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『現代短歌パスポート5 来世イグアナ号』
¥1,100
--- 大好評の書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、最新刊! 斉藤斎藤 山崎聡子 堀静香 吉田隼人 井上法子 佐々木朔 石井僚一 丸山るい 野口あや子 内山晶太 【収録作品】 佐々木朔「新市街」 井上法子「碧瑠璃」 丸山るい「遠景」 堀静香「ひらひらと四股」 野口あや子「サブスク」 内山晶太「逃げてゆく馬たちの」 山崎聡子「越冬隊」 斉藤斎藤P「呼吸のように」 吉田隼人「nunc aeternum」 石井僚一「ありがとアーメン、さよならグッバイ」 (書肆侃侃房)
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瀬戸夏子『そのなかに心臓をつくって住みなさい』
¥990
--- Meteora Library vol.01 瀬戸夏子の第一歌集をペーパーバックで13年ぶりに復刊。 太陽と月に背いてごみ箱のヴェルレーヌ埋葬費用九百フラン ではなく雪は燃えるもの・ハッピー・バースデイ・あなたも傘も似たようなもの そのなかに心臓をつくって住みなさい春の心臓抜かれるところ (現代短歌社)
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『短歌上達のヒント』横山季由
¥1,980
--- 土屋文明の謦咳に接し、吉田正俊、宮地伸一、小谷稔らの指導を仰ぎ、半世紀以上の長きにわたり、アララギの作歌を学んできた著者。選者をつとめる北陸アララギ誌「柊」に連載中の「歌のヒント」を改稿、初心者に作歌の理論と実践を懇切にアドバイスした好著。 (現代短歌社)
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『安住』
¥700
--- 歌王子あび&宮崎県在住の歌人・井口寿則の合同短歌本。 歌王子あび 短歌連作「ひかりら」 井口寿則短歌連作「ダイブ・イントゥ・ザ・グッドナイト」 お互いの連作について語り合った約3時間分の対談も収録!
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『現代短歌パイレーツ 宮崎編』 編・井口寿則
¥1,200
--- 2024年に宮崎県を訪れた短歌作家に、 ①新作短歌連作、②「宮崎県」をテーマにしたエッセイ を寄稿していただき、一冊の本にしました。 寄稿者は、歌集を刊行している歌人や新人賞受賞者といった第一線で活躍している方々から、毎年宮崎県で開催される牧水・短歌甲子園の優勝チームのメンバーら現役高校生、大学生までと、幅広く寄稿いただいております。 広い世代の短歌を楽しみ、また、宮崎県の紀行本としても読むことができる一冊となっております。
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【サイン本予約】写真歌集『あなたに犬がそばにいた夏』 短歌 岡野大嗣 写真 佐内正史
¥2,090
予約商品
写真歌集『あなたに犬がそばにいた夏』 (短歌 岡野大嗣 写真 佐内正史) サイン本の予約ページです。 発送は6月上旬を予定しています。 --- 歌人の岡野大嗣が生まれ育った大阪の街を、 写真家の佐内正史と巡った夏の記憶。 2023年の7月と2024年の8月、2年をかけてつくった短歌102首と写真42枚を収録。 造本は180度開くコデックス装で、写真が美しく展開されます。 【収録歌より】 人がきて信用金庫の自動ドアひらいて夏がひらめいていく きらきらと風を車に呼び込んで午前みたいに午後をはじめる かつてあった出版社の美しい名に会話が混線して花が咲く 声がして水遊びだとわかる声 二時から二時の声がしている 郷愁は遠いところをやってくる未来にちょっと寄り道をして 【著者より】 〈東京から黄色い車でやってきた佐内さんと歩いた夏。 短歌が写真に、写真が短歌になる瞬間をお楽しみください!〉 岡野大嗣 〈写真の時差の中にいた2年間! 