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『現代短歌パスポート1 シュガーしらしら号』
¥1,100
ハンディサイズのかっこいいデザイン。中を開けば、今をときめく歌人の歌がずらり! 読みやすく買いやすい一冊で、短歌の読み初めにもピッタリ。 軽やかに短歌の世界へ飛び込もう! --- 新シリーズ創刊! 最注目の歌人10名による書き下ろしの新作短歌アンソロジー歌集。 榊原紘/伊藤紺/千種創一/柴田葵/堂園昌彦/ 谷川電話/吉田恭大/菊竹胡乃美/宇都宮敦/初谷むい 【収録作品】 榊原紘「Classic」 伊藤紺「雪の匂い」 千種創一「White Train」 柴田葵「おさしみ」 堂園昌彦「春は水さえとろけさせる」 谷川電話「夢を縫う、たき火を保つ」 吉田恭大「フェイルセーフ」 菊竹胡乃美「火のぬいぐるみ」 宇都宮敦「羊毛期の到来(ウール、ウール、ウール)」 初谷むい「天国紀行」 (書肆侃侃房)
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穂村弘『短歌ください 明日でイエスは2010才篇』(文庫)
¥748
--- 人気歌人・穂村弘が、読者の短歌を講評。実践的短歌入門 人気歌人・穂村弘が選を務める短歌投稿コーナー(本の情報誌『ダ・ヴィンチ』連載)の書籍化第2弾が待望の文庫化。鮮やかな講評が、短歌それぞれの魅力をさらに際立たせる。 (講談社)
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『短歌研究ジュニア はじめて出会う短歌100』
¥1,430
--- 万葉集の古典から、現代の十代歌人の作品まで。これまでなかった「オールタイムベスト短歌100」。 はじめて出会う珠玉の短歌ーーそれはきっと「心の宝物」になる。 老舗短歌専門誌「短歌研究」が、少年少女向けに総力をあげて編集。もともと「短歌研究ジュニア」という別冊付録だったが、短歌初心者のシニア層にも大好評。ジュニアからシニアまで、年齢を問わない短歌入門書の決定版として、ついに刊行。 収録は、「時代順」ではなく、テーマを切り口にした、あたらしい編成。 万葉集の大伴家持、山上憶良、小野小町から、俵万智、岡井隆、寺山修司、斎藤茂吉、栗木京子、穂村弘、斉藤斎藤などの現代短歌までを、あえて同列に並べ、古典和歌と現代短歌の両方に親しみやすいようにしている。 (編者・千葉聡より)小中学生・高校生のみなさんに真っ先に届けたい短歌を「オールタイム百人一首」として厳選し、あらたに解説や資料を添えました。現代の若い歌人の新作まで、教科書に掲載されている古典和歌や有名な近代短歌に加えて、小中学生のみなさんに親しみやすい一冊となることを願って、平成以降の新しい短歌を多めに収録。短歌定型と深いかかわりのある歌謡と琉歌も収録しました。 この本を入口にして、たくさんの方が短歌を読み味わい、そして、自分の言葉で一首を詠むようになってくださいますように。 編:千葉 聡 イラスト:佐藤 りえ 編:佐藤 弓生 編:寺井 龍哉 (講談社)
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『短歌は最強アイテム 高校生活の悩みに効きます』
¥946
--- 熱血教師で歌人の著者が、現代短歌を通じて揺れ動く生徒たちの心模様を描く青春短歌エッセイ。 「ちばさと」の愛称で親しまれる国語科の熱血教師であり、歌人でもある著者が、現代短歌を通じて学校生活の様子や揺れ動く生徒たちの心模様を描く青春短歌エッセイ。友だち、恋、部活といった現在進行形の高校生のリアルに寄り添いながら、「いろいろあるけど大丈夫! 前を向いて生きていこうぜ!」と黒板に書いた歌でエールを送る。 【著者プロフィール】 千葉 聡(ちば さとし) 1968年神奈川県に生まれる.東京学芸大学教育学部卒業.國學院大學大学院文学研究科博士課程前期修了,博士課程後期単位取得退学.歌人集団「かばん」に入会した97年,穂村弘氏,東直子氏の作品にこころ打たれ,本格的に短歌を詠み始める.98年,第41回短歌研究新人賞を受賞.歌集に『微熱体』『そこにある光と傷と忘れもの』『飛び跳ねる教室』『今日の放課後,短歌部へ!』『海,悲歌,夏の雫など』がある.エッセイや小説も発表している.横浜市立桜丘高等学校教諭.國學院大學文学部兼任講師.名桜大学校歌を作曲するなど音楽活動も手がける. (岩波書店)
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『57577(ゴーシチゴーシチシチ)きらきら青春編』
