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『ちきゅうパスポート』
¥1,980
子どもたちへ贈りたい「想像の国」が描かれた、希望ある未来へのパスポート。 あべ弘士さん、石川えりこさん、ささめやゆきさん、田島征三さんと、編集者らが発起人となり、24人の絵本作家が共作した蛇腹折りの小さな絵本が誕生しました。 --- いま同じ地球の上で、戦争に巻き込まれ、苦しんでいる子どもたちがいます。また、地球を覆うパンデミックも、なかなか収束しません。この閉塞感のある日常で、国境を越えてえて子どもたちに希望を伝えたいと、絵本作家たちによる「ちきゅうパスポート」という企画が動き出しました。 国境のない国々を想像力で自由に行き来でき、地球上のみんなが手と手を結びあえる、ジャバラ絵本の形を考えました。絵本作家には、1見開きずつ「想像の国」を考えていただき、次の国へとつながるような絵を描いていきました。 日本をはじめ6か国の24名の絵本作家が、子どもたちへのメッセージとして描いた作品がこの『ちきゅうパスポート』です。 ※本書の収益の一部は、ウクライナの子どもたちを支援する団体へ寄付されます。
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西村玲子『ハチのいない蜂飼い』
¥1,980
SOLD OUT
--- 「この人を待っていた。」-養老孟司- 透明感のある文章に魂が洗われる日本版「センス・オブ・ワンダー」誕生! かつてレイチェル・カーソンが「沈黙の春」を予言した。2019年、ミツバチのいない養蜂家になった著者が、ニホンミツバチとの暮らしを軸に、自然と寄り添うべき暮らしの姿を自身を通して模索する。郷土の芸能、季節の営みなども織り交ぜた春夏秋冬をめぐる物語的エッセイ。小さな生きものたちとの暮らしを通じて得た「わたしは何も知らない」とは。 蜂をめぐる自然と郷土の暮らしの物語。 養老孟司氏との対談を収録。 <目次> ○ニホンミツバチの世界 ○春 厳しい越冬/希望と旅立ちの春/ニンホンミツバチが気に入る物件作りと分蜂/ノア ○夏 夏のミツバチ/夏の郡上/美しいワサビ田のお話/お米づくりと昆虫の暮らし/年に一度の採蜜/ミツバチの優れた集団防衛/天敵/ヘボ獲りの話/ニホンミツバチとの 出会い/それぞれの暮らし、生きる姿 ○秋・冬 台風/白鳥神社のお祭り/晩秋のコケ採り/冬のしろとり ○再び、春 ノアとの別れ/それでも春は来る ○セイヨウミツバチとニホンミツバチ ○バイオフィリア対談 養老孟司×西村玲子 自然の力を得て生きる ○養老先生へ
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輪島裕介『創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』
¥1,045
\『寂しさでしか殺せない最強のうさぎ』発売記念・山田航オススメ本フェア/ <山田さんからのおすすめコメント> 「創られた伝統」という理論に則り、演歌というものが昭和期に「日本の伝統」として捏 造されていった過程を論じた本。文化に関わる人はみんな意識しておかなくてはならない 歴史。 --- 「演歌は日本の心」と聞いて、疑問に思う人は少ないだろう。落語や歌舞伎同様、近代化以前から受け継がれてきたものと認識されているかもしれない。ところが、それがたかだか四〇年程度の歴史しかない、ごく新しいものだとしたら? 本書では、明治の自由民権運動の中で現れ、昭和初期に衰退した「演歌」――当時は「歌による演説」を意味していた――が、一九六〇年後半に別な文脈で復興し、やがて「真正な日本の文化」とみなされるようになった過程と意味を、膨大な資料と具体例によって論じる。 いったい誰が、どういう目的で、「演歌」を創ったのか?
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平田オリザ『演劇入門』
¥924
\『寂しさでしか殺せない最強のうさぎ』発売記念・山田航オススメ本フェア/ <山田さんからのおすすめコメント> 「現代口語演劇」の入門書。演劇は観ないという人ほど、読むと目から鱗が落ちると思う 。「日本語とは何か」ということを一番教えてくれた本。平田オリザと穂村弘が同い年な のすごいよね。 --- 若き天才が全て明かす「芝居作りの技術」。シェイクスピアはなぜ四世紀にわたって人気なのか? 日本で対話劇が成立しづらいのはなぜか? 戯曲の構造、演技・演出の方法を平易に解説する画期的演劇入門書!