「そば犬」をよろしくお願いします!〉 佐内正史 装丁:佐々木暁 短歌102首、写真42点収録 【著者プロフィール】 ●岡野大嗣(おかの・だいじ) 歌人。2014年、第1歌集『サイレンと犀』を刊行。2018年に木下龍也との共著『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』、2019年に谷川俊太郎と木下龍也との共著『今日は誰にも愛されたかった』、第2歌集『たやすみなさい』、21年に第3歌集『音楽』、2023年に第4歌集『うれしい近況』、2024年に短歌と散文集『うたたねの地図 百年の夏休み』、作品集『時の辞典 365日の短歌』を刊行。 ●佐内正史(さない・まさふみ) 写真家。1997年、写真集『生きている』でデビュー。2002年『MAP』で第28回木村伊兵衛写真賞受賞。2008年に独自レーベル「対照」を立ち上げる。近著は『写真の体毛』『静岡詩』『写真がいってかえってきた』。曽我部恵一とのユニット”擬態屋”では、詩と朗読を担当。境界線はない。近年の展覧会に「展対照<第二部>」Vacant(東京、2025年)、「写真がいってかえってきた」book obscura(東京、2024年)、「静岡詩」タカ・イシイギャラリー(東京、2023年)、「静岡詩」静岡市美術館(静岡、2023年)、など。 (ナナロク社)
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藤本玲未『テリーヌの夢』
¥1,980
--- 言葉が生き物みたいだ。意志を持って出会い、寄り添い、新しい情感が生まれる。言葉が楽しいと、この世も捨てたもんじゃないんだね。ーー東直子 『オーロラのお針子』で注目の著者による、11年ぶりの第二歌集。 〈収録短歌より〉 書きかけのノートをめくる風があるあさって水族館に行こうよ うっとりとフルーツサンドの金縁のお皿の底をひっくり返す 女の子たちの群れから本体を取り出すように絵筆を濡らす 家系図の今どのあたり植物で分類するとマメ科だろうか あくる朝十八になる玄関の金魚はふっと縦に立ちたり またミラーボールのなかで眠るから雪が降ってもおこさないでね ポワレ、と口にするとき真冬日に隠れる魚が尾をひるがえす 好きなひと、だった、好きな、ひとである、最後に糸が切れるまで見る 魂は2等分にならないか君が滅びるまでのおしゃべり さよならの代わりにどんどん投げている海老の花揚げこれからだから (左右社)
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寺井奈緒美『おめでたい人』
¥2,090
--- 歌人・土人形作家・エッセイストとして大注目の著者が「おめでたい」をテーマに書き下ろした最新エッセイ集。ささやかでちょっと間抜けな暮らしをことほぐエッセイ&短歌28篇! ああ、私はパーティーピープルになれるような明るい人間ではありません。 でも、おめでたい人になりたい。 どうか、おめでたく生きる力をください。(「おめでたい人」より) 【著者プロフィール】 寺井奈緒美 (テライ・ナオミ) 1985年ホノルル生まれ。愛知県育ち、東京都在住。歌人、土人形作家。2019年に第一歌集『アーのようなカー』(新鋭短歌シリーズ/書肆侃侃房)、2023年に短歌とエッセイ『生活フォーエバー』(ELVIS PRESS)を刊行。 (左右社)
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短歌アンソロジー『花のうた』
¥2,200
左右社の短歌アンソロジーシリーズ。 第四弾は、花。 --- 花瓶だけうんとあげたい絶え間なくあなたが花を受けとれるようにーー笠木拓 どこから開いても〈花〉があふれる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 満開の桜、野に咲くたんぽぽ、雨の日の紫陽花、凛とひらく百合、色とりどりの薔薇、大輪のダリア、金木犀の香り、枯れてゆく花束……100人の歌人がうたった、わたしだけの花のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/天野慶/阿波野巧也/井口可奈/石井僚一/伊舎堂仁/伊藤紺/井上法子/上坂あゆ美/内山晶太/宇都宮敦/宇野なずき/上澄眠/江戸雪/太田垣百合子/近江瞬/大森静佳/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/奥田亡羊/奥村晃作/尾崎まゆみ/小佐野彈/笠木拓/金田光世/椛沢知世/川野里子/川野芽生/川村有史/北谷雪/北山あさひ/木下龍也/木村比呂/工藤吉生/くどうれいん/黒井いづみ/小坂井大輔/小島なお/小俵鱚太/五島諭/佐クマサトシ/笹井宏之/佐佐木定綱/笹原玉子/ショージサキ/鈴木ジェロニモ/鈴木晴香/高柳蕗子/谷川由里子/谷じゃこ/俵万智/千種創一/手塚美楽/寺井奈緒美/堂園昌彦/土岐友浩/ナイス害/永井祐/中井スピカ/中村森/中山俊一/錦見映理子/沼尻つた子/橋爪志保/長谷川麟/初谷むい/服部真里子/馬場めぐみ/濱田友郎/早坂類/林あまり/東直子/平岡直子/廣野翔一/藤井柊太 /藤宮若菜/穂村弘/堀静香/本多真弓/枡野浩一/松野志保/丸田洋渡/丸山るい/水野葵以/水野しず/水原紫苑/光森裕樹/睦月都/盛田志保子/藪内亮輔/山崎聡子/山階基/山田航/山中千瀬/雪舟えま/揺川たまき/吉川宏志/吉田竜宇 (あいうえお順・敬称略、全100名) (左右社)
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【サイン入り】坂井修一『鷗外の甍』
¥3,300
--- 吾もきみも河原乞食とながらへて閻浮は歌の花ざかりなれ 2024年「鷗外守」20首にて第60回短歌研究賞を受賞した著者の第十三歌集。 歌集冒頭の頃、著者は大学の附属図書館長となった。 定年を迎えた今もその鷗外ゆかりの図書館の仕事を続け、自らを「鷗外守」と任じている。 あとがきには、「森鷗外。石原純。北原白秋。木下杢太郎。釈迢空。南原繁。馬場あき子はじめ現代歌人たち。歌集題『鷗外の甍』は、明治から連なる皆さんへのオマージュです。」と記し、科学者であると同時に歌人であることに思いを巡らせている。 2021年春から2025年新春までの507首を収録。 【収録作品より】 妻も吾も梅雨のあらくさ戦争のすきまに生きて六十余年 ──「梅雨のあらくさ」 「出征」は出づるにあらず征くならずサイバーの野に矢を放つこと ──「出征」 ちりあくた舞ふうつしよの昼の鐘帰りなむいざ鷗外文庫 ──「鷗外守」 わたくしは世界とおなじ壊れものペットボトルを双手でつぶす ──「世界とおなじ壊れもの Ⅰ朝刊」 AIもおもしろけれど薔薇咲けばブリコラージュの歌を歌はな ──「擁腫」 【著者略歴】 (さかい・しゅういち) 1978年、「かりん」入会と同時に作歌開始。 歌集『塗中騒騒』、『望楼の春』(迢空賞)等12冊。 現在、「かりん」編集人。現代歌人協会副理事長。 東京大学副学長・附属図書館長・未来ビジョン研究センター特任教授。 2024年、第60回短歌研究賞受賞。 (短歌研究社)
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【サイン入り】小坂井大輔『KOZAKAIZM(コザカイズム)』
¥2,750
--- ボクシングで、中華で、歌人。 待望のセカンドアルバム的短歌集。短歌280首収録。 「ファンです」と貴方は俺に言ったけど今は俺も貴方のファンです ── 千原ジュニア これら愛すべき物語とはありふれたものなのか 彼が特別に引き寄せる運を持っていたからなのか 答えは前者なのだと思う しかしその発見が偶然か必然かは こうして本になった今 後者なのだ 読むと日常が退屈だとはもう言えまい 人生いつどこにおいても名場面とはその人次第なのだから ── ILL-BOSSTINO (THA BLUE HERB) 【収録歌より】 中華屋の長男として舞い降りたばかりにすべての床のぬるぬる マンションのエントランスにキャバ嬢の名刺散らばる美しい朝 旅館の夜の母のいびきを聞きながら遠く小さく星のひとつぶ 恋人が帰ったあとに立ててやる伏せてた家族写真を棚に 冬の夜の線香花火の先っぽに閉じ込めておけ愛なんてのは 【著者プロフィール】 1980 年、愛知県名古屋市生まれ。 2016 年、「スナック棺」にて第59 回短歌研究新人賞候補作。 2019 年、第一歌集『平和園に帰ろうよ』(書肆侃侃房)を上梓。 (短歌研究社)
