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【サイン本あり】歌集副読本『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む
¥1,320
--- 「歌集副読本」とは歌集を味わい尽くすための助けとなる読みものです。 2つの出版社(ナナロク社と書肆侃侃房)の2022年の話題の歌集2冊の著者が、互いの歌集の魅力について、愛情こめて書き合いました。 ◎プロフィール 上坂あゆ美(うえさか・あゆみ) 1991年、静岡県生まれ。2017年から短歌をつくり始める。2022年2月に第一歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』を書肆侃侃房から刊行。 岡本真帆(おかもと・まほ) 1989年生まれ。高知県、四万十川のほとりで育つ。未来短歌会「陸から海へ」出身。2022年3月に第一歌集『水上バス浅草行き』をナナロク社から刊行。 (ナナロク社)
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穂村弘『短歌ください 海の家でオセロ篇』
¥1,980
--- 歌人・穂村弘が短歌を選び、講評する。あなたもきっと詠んでみたくなる 歌人・穂村弘が、読者の短歌を選んで講評。本の情報誌『ダ・ヴィンチ』の人気連載、書籍化第5弾。短歌を詠む人も、読む人も。言葉のワンダーの世界へいざなう、実践的短歌入門。
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三枝昂之『夏は来ぬ』
¥1,980
--- ながらく品切れになっていた三枝昂之さんの著書『夏は来ぬ』が文庫版となって再登場しました。 静岡新聞に三年半にわたって連載された、詩歌の鑑賞です。古典からレミオロメンの歌詞まで、季節に合った詞が取り上げられています。 ※青磁社Twitterより引用 (出版社︰青磁社)
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穂村弘・東直子『短歌遠足帖』
¥1,760
穂村弘さん、東直子さんによる「短歌遠足帖」。シンプルに吟行をする企画。ながら、岡井隆、朝吹真理子、萩尾望都、川島明、という、多分野の、豪華な顔ぶれ!場所も、東京タワー、美術館、競馬場など、楽しいです。フルカラー、全編対話で、かなりしっかり(そしてカジュアル)に収録されています!
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穂村弘『ぼくの短歌ノート』
¥682
--- 「髪の毛がいっぽん口に飛び込んだだけで世界はこんなにも嫌」。些細な事象で、あっという間に変わってしまう自分と世界の繋がり。道に落ちているものの歌、会社の人の歌、デジタルな歌、殺意の歌etc.時代の光景を言葉ですくい取り、ドラマチックな日常に誘う三十一文字の魔力。人気歌人の短歌読み解きエッセイ。 本書は、「群像」2010年4月号~2014年6月号(2010年12月、2013年6月、2014年2月~4月号を除く)掲載の「現代短歌ノート」を改題し、2015年6月に刊行された『ぼくの短歌ノート』を文庫化しました。
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穂村弘『短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇』
¥1,650
--- 双子でも片方は泣く夜もあるラッキーアイテムハンカチだった(こんこん・女・34歳)……歌人・穂村弘が、読者から届いた短歌を選び、講評する『ダ・ヴィンチ』の人気連載30回分が1冊に。読めばおもわず短歌を詠んでみたくなる実践的短歌入門であると同時に、短歌の魅力を際立たせる講評が、言葉のワンダーに触れるエッセイとしても味わえる。
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『こども「折々のうた」100』
¥1,650
--- 10歳から大人まで俳句・短歌入門に最適! 日本文学史上に輝く現代の詩歌選集『折々のうた』の中から、10歳から読んでほしい短歌と俳句をそれぞれ50ずつ選び、分かりやすく解説しました。 登場する作者は、73人。 万葉集掲載の額田王・柿本人麻呂から、平安時代の歌人和泉式部、江戸時代に活躍した松尾芭蕉・小林一茶、近現代の歌人石川啄木など、 教科書でもなじみ深い作者から現代作者までの作品を 時代の流れに沿って並べ替えました。 俳人の長谷川櫂さんによる前書きの一部を紹介します。 「人生には恋も老いも死もあることを、子どものうちから知っておいていい、知っていなくてはならないのではないかと考えて「大人向け」の短歌や俳句も入れることにしました。 こうしてこの本は短歌や俳句を知るだけでなく、人間一生の案内図になりました。 君たちの長い人生の「折々に」ページを開いていただけたらいいなと願っています」。 すべての漢字と歴史的かなづかいにふりがなをつけ、詩歌には現代語訳と、大岡信さんの解説文には、ことばの解説をつけました。 解説文もあわせて読んでいただくことで、短歌や俳句の味わい方がわかり、読むことが楽しくなっていきます。 (小学館紹介文より)