¥1,760
大人気の短歌カードゲーム、第二弾! 甘酸っぱくてキュンとなる傑作短歌を生み出そう! --- カードを並べかえて“青春短歌”を作るワードゲーム! 「先輩と」のような5音の言葉が書かれたカードと、「線香花火」のような7音の言葉が書かれたカードを組み合わせて、短歌を作るゲームです。商品名の『57577』は、短歌の音の数を表しています。どんな短歌に仕上げるかは、プレイヤーのセンス次第。多数決で、もっともよい短歌を作った人が勝ちとなります。 シリーズ第2弾の本作では、“青春”を感じられる、きらきらした、さわやかで甘酸っぱい短歌が作りやすくなっています。子どもから大人まで楽しめるパーティーゲームです! 【ポイント】 ・単体でも、シリーズで混ぜても遊ぶことができます。 ・カードの色は、シリーズ第1弾『57577 ゴーシチゴーシチシチ』と同じピンク色と水色です。本商品のカード下部には「きらきら青春編」と表記してあるため、第1弾と混ぜても分別できます。 ・付録の説明書では、〈リモートモード〉〈チーム戦モード〉も紹介しています。 ・好きな言葉を書き込める「ブランクカード」も使えば、作れる短歌は4億通り以上です。 【詳細】 プレイ人数:3~8人 プレイ時間:15分~ 対象年齢:8歳~ セット内容:「5音カード」54枚、「7音カード」54枚、説明書 ★説明書とカードのすべての漢字に読みがな付き。 ★カードのすべてにアルファベット表記付き。 【プロフィール】 原案・ゲームデザイン…なべとびすこ 歌人。「短歌の『すみっこ』を伝えるWEBマガジン TANKANESS」編集長。 【57577(ゴーシチゴーシチシチ)遊び方説明動画】 https://youtu.be/Y2DSKbJ2yqg
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【サイン本あり】歌集副読本『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む
¥1,320
--- 「歌集副読本」とは歌集を味わい尽くすための助けとなる読みものです。 2つの出版社(ナナロク社と書肆侃侃房)の2022年の話題の歌集2冊の著者が、互いの歌集の魅力について、愛情こめて書き合いました。 ◎プロフィール 上坂あゆ美(うえさか・あゆみ) 1991年、静岡県生まれ。2017年から短歌をつくり始める。2022年2月に第一歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』を書肆侃侃房から刊行。 岡本真帆(おかもと・まほ) 1989年生まれ。高知県、四万十川のほとりで育つ。未来短歌会「陸から海へ」出身。2022年3月に第一歌集『水上バス浅草行き』をナナロク社から刊行。 (ナナロク社)
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穂村弘『短歌ください 海の家でオセロ篇』
¥1,980
--- 歌人・穂村弘が短歌を選び、講評する。あなたもきっと詠んでみたくなる 歌人・穂村弘が、読者の短歌を選んで講評。本の情報誌『ダ・ヴィンチ』の人気連載、書籍化第5弾。短歌を詠む人も、読む人も。言葉のワンダーの世界へいざなう、実践的短歌入門。
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『57577(ゴーシチゴーシチシチ)』
¥1,760
--- 「5音カード」と「7音カード」を組み合わせて57577(=短歌)を作るワードゲームです。 「ぼくたちは」のような、5音の言葉が書かれたカードと「バナナを食べて」のような、7音の言葉が書かれたカードを、5・7・5・7・7の順に並べて、短歌を作ります。もっとも良い短歌を作った人の勝ちとなります。子どもから大人まで気軽に楽しむことができるゲームです。 ※「短歌カードゲーム ミソヒトサジ<定食>」のリニューアル版です。 原案・ゲームデザイン:なべとびすこ ゲームデザイン:天野慶 出版社: 幻冬舎 【ゲーム詳細】 プレイ人数:3~8人 プレイ時間:15分~ 対象年齢:8歳~ セット内容:「5音カード」54枚、「7音カード」54枚、説明書 ★説明書とカードのすべての漢字に読みがな付き。 ★カードのすべてにアルファベット表記付き。 【57577(ゴーシチゴーシチシチ)遊び方説明動画】 https://youtu.be/Y2DSKbJ2yqg
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『短歌カードゲーム ミソヒトサジ』