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短歌研究 2025年5月・6月合併号
¥1,870
--- 300歌人の新作&歌会作品集「うたげと孤心2025」 巻頭作品15首 馬場あき子「しつぽを上げて」/俵 万智「春のつまさき」/穂村 弘「おやすみ博士」 280歌人の大新作作品集7首+エッセイ(エッセイのテーマ=歌会) 出張企画「歌会おじゃまします拡大版」 ① 「大名古屋歌会(第4回)」 主催=荻原裕幸 パネリスト=江戸雪/辻聡之/吉岡優里(参加33名) ② 「ロクロクの会(第112回)」 参加=富田睦子/錦見映理子/山内頌子/遠藤由季/鶴田伊津/岡崎裕美子/岸野亜紗子/後藤由紀恵/浦河奈々/齋藤芳生 ③ 「晴れの国 短歌の午後」 企画・進行=大森静佳 参加=門脇篤史/川上まなみ/堀静香/山階基/吉田恭大 特別レポート「大岡信展、おじゃまします」 「大岡信展 言葉を生きる、言葉を生かす」(神奈川近代文学館) 東直子 =選 短歌研究詠草 特選 辻村ろく 準特選 ひびの祈り/小笠原啓太/須藤ゆかり/青羽香里/織原禾/伊藤肇哉/木々乃なつ/鈴木れい子/今枝美知子/田川郁代/国兼麻貴/藤原ほとり/村上秀夫/安達燧石/髙間章子/森健一 第1回「短歌研究評論賞」募集要項 (短歌研究社)
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『永井陽子歌集 ♭(フラット) 『てまり唄』その他』石川美南編
¥1,980
--- 【短歌研究文庫7】 永井陽子歌集 ♯(シャープ)と2冊同時に刊行 ‼︎ 人の息絶え絶えなるを目守る日はおもふヒマラヤを越えゆくツルを 『てまり唄』 永井陽子の私的な側面。うさぎの国の老母とわたし。 老いゆく母との最後の日々が色濃く反映された『てまり唄』300首を完本収録。 遺歌集『小さなヴァイオリンが欲しくて』より再編成した210首、 第一句歌集『葦牙』からの俳句43句と短歌54首。 全564首と43句を収録。略年譜付き。 つくねんと日暮れの部屋に座りをり過去世のひとのごとき母親 『てまり唄』 鹿たちも若草の上(へ)にねむるゆゑおやすみ阿修羅おやすみ迦楼羅 『てまり唄』 〈とか〉〈とか〉と並ぶレポート指し示しとかとか国のものがたりする 『小さなヴァイオリンが欲して』 夜は夜のあかりにまわるティーカップティーカップまわれまわるさびしさ 『葦牙』 【著者プロフィール】 永井陽子(ながい・ようこ) 1951年愛知県瀬戸市生まれ。十代から短歌に親しむ。69年「短歌人」入会。78年『なよたけ拾遺』で現代歌人集会賞、95年『てまり唄』で河野愛子賞受賞。2000年没。2005年『永井陽子全歌集』刊。 【編者プロフィール】 石川美南(いしかわ・みな) 1980年神奈川県横浜市生まれ。十代から短歌に親しむ。歌集に『砂の降る教室』『裏島』『離れ島』『架空線』『体内飛行』。2020年第一回塚本邦雄賞受賞。 (短歌研究社)
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『永井陽子歌集 ♯(シャープ) 『モーツァルトの電話帳』その他』石川美南編
¥1,980
--- 【短歌研究文庫6】 永井陽子歌集♭(フラット)と二冊同時に刊行 ‼︎ ひまはりのアンダルシアはとほけれどとほけれどアンダルシアのひまはり 『モーツァルトの電話帳』 没後25年にしてなおみずみずしく輝く金字塔。圧倒的なしらべの美しさ。 電話帳のように短歌を五十音順で並べた軽やかな『モーツァルトの電話帳』180首を完本収録、ほか『なよたけ拾遺』から180首、『樟の木のうた』から131首、『ふしぎな楽器』から96首、全587首収録。 あまでうすあまでうすとぞ打ち鳴らす豊後の秋のおほ瑠璃の鐘 『モーツァルトの電話帳』 ゆふぐれに櫛をひろへりゆふぐれの櫛はわたしにひろはれしのみ 『なよたけ拾遺』 べくべからべくべかりべしべきべけれすずかけ並木来る鼓笛隊 『樟の木のうた』 あはれしづかな東洋の春ガリレオの望遠鏡にはなびらながれ 『ふしぎな楽器』 【著者プロフィール】 永井陽子(ながい・ようこ) 1951年愛知県瀬戸市生まれ。十代から短歌に親しむ。69年「短歌人」入会。78年『なよたけ拾遺』で現代歌人集会賞、95年『てまり唄』で河野愛子賞受賞。2000年没。2005年『永井陽子全歌集』刊。 【編者プロフィール】 石川美南(いしかわ・みな) 1980年神奈川県横浜市生まれ。十代から短歌に親しむ。歌集に『砂の降る教室』『裏島』『離れ島』『架空線』『体内飛行』。2020年第一回塚本邦雄賞受賞。 (短歌研究社)