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『第二回 あたらしい歌集選考会の記録』
¥1,100
--- 二回目の開催となる公募企画「第二回 あたらしい歌集選考会」の結果を収録しました。 選考会の結果報告となる本書では、選出された2名の歌人による各100首の短歌と、それぞれの選者である、木下龍也と岡野大嗣による選出理由を収録しました。また、木下・岡野両名による十人十首選として、応募作から歌人十名と各十首を掲載しました。選考会の記録として作成した簡素なものですが、掲載作品の力とそれを推しだす熱に溢れた一冊です。 目次 ・多賀盛剛 100首(木下龍也 選出) ・くろだたけし100首(岡野大嗣 選出) ・選出理由(木下龍也、岡野大嗣) ・木下龍也による十人十首選 ・岡野大嗣による十人十首選 (ナナロク社紹介文より引用)
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岡井隆『岡井隆の忘れもの』
¥3,300
--- 斎藤茂吉、森鷗外、正岡子規、与謝野鉄幹・晶子、 種田山頭火、ベンヤミン、多和田葉子、 穂村弘、高橋睦郎、大岡信、北川透、 石原吉郎、荒川洋治、平出隆、蜂飼耳……などの人々に言及。 時代の表現者たちを自在に、 時にやさしく、時に鋭く読み解いていく。 岡井隆の忘れものは、岡井隆の遺言であり、 日本語の美しさへのあらゆる賛美である。 詩の美しさを支えるのは、詩の背後の時代でもあるのだ。 いい詩を、まことにいい詩として解読できたとすれば、その時代がわかったともいえるのである。 ―岡井 隆 【章立て】 暗黒救済のメッセージ/美しき時代の詩歌/孤心とうたげ/詩歌句の未来/詩における物語性/啄木の方法 /対談 岡井隆『暮れてゆくバッハ』を読む/人生の贈りもの コラム6点も収録 【著者プロフィール】 岡井 隆(おかい・たかし) 1928年名古屋市生まれ。慶應義塾大学医学部卒。内科医。医学博士。1945年17歳で短歌を始める。翌1946年 「アララギ」入会。1951年現在編集・発行人をつとめる歌誌「未来」創刊に加わり、逝去直前まで編集・発行人をつとめる。1983年歌集『禁忌と好色』により迢空賞受賞。2010年 詩集『注解する者』により高見順賞を受賞。2015年『暮れてゆくバッハ』(書肆侃侃房)。『『赤光』の生誕』など評論集多数。日本藝術院会員。2020年7月10日心不全のため死去。享年92歳。2022年に遺歌集『阿婆世』(砂子屋書房)が刊行される。 (書肆侃侃房)
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横山未来子『はじめてのやさしい短歌のつくりかた』
¥1,320
−−− はじめての人も、もうはじめている人にもお勧めの短歌の入門書。短歌をつくる方法・ポイントをひとつひとつ、丁寧に紹介。定型や文法といった基本中の基本から、自然や家族といったテーマごとの短歌づくりのポイントまで、作品や添削例を元に解説しているのでコツがつかみやすくなっています。さらに古今の名歌を多数掲載。鑑賞の仕方もわかり、短歌を味わう楽しみがさらに増すことでしょう。洗練された作品を詠むための技法の数々がつまった一冊です。 《担当者コメント》 ●わかりやすい構成だから初心者におすすめ 和歌と短歌の違いはなんでしょうか。本書はそんな、基本中の基本からじっくり解説。文語文法やオノマトペ、リズムの工夫……技法だけレクチャーされてしまうとつい、頭もこんがらがってしまいがち。そこでひとつひとつに実例を掲載。どこをどんなふうに工夫しているかがわかるので、短歌ならではのテクニックを自作に取り入れやすくなります。 ●添削例があるからポイントが目で見てわかる テクニックを、実例を交えて解説するだけでなく添削できちんとおさらい。原作と添削例では一見、何が変わっているのかわからないかもしれません。ところが解説を読んでみると、どんなふうに技巧を重ねているのかわかるはず。推敲のプロセスが目で見えるので、「わかっていても自分の作品で実践するまでにならない」という人も、テクニックの使い方をすんなり理解できることでしょう。 ●古今の名歌も味わえる たくさんの実例は歌人による、いずれも古今の名歌ばかり。ジャンルにこだわらず、著者が厳選を重ねたすばらしい作品が並んでいます。推敲を重ねた、才能あふれる先人たちの作品は味わうだけでも楽しいもの。のみならず、味わいどころや、つくる上でのポイントも解説。どんなテクニックが使われているのかを理解してから実例を見てみると、驚くほどの技巧と洗練を重ねていることがわかります。あなた好みの作品を見つけ、作者の歌集を読んでみたり、つくりかたを真似してみたりしてみれば、自作のレベルアップにもつながることでしょう。 ●短歌のジャンルや、毎日楽しむためのアドバイスも ちょっと短歌のことを調べてみると、今どきの短歌事情や、いろんなジャンル・有名な歌人のいることがわかります。短歌の入口に立った人が知りたい情報も紹介。自分でつくる時にも、様々なジャンルや歌人について知ることはとても役立つはず。歌会や短歌結社といった、短歌を通していろんな人と交流したり、レベルアップをはかるための方法も紹介、まさに「短歌をはじめたい。だけどよくわからない」という人にとって手取り足取りの一冊になっています。
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東直子「短歌の時間」
¥1,760
−−− 東直子が選んだ711首! 雑誌『公募ガイド』選歌欄6年半の人気連載を書籍化。鳥、窓、恋人、袋、ロボット、宇宙、スポーツ……などのテーマ詠・題詠から、人気歌人・東直子が特選、秀作、佳作を丁寧に選びました。確かな選歌眼、詩情ゆたかに歌に寄り添うあたたかな選評。短歌好きの人も詠みはじめたい人にも絶好の一冊です。作家のヒントになる118首を鑑賞したエッセイ54編、著者によるイラスト80点も豪華収録。 誰かが短歌という小さな詩の器で残した感性を、こうして活きのよい状態でお届けできることができて幸せです。折にふれてページをめくって、お気に入りの短歌を見つけてもらえると、なお幸せです。(「あとがき」より) 「短歌の時間」のさまざまなテーマ詠・題詠から、こんな素敵な歌が生まれました! (なんだろう、これは…)と呟き1号は自身の涙で錆びついていった(テーマ詠・ロボット) /九螺ささら(『神様の住所』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞) ひとことに遠い暮らしがこぼれててぬるくなってくビールをみてる(題詠・遠) /武田ひか スーツ着たままデタラメに歩いたらオレしかいない草原に雲(題詠・雲) /工藤吉生(第一歌集『世界で一番すばらしい俺』が短編映画化)
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田中綾『書棚から歌を 二〇一五 − 二〇二〇』
¥1,100
北海道新聞の人気連載をまとめた『書棚から歌を』最新刊です! 北海学園大学でも教鞭をとられる田中綾さん。これまで、多くの歌人や詩人の後押しをされています。 北海道新聞で、ブックガイドとして様々な本を紹介しながら、その中に収録されている短歌を一首紹介。 なんとその数130以上。ストレートに歌集のこともありますが、人文書を中心に幅広く紹介されています。短歌もかなりの幅広いです。 見開きにつき1冊紹介で読みやすく、まさしく書棚から引き出す様に、パラパラ気軽に短歌や本に触れる事ができます。 北海学園大学のしまふくろう新書第一号。新書という手軽さもありがたいです。
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田中綾『書棚から歌を』
¥1,540
--- 北海道新聞の人気連載をまとめた1冊。短歌が引用された書籍を一冊につき一首、全153冊をも網羅したブックガイド。 戦前、戦後、労働、現在の文学…全般を縦横無尽に味わいながら、紹介する珠玉のブックガイド
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水原紫苑・編『女性とジェンダーと短歌』
¥2,750
女性とジェンダーと短歌 書籍版「女性が作る短歌研究」 水原紫苑・編 −−− 雑誌『短歌研究 2021年8月号』で話題となった特集をさらにバージョンアップして書籍化。 全54人の新作短歌、11人の寄稿、馬場あき子×水原紫苑・対談などに加え、大森静佳、川野里子、永井祐、東直子、水原紫苑、穂村弘(司会)による座談会を掲載。 水原紫苑(編者) 1959年横浜市生。早稲田大学第一文学部仏文科修士課程修了。春日井建に師事。90年歌集『びあんか』で第34回現代歌人協会賞受賞。99年『くわんおん』で第10回河野愛子賞受賞。『あかるたへ』で、第5回山本健吉文学賞・第10回若山牧水賞受賞。2017年「極光」(三十首)で第53回短歌研究賞受賞。18年『えぴすとれー』で第28回紫式部文学賞受賞。20年『如何なる花束にも無き花を』で第62回毎日芸術賞受賞。そのほか、『歌舞伎ものがたり』『桜は本当に美しいのか―欲望が生んだ文化装置』『春日井建「若い定家」は鮮やかにそののちを生きた』『百人一首 うたものがたり』など著書多数。21年には『水原紫苑の世界』(深夜叢書)が出版された。 A5判ソフト/288頁