¥1,700
なべとびすこ(鍋ラボ)さんの、短歌カードゲーム。ライトなゲームかと思いきや、付句、即詠、批評など、遊んでいたら様々なテクニックが身に付いてしまうような、ガチのカードゲームです! --- 5文字と7文字のカードを組み合わせて、誰でも短歌を作ることができる「短歌カードゲーム ミソヒトサジ〈定食〉」です。 短歌やアナログゲームが好きな方でも、これまで短歌やアナログゲームに馴染みがなかった方でも、簡単に楽しく遊んでいただけます。 また、短時間で盛り上がれるので、会社の研修や初対面の方同士のアイスブレイクなどにもオススメです。
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穂村弘『短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇』
¥1,650
--- 双子でも片方は泣く夜もあるラッキーアイテムハンカチだった(こんこん・女・34歳)……歌人・穂村弘が、読者から届いた短歌を選び、講評する『ダ・ヴィンチ』の人気連載30回分が1冊に。読めばおもわず短歌を詠んでみたくなる実践的短歌入門であると同時に、短歌の魅力を際立たせる講評が、言葉のワンダーに触れるエッセイとしても味わえる。
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『こども「折々のうた」100』
¥1,650
--- 10歳から大人まで俳句・短歌入門に最適! 日本文学史上に輝く現代の詩歌選集『折々のうた』の中から、10歳から読んでほしい短歌と俳句をそれぞれ50ずつ選び、分かりやすく解説しました。 登場する作者は、73人。 万葉集掲載の額田王・柿本人麻呂から、平安時代の歌人和泉式部、江戸時代に活躍した松尾芭蕉・小林一茶、近現代の歌人石川啄木など、 教科書でもなじみ深い作者から現代作者までの作品を 時代の流れに沿って並べ替えました。 俳人の長谷川櫂さんによる前書きの一部を紹介します。 「人生には恋も老いも死もあることを、子どものうちから知っておいていい、知っていなくてはならないのではないかと考えて「大人向け」の短歌や俳句も入れることにしました。 こうしてこの本は短歌や俳句を知るだけでなく、人間一生の案内図になりました。 君たちの長い人生の「折々に」ページを開いていただけたらいいなと願っています」。 すべての漢字と歴史的かなづかいにふりがなをつけ、詩歌には現代語訳と、大岡信さんの解説文には、ことばの解説をつけました。 解説文もあわせて読んでいただくことで、短歌や俳句の味わい方がわかり、読むことが楽しくなっていきます。 (小学館紹介文より)
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横山未来子『はじめてのやさしい短歌のつくりかた』
¥1,320
−−− はじめての人も、もうはじめている人にもお勧めの短歌の入門書。短歌をつくる方法・ポイントをひとつひとつ、丁寧に紹介。定型や文法といった基本中の基本から、自然や家族といったテーマごとの短歌づくりのポイントまで、作品や添削例を元に解説しているのでコツがつかみやすくなっています。さらに古今の名歌を多数掲載。鑑賞の仕方もわかり、短歌を味わう楽しみがさらに増すことでしょう。洗練された作品を詠むための技法の数々がつまった一冊です。 《担当者コメント》 ●わかりやすい構成だから初心者におすすめ 和歌と短歌の違いはなんでしょうか。本書はそんな、基本中の基本からじっくり解説。文語文法やオノマトペ、リズムの工夫……技法だけレクチャーされてしまうとつい、頭もこんがらがってしまいがち。そこでひとつひとつに実例を掲載。どこをどんなふうに工夫しているかがわかるので、短歌ならではのテクニックを自作に取り入れやすくなります。 ●添削例があるからポイントが目で見てわかる テクニックを、実例を交えて解説するだけでなく添削できちんとおさらい。原作と添削例では一見、何が変わっているのかわからないかもしれません。ところが解説を読んでみると、どんなふうに技巧を重ねているのかわかるはず。推敲のプロセスが目で見えるので、「わかっていても自分の作品で実践するまでにならない」という人も、テクニックの使い方をすんなり理解できることでしょう。 ●古今の名歌も味わえる たくさんの実例は歌人による、いずれも古今の名歌ばかり。ジャンルにこだわらず、著者が厳選を重ねたすばらしい作品が並んでいます。推敲を重ねた、才能あふれる先人たちの作品は味わうだけでも楽しいもの。のみならず、味わいどころや、つくる上でのポイントも解説。