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『COCOON(コクーン)』
¥500
大松達知さんなど「コスモス」有志の皆さんで発行している、短歌同人誌『COCOON』。 作品、時評、エッセイ、評論、書評など、総合雑誌並みのボリュームです。
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かばん(2024年-2025年)※6.12月号以外
¥500
短歌同人誌「かばん」バックナンバー取り揃えております。 各号の詳しい内容は、かばん公式ブログにて↓ http://kaban-tanka.seesaa.net/category/4905725-1.html ーー かばん2024年1月号! 新春題詠「紅」 ☆今月の歌 小野とし也 小野田光 ☆今月の一冊 森山緋紗 ☆リレーエッセイ 有田里絵 ☆前号評 久保茂樹 小林寧緒 ーー かばん2024年2月号! 特別作品 壬生キヨム 茂泉朋子 ーー かばん2024年3月号! ☆今月の一冊 土居文恵 ☆リレーエッセイ 木村友 ☆前号評 斎藤見咲子 小野田光 西塔史 ーー かばん2024年4月号! 特別作品 松本遊 松澤もる 前田宏 本多忠義 ☆かばんゲストルーム 藤宮若菜 ☆今月の一冊 白糸雅樹 ☆今月の歌 久間木志瀬 ☆前月号評 千葉弓子@ちば湯 坂井亮 佐藤元紀 ☆自由投稿 小鳥遊さえ ☆新人賞へのアプローチ 森山緋紗 小川まこと 岩倉曰 土居文恵 折田日々希 木村友 ーー かばん2024年5月号! 特別作品 本田葵 藤本玲未 藤野富士子 ーー かばん2024年7月号! 特別作品 雛河麦 萩原璋子 藤田亜未 ーー かばん2024年8月号! 特別作品 野川忍 乗倉寿明 ーー かばん2024年9月号! 特別作品 とみいえひろこ 遠野瑞香 ーー かばん2024年10月号! 特別作品 辻井竜一 土居文恵 土井みほ 土井礼一郎 ーー かばん2024年11月号! 特別作品 千葉弓子@ちば湯 千春 千田チタン ゲストルーム 井口可奈 今月の歌 嶋江永うみ 今月の一冊 壬生キヨム 前月号評 田中真司 蛙鳴 高柳蕗子 Zoom読書会レポート とみいえひろこ ーー かばん2025年1月号! 新春題詠「袋」 今月の歌 深海泰史 リレーエッセイ 沢茱萸 前号評 藤田亜未 千田チタン 今月の一冊 佐藤弓生 Discordレポート 土居文恵 自由投稿 佐々木遥 Zoom読書会レポート とみいえひろこ 現代歌人集会賞授賞式レポート 有田里絵 ーー かばん2025年2月号! 特別作品 田中有芽子 田中真司 田村ひよ路 かばんゲストルーム 福山ろか 今月の一冊 松澤もる 今月の歌 ソウシ 前号評 みおうたかふみ 千葉弓子@ちば湯 リレーエッセイ 本多忠義 Zoom読書会レポート とみいえひろこ Discordレポート 夏山栞 ーー かばん2025年3月号! 特別作品 小鳥遊さえ 高村七子 高柳蕗子 瀧川蠍 ゲストルーム 吉岡優里 今月の歌 小鳥遊さえ 高村七子 今月の一冊 屋上エデン 前号評 雛河麦 土井礼一郎 土井みほ Zoom読書会レポート とみいえひろこ Discordレポート 土居文恵 リレーエッセイ 藤本玲未 クリスマス会レポート 坂井亮 ーー かばん2025年4月号! 特別作品 白糸雅樹 深海泰史 杉山モナミ ソウシ 新人賞へのアプローチ
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『まいだーん』
¥800