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荒川 晃『私説 春日井建 終わりなき反逆』
¥2,200
−−− 春日井建十九歳、著者二十歳。 同じ魂をもつ二人の邂逅ーー。 三島由紀夫に愛された過激さ。 短歌にあふれる同性愛、暴力指向、血への偏愛。 十九歳からの親友だから書けた、天才の真実はなにか。 三島由紀夫が「現代の定家」と評した春日井建19歳の短歌に出会い、20歳の著者は初めて建の家を訪ねる。その日から建の死去まで、天才の志したものが生涯の親友の目を通して語られる。 荒川 晃(アラカワアキラ) 1937年名古屋市生まれ。ルポライター。 名古屋外国語大学教授を経て、名古屋学芸大学短期大学部名誉教授。 四六判232頁
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【古本】『食器と食パンとペン』
¥1,820
SOLD OUT
※こちらは古本になります 多少カバーにへこみがありますが、状態は良好です。 ーー イラストレーター・安福望さんが、一日一首短歌を選び、ほんわかとした絵で彩る人気ブログ「食器と食パンとペン」。 人気の高かった選りすぐりの作品に加え、描き下ろし作品も収録! ! ブックデザイン:駒井和彬
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『桜前線開架宣言』
¥2,420
札幌の歌人、山田航さんによる短歌ガイド。 1970代以降生まれの歌人を厳選。豊富な数の歌と、熱意のある評で、現代短歌の世界へと導いてくれます。 短歌をこれから始める、どこから入ればいいか分からない!という方にもおすすめです。
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東直子『短歌の詰め合わせ』
¥1,320
--- 「食べ物」「動物」「家族」「自然」「喜怒哀楽」「恋」「不思議」「乗り物」8つの身近なテーマに沿って、東直子があなたの心のお守りになるような短歌をご紹介。他にも、短歌の歴史や作り方など、短歌のエッセンスをぎゅ?っと詰めました。ポップでキュートな短歌入門書! 東 直子(ひがし なおこ) 歌人、作家。「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞、小説『いとの森の家』(ポプラ社)で第31回坪田譲治文学賞を受賞。「東京新聞」「公募ガイド」等の選歌欄の選者。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』(ともにちくま文庫)、『十階』(ふらんす堂)ほか。小説に『とりつくしま』(ちくま文庫)ほか。評論集に『短歌の不思議』(ふらんす堂)等、著書多数。 若井麻奈美(わかい まなみ) 1989年、神奈川県生まれ。アニメーション作家、イラストレーター。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。絵本に『ピーマンのにくづめだったもののはなし』(アリス館)がある。幅広く映像やイラストの制作を行っている。 https://www.wakaimanami.com
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大岡信・編『星の林に月の船 声で楽しむ和歌・俳句』
¥770
--- 古代~昭和初期.選りすぐりの二〇〇作 意味はわからずとも,まずは五七調のリズムの心地よさをたっぷり味わい,ことばの響きを楽しもう.『万葉集』の和歌から昭和初期の短歌,俳句まで,くりかえし口ずさんでほしい約二〇〇作をえらんだアンソロジーです.それぞれに短い鑑賞の手引きをそえました.
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大岡信『折々のうた』
¥880
--- 過ぎてゆく四季の折々に自然の輝きをとらえ,愛する人を想いながら、人びとはその心を凝縮された表現にこめてうたい続けてきた。「日本詩歌の常識づくり」を目ざす著者は、俳句・短歌から漢詩・現代詩に至るまで、日本人の心のふるさとともいうべき言葉の宝庫から秀作を選び、その豊かな光沢と香りを鑑賞する。朝日新聞連載一年分に加筆。
書肆侃侃房「新鋭短歌シリーズ」一挙アップ!