どんなテクニックが使われているのかを理解してから実例を見てみると、驚くほどの技巧と洗練を重ねていることがわかります。あなた好みの作品を見つけ、作者の歌集を読んでみたり、つくりかたを真似してみたりしてみれば、自作のレベルアップにもつながることでしょう。 ●短歌のジャンルや、毎日楽しむためのアドバイスも ちょっと短歌のことを調べてみると、今どきの短歌事情や、いろんなジャンル・有名な歌人のいることがわかります。短歌の入口に立った人が知りたい情報も紹介。自分でつくる時にも、様々なジャンルや歌人について知ることはとても役立つはず。歌会や短歌結社といった、短歌を通していろんな人と交流したり、レベルアップをはかるための方法も紹介、まさに「短歌をはじめたい。だけどよくわからない」という人にとって手取り足取りの一冊になっています。
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東直子「短歌の時間」
¥1,760
−−− 東直子が選んだ711首! 雑誌『公募ガイド』選歌欄6年半の人気連載を書籍化。鳥、窓、恋人、袋、ロボット、宇宙、スポーツ……などのテーマ詠・題詠から、人気歌人・東直子が特選、秀作、佳作を丁寧に選びました。確かな選歌眼、詩情ゆたかに歌に寄り添うあたたかな選評。短歌好きの人も詠みはじめたい人にも絶好の一冊です。作家のヒントになる118首を鑑賞したエッセイ54編、著者によるイラスト80点も豪華収録。 誰かが短歌という小さな詩の器で残した感性を、こうして活きのよい状態でお届けできることができて幸せです。折にふれてページをめくって、お気に入りの短歌を見つけてもらえると、なお幸せです。(「あとがき」より) 「短歌の時間」のさまざまなテーマ詠・題詠から、こんな素敵な歌が生まれました! (なんだろう、これは…)と呟き1号は自身の涙で錆びついていった(テーマ詠・ロボット) /九螺ささら(『神様の住所』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞) ひとことに遠い暮らしがこぼれててぬるくなってくビールをみてる(題詠・遠) /武田ひか スーツ着たままデタラメに歩いたらオレしかいない草原に雲(題詠・雲) /工藤吉生(第一歌集『世界で一番すばらしい俺』が短編映画化)
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【古本】穂村弘『短歌という爆弾』(文庫)
¥750
※こちらは古本になります 背表紙に日焼けの跡があります。 ーー 人気歌人、穂村弘による衝撃の短歌入門書が待望の文庫化。冷たく不気味な世界のすみっこで「短歌という爆弾」を炸裂させて、世界の心臓を爆破しよう。短歌の「製造法」(レッスン)、「設置法」(作った短歌をどう広めるか)、「構造図」(現代短歌の魅力の解剖)を、都市を疾走する歌人、穂村弘が熱く語る。文庫化にあたって、21世紀の短歌についての著者ロングインタビューと、歌人枡野浩一氏による解説を収録した。
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【古本】『食器と食パンとペン』
¥1,820
SOLD OUT
※こちらは古本になります 多少カバーにへこみがありますが、状態は良好です。 ーー イラストレーター・安福望さんが、一日一首短歌を選び、ほんわかとした絵で彩る人気ブログ「食器と食パンとペン」。 人気の高かった選りすぐりの作品に加え、描き下ろし作品も収録! ! ブックデザイン:駒井和彬
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【サイン本あり】木下龍也『あなたのための短歌集』
¥1,870
2017年から始まった、歌人木下龍也による短歌の個人販売プロジェクト「あなたのための短歌1首」。短歌を購入された方からの提供をもとに、一冊の本として形になりました。 また、「本書の印税は受け取らない」という木下龍也さんからの条件を受け、出版元のナナロク社は本書の印税額で「書店」にて「歌集」を定価で購入し、各地の学校、施設、店舗などに贈呈するそうです。販売後の展開も楽しみな一冊です。 ※詳しくはナナロク社のnoteにて →https://note.com/nanarokusha/n/n490bdc3b81df#KBmbj −−− 歌人・木下龍也さんが「お題」を受けて作歌する、短歌の個人販売プロジェクトが一冊の本になりました。 これまで作歌した700首の中から「100題100首」を収めています。 歌人がひとりの想い(お題)と向き合うことで生まれた短歌が詰まった歌集です。 