三井修が発行人を務める、短歌同人誌『まいだーん』。 アラビア語で「広場」を意味する本誌に集うのは、現代歌壇でも活躍する実力ある面々。 約40ページとコンパクトながら、読み応えのある内容です。
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現代短歌(2024.1〜)
¥1,100
ーー 現代短歌2024/1 no.100 第10回佐藤佐太郎短歌賞&第11回現代短歌社賞 発表号! ※井口可奈さん受賞号! ーー 現代短歌2024/3 no.101 巻頭作品50首「秋から冬へ」 俵万智 特集「新人類は今」 ーー 現代短歌2024/5 no.102 巻頭作品50首 「詩人は短歌をつくらないでください」 瀬戸夏子 特集「Anthology of 40 Tanka Poets selected & mixed by Haruka INUI」 ーー 現代短歌2024/7 no.103 特集「GAZA」 ーー 現代短歌2024/9 no.104 特集「アララギ新世紀」 ーー 現代短歌2024/11 no.105 特集「第5回BR賞 発表」 ーー 現代短歌2025/1 no.106 第11回佐藤佐太郎短歌賞&第12回現代短歌社賞 発表号! ーー 現代短歌 no.107 特集「BL」 ーー 現代短歌 no.108 特集「山崎方代 ドリル50題」
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【サイン入り】千種創一『あやとり』
¥2,750
--- 人と人を結ぶ糸は永遠だ、って錯覚してしまうのはなぜだろう。 人々の消えゆく言葉と記憶を書き留める、 『砂丘律』『千夜曳獏』に続くコンセプチュアルな最新歌集。 戦争体験者への取材に基づく連作「つぐ」や、尾張藩主の御巡覧と伴走した「知多廻行録」(アートサイト名古屋城2024出展インスタレーション作品)を含む265首を収録。 【収録作品より】 あなたは僕の幽霊に、僕はあなたの幽霊に、雪の手紙を書いていたんだ 言葉ってすっごく永く香るから いま潮風に手帳ふくらむ 伝えねば、否、伝わるような苦痛であってたまるかの、花、渡さねば 生き死にの平野の果ては玻璃の街、月の光をときんときんに散らして 橄欖樹(オリーヴ)の太さは雨の豊かさを ほろんだ竜はかなしかったね もう何も奪わないでくれ 震わせて真冬に洗うひまわり、造花の 君の名に海のあること 風力1、曇りの南の港に覚めて 港まで肩にもたれて ああ、僕ら海や言葉になりたかったんだな 装丁=名久井直子 【著者プロフィール】 千種創一(ちぐさ・そういち) 1988年 名古屋生まれ 2015年 歌集『砂丘律』 2016年 日本歌人クラブ新人賞、日本一行詩大賞新人賞 2020年 歌集『千夜曳獏』 2021年 現代詩「ユリイカの新人」に選出 2022年 詩集『イギ』、ちくま文庫版『砂丘律』 2024年 アートプロジェクト「アートサイト名古屋城2024」参加 (短歌研究社)
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鷹野しずか 歌集『白のトレース』
¥1,000
鷹野しずか、待望の第3作。 来た道のかたちに諦めたものが散らばっていていつも眩しい ほぼ既発表の短歌104首、うち作字短歌3首収録。 2025年1月発行 A5変形判・中綴じ・本文28ページ
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【サイン入り】岡本真帆『落雷と祝福』
¥1,870
--- マンガ、映画、犬、グミ、ぬいぐるみ、短歌… 歌人・岡本真帆が愛する様々なものをテーマに、短歌とエッセイをつづる。 ◆収録テーマ 「PUIPUIモルカー」/「シン・ゴジラ」/『チェンソーマン』/『ハチミツとクローバー』/『女の園の星』/「RRR」/グミ(お菓子)/花を買うこと/「THE FIRST SLAM DUNK」/犬/『スキップとローファー』/ぬいぐるみ/『ゴールデンカムイ』/『ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)』/酒/短歌/スピッツ/『A子さんの恋人』 全18題。 ◆本書だけの特別書き下ろし 短歌を作りたい人におくる 作歌のヒント、「"好き"で短歌を作るには?」も収録。 (朝日新聞出版)
