように1日ごとに1章の心あたたまるお話が書かれ、家族や友だちといっしょにする遊びが紹介されています。
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『はいくないきもの』皆川明/絵 谷川俊太郎/文
¥1,650
--- ふしぎな姿かたちのいきものと俳句調のことばによって描かれる唯一無二のアート絵本 においをかぎたい、空を飛びたい、歌をうたいたい……そう強く願ううちに、ちょっと変わった姿かたちになった12の「いきもの」たち。 「おしめしべ まだのんなりむ かふっふん」と、意味がないようであるような、ふしぎなことばは、五七五の俳句調になっています。
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『こども「折々のうた」100』
¥1,650
--- 10歳から大人まで俳句・短歌入門に最適! 日本文学史上に輝く現代の詩歌選集『折々のうた』の中から、10歳から読んでほしい短歌と俳句をそれぞれ50ずつ選び、分かりやすく解説しました。 登場する作者は、73人。 万葉集掲載の額田王・柿本人麻呂から、平安時代の歌人和泉式部、江戸時代に活躍した松尾芭蕉・小林一茶、近現代の歌人石川啄木など、 教科書でもなじみ深い作者から現代作者までの作品を 時代の流れに沿って並べ替えました。 俳人の長谷川櫂さんによる前書きの一部を紹介します。 「人生には恋も老いも死もあることを、子どものうちから知っておいていい、知っていなくてはならないのではないかと考えて「大人向け」の短歌や俳句も入れることにしました。 こうしてこの本は短歌や俳句を知るだけでなく、人間一生の案内図になりました。 君たちの長い人生の「折々に」ページを開いていただけたらいいなと願っています」。 すべての漢字と歴史的かなづかいにふりがなをつけ、詩歌には現代語訳と、大岡信さんの解説文には、ことばの解説をつけました。 解説文もあわせて読んでいただくことで、短歌や俳句の味わい方がわかり、読むことが楽しくなっていきます。 (小学館紹介文より)
書肆侃侃房「新鋭短歌シリーズ」一挙アップ!