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【サイン本あり】齋藤 陽道『育児まんが日記 せかいはことば』
¥1,980
写真と文章でしか齋藤陽道さんを知らない人に、ぜひ手にとってみてほしいな。 日々、育児に励んでいる人にも。子どもたちにも。 絵の多いページは、小さい子どもと読んでも楽しめそうだな。 多様性、なんて言葉でいろんな問題をひっくるめて誤魔化すエライ大人にも届けたい。 「手話」を知りたい人はもちろん、「手話」を通して自分の知らない世界を広げたい人に。 そして、「生きること」にわくわくしたいすべての人に。 B5の大き目サイズです。 https://harumichi-saito.theletter.jp/posts/ab7fc390-d1aa-11ec-a542-ffcfc04b53ea こちらの下の方にある、齋藤陽道さんの熱いメッセージもぜひお読み下さい。 --- 写真家や文筆家としても活躍する齋藤陽道さんが描くまんが日記が、196ページのコミックエッセイになりました。 手話で話すろう者の両親と、耳の聴こえる0才3才のこどもたち(コーダ)の、「ことば」の成長と発見を描いています。 【プロフィール】 齋藤陽道(さいとう・はるみち) 1983年9月3日、東京都生まれ。O型。写真家。文筆家。マンガ家。好きな食べ物は、きくらげ。ちゃんぽん。 都立石神井ろう学校専攻科卒業。2020年から熊本在住。陽ノ道として障害者プロレス団体「ドッグレッグス」所属。 2010年、写真新世紀優秀賞(佐内正史選)。2013年、ワタリウム美術館にて異例の大型個展を開催。2014年、日本写真協会新人賞受賞。写真集『感動』『感動、』(赤々舎)、『宝箱』(ぴあ)、著書『写訳春と修羅』『それでも それでも それでも』(ナナロク社)、『声めぐり』(晶文社)『異なり記念日』(医学書院、第73回毎日出版文化賞企画部門受賞)などがある。 (出版社:ナナロク社)
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齋藤陽道(写真)『日本国憲法』
¥1,100
日本国憲法は、国民を守ってくれているのか、それとも、縛っているのか。 いつ突きつけられるかわからない、憲法改正への判断。 他人事と割り切ってばかりいられない、違憲か合憲という審判。 かたく感じる文字の羅列も、齋藤陽道さんの写真と共に眺めると、 すーっと体の中に入ってくるような気がします。 いつでも手に取れるよう、本棚に一冊はどうぞ、日本国憲法を。 --- 日本国憲法は誰のものか? もう一度読み、感じ、考える私たち自身の憲法。 日本国憲法の条文全文に、写真家・齋藤陽道さんのカラー写真24点を組み合わせたハンディな一冊。 戦後70余年、私たちの幸福と平和の土台となってきた憲法を、いまの暮らしのなかでそれぞれの人生を生きる人々の姿を深くとらえた写真とともに読み直す。 ■著者 齋藤陽道(さいとう・はるみち) 1983年、東京都生まれ。写真家。都立石神井ろう学校卒業。2020年から熊本県在住。陽ノ道として障害者プロレス団体「ドッグレッグス」所属。2010年、写真新世紀優秀賞(佐内正史選)。2013年、ワタリウム美術館個展。2014年、日本写真協会新人賞受賞。 写真集に『感動』、続編の『感動、』(赤々舎)。著書に『写訳 春と修羅』(ナナロク社)、『異なり記念日』(医学書院・シリーズケアをひらく、第73回毎日出版文化賞企画部門受賞)、『声めぐり』(晶文社)がある。 (出版社:港の人)
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『モン族の襟布』
¥2,310
中国南部、ベトナム、ラオス、タイの山岳地帯に暮らす少数民族、モン族。 多くの歴史の中で作られてきた美しく、素朴な手仕事。一針一針に刻まれた、重みや、祈りを感じられるような写真集です。
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エトセトラ vol.1
¥1,100
フェミマガジン、エトセトラ 1号。特集「コンビニからエロ本がなくなる日」田房さんのエッセイや漫画で、すごく読んでい楽しい。評論めいたものより、エッセイや、回顧、純粋な疑問や葛藤など、色々な人の話を聞ける本。編集者など、業界の人の話も多い、貴重な記録だと思います。
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つち式 二〇一七
¥1,430
<以下、公式サイトより> ―――――― ※第二刷より付録冊子『追肥 〇一』を添加します。 二〇一八年十二月に開催した、人類学者 奥野克巳さん石倉敏明さんとの鼎談書き起こしと、つち式主宰 東千茅によるエッセイを収録(鼎談2万字を含む全26頁)。 ※本誌第二刷は第一刷とほぼ同様ですが、誤字脱字の修正、写真一枚の差替えを含みます。 ※見田宗介さんからの祝辞をあしらった数量限定の栞の配布は終了いたしました。 ―――――― 生命の弾倉としてのライフマガジン 『つち式』 創刊 ライフスタイルではなく、ライフ=生命そのものへ。 「生きる」という、今や比喩表現でしかないこの営みを、あくまで現実的に根柢から生き直そうとする試み。異種生物たちを利用し、異種生物たちに利用されながら成り立つ人間の生の本然を、より生きるための「ライフマガジン」。 —————— 社会学者 見田宗介氏 祝辞 「一足早い高原の祝福の日々に乾杯!」 —————— 見田宗介さんからの祝辞について http://yaseikaifuku.hatenablog.com/entry/2018/09/14/180101 —————— 奥野克巳さんからの熱烈なご紹介について http://yaseikaifuku.hatenablog.com/entry/2018/11/14/225848 —————— 奥野克巳さんによるブックレビュー 「現代日本で〈多自然主義〉はいかに可能か ──『つち式 二〇一七』、ティモシー・モートン『自然なきエコロジー』ほか」 http://10plus1.jp/monthly/2019/01/issue-03.php —————— 「二〇一七年、わたしは米、大豆、鶏卵を自給した。このことで、わたしの中に何かが決定的に生じた。いわばこれはある種の自信である。社会的な、ではなく生物的な自信が。一生物としての充足感といいかえてもいい。わたしははじめて人間になれた気がした。何者かではなく、ひとかどのホモ・サピエンスに。」 ――49頁 「米、大豆、鶏卵(、大麦)」より 2019年8月4日 初版 第2刷発行 (2018年4月9日創刊) A5判 本誌104頁+付録26頁 写真/文 東 千茅(主宰) 写真/意匠 西田 有輝 編集/文 豊川 聡士 編集 石躍 凌摩 主宰補佐 間宮 尊
書肆侃侃房「新鋭短歌シリーズ」一挙アップ!