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【サイン入り】佐々木朔『往信』
¥2,200
佐々木朔さんの第一歌集『往信』。 春のことは春に思えばよいことは分かりそれでもきみが欲しいよ 雨のなか電車はすこし遅れだす 席にすわって文庫をひらく あだ名だけ教えてほしい今ここで作ったやつでかまわないから あっさりと素朴なことを描いているようで、一つ一つの言葉が抒情性や痛み、美しさを豊かに孕む印象を受けます。 自動車の窓から煙草を投げ捨てた瞬間の人間と目が合う ハッピーのほうが歩いてきたようなハッピーエンドで映画が終わる これ以上言えばこわれるぼくたちの間にシークワーサーサワー 何か言葉の戯れや発見を描いたようで、どこか冷静さを残した視点は、アウトラインを切りそろえたような潔癖さも感じさせます。 ひのくれのひとよひとよにひとかしてみごろしにするなんてわけない 落ち込んだわたしを乗せてつぎつぎに橋をわたってゆく市営バス ぼくたちのするべきことはすでになく海に面した窓をひらいた 単なるモチーフや描写を越えた先で深く、広く拡張された言葉達が、時に神秘性や、人や世界の核心を剥き出しにしてしまうような所まで届き、輝きを湛えているようにも感じました。 感傷にひたってそれが済んだなら薔薇色の生活をつづけて 美しさ、痛みや抒情、それらを覆うような温かな目線が隅々に満ちた歌集。じっくりと浸ってほしい1冊です。 (よ) --- 朗読をかさねやがては天国の話し言葉に到るのだろう ぼくの街、森、湖辺(うみべ)から きみの駅、埠頭、観覧車へと 連絡橋を渡っていく切手たち。そして鳩。 ──────飛浩隆 【収録歌より】 はるのゆめはきみのさめないゆめだからかなうまでぼくもとなりでねむる いちめんに銀杏つぶれラブコメの最後はかならずラブが勝つこと 関係を名づければもうぼくたちの手からこぼれてゆく鳳仙花 にしんそばと思った幟はうどん・そば 失われたにしんそばを求めて 香港の十分おきに雨が降る映画のなかの雨の香港 【栞】 川野芽生「過誤に殉じて」 榊原紘「あこがれ」 平岡直子「風穴」 【著者プロフィール】 佐々木朔(ささき・さく) 1992年生まれ。神奈川県横浜市出身。早稲田短歌会を経て、現在「羽根と根」同人。 (書肆侃侃房)
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【サイン入り】藤宮若菜『天国さよなら』
¥1,980
SOLD OUT
--- わたしが死ねばわたしはうまくいくだろう自販機煌々ひかる夜道に 東直子が「命の際の歌が胸を突く」と評した 『まばたきで消えていく』の歌人・藤宮若菜 生と死、そしてその間にあるすべてのものへ さみしさの先で光り輝く第二歌集 春はもう来ないとしても生きていてあなたは苺を洗ってくれた 最低な夜に回収されてゆく廃品みんなしあわせになれ 忘れ物みたいなからだ引きずって環七 みんな 生きているかな きみといた日々のすべてが比喩になりときどき月あかりで目をさます 暮れていく季節に置いていかれてもうつくしい誤字のように生きるよ 夢から目覚め、静けさにまどろみながらもう一度毛布をかぶるとき、傍にこの歌集があったら、「この世の天国も悪くない」そんな風に思える気がするのだ。 ——雲居ハルカ・解説より 【著者プロフィール】 藤宮若菜(ふじみや・わかな) 1995 年生まれ。2012年、福島遥(雲居ハルカ)の短歌に出会い本格的に作歌を始める。日本大学藝術学部卒業。2021年、『まばたきで消えていく』(書肆侃侃房)を刊行。 (書肆侃侃房)
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大野理奈子『ドロニンジン』
¥500
大野理奈子さんの個人誌『ドロニンジン』。 エッセイのような短文と短歌の連作が交互に展開。 短歌総合誌『歌壇』の歌壇賞の候補として掲載された作品と、思い入れのある作品の一部を収録。
書肆侃侃房「新鋭短歌シリーズ」一挙アップ!