【掲載予定のお題と短歌よりご紹介】 (お題)長い間、片想いしていた相手がいます。もう前に進もうと決めました。背中を押してくれる短歌をください。 (短歌)ふりむけば君しかいない夜のバスだから私はここで降りるね (お題)私は梅雨の時期に生まれました。雨が好きで、雨の短歌を詠んでいただきたいです。 (短歌)部屋にいる以外をしない雨の日の炎のようなあなたの寝癖 (お題)最近ずっともやもやとした悩みを抱えています。励みとなる短歌をください。 (短歌)いつからか頭のなかで飼っている悩みがついにお手を覚えた (お題)まっすぐ生きたい。それだけを願っているのに、中々そうできません。まっすぐに生きられる短歌をお願いします。 (短歌)「まっすぐ」の文字のどれもが持っているカーブが日々にあったっていい 装丁:名久井直子
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『はつなつみずうみ分光器 after 2000 現代短歌クロニクル』
¥2,420
鉄板の現代短歌ガイド『桜前線開架宣言』の姉妹本『はつなつみずうみ分光器』。 『桜前線』は、1970年生まれ以降の歌人を紹介した本なのに対してこちらは、2000年以降に出版された歌集のブックガイド。そして、2000~ 2020年の短歌の流れをまとめた本になっています。 鋭く、でも注意深く、周辺の状況も記しながらの紹介は、とてもエキサイティングでスリリング。 歌は大きめの文字で表記されていてパラパラとも読めるし、時系列を追って20年のダイナミズムを辿るのも、楽しいです。 コンパクトながら、コラムの「ニューウェーブ」「第一歌集」「前衛短歌」などでは、現代短歌の理解に必要なエッセンスを凝縮。最近の動向までを、かなり濃縮して解説しています。 「桜前線」は、現代短歌の広さや面白さを知る地図。のようなイメージでしたが、『はつなつみずみ分光器』は、最近の動きを縦軸で、ガシッと掴めるような印象です。 読んだことのある本の解説にも新たな発見があるはずです。初心者にも、ベテランにもおすすめの一冊。 ーーーーーーーーーーーーー 歌集を買ってみたい、いろいろ読んでみたい。 けれどどこから手をつけたらいいのかわからない。 この本はそんな人に向けたブックガイドとして企画された。 (「まえがき」より) 『桜前線開架宣言 Born after 1970現代短歌日本代表』(山田航編著/2015刊)の姉妹本となるアンソロジー。前作が「Born after 1970」の歌人を紹介しているのに対し、本作は「after 2000」に刊行された歌集を取り上げている。 著者は評論や小説でも注目される歌人・瀬戸夏子。 「今」の短歌がどこにいて、これからどこへ向かうのかを読み解くのに必読の一冊。 (瀬戸夏子/2021.5刊/左右社)
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『100年後あなたもわたしもいない日に』
¥1,980
全ての乙女に手に取っていただきたい本が入荷しました。 文筆家・土門蘭さんと、イラストレーター・寺田マユミさんの共作。 短歌とイラストが重なり合い、共鳴しあい、美しい世界が繰り広げられています。 普通の単行本より小ぶりで、手のひらに収まりやすい、宝物にしたくなるサイズ。 どうぞ、見かけたら手に取って、中を開いてみてください。 まだ見ぬ誰かの大切な一冊になりますように。 ーー以下、本書公式サイトよりーー 「自由闊達にして緩急自在の線を引く寺田マユミのイラスト。 そして抽象と具体のあわいを妙と詠む土門蘭の短歌。 そんなふたりが出会って、歌集でもあり、画集でもある本ができました」 『100年後あなたもわたしもいない日に』は、〝トリミング〟をテーマにした短歌とイラストの本です。 日常の風景を言葉と絵で切り取り、掛け合わせ、一首ごとに新しい構図から世界を見るような仕掛けを作りました。 表紙がトリミングされる小窓付の函、切り抜かれた紙面、自由に遊ぶ活字。 ページをめくるごとに本を読むという楽しさを存分に味わっていただける一冊です。 描き下ろし・書き下ろしの、寺田マユミのコミック、土門蘭のエッセイも収録しています。 --------------------------------------------------------- 著者:土門 蘭(文)/ 寺田 マユミ(絵) 編集:柳下恭平 デザイン:岸本敬子 仕様:文庫サイズ、函入り
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『桜前線開架宣言』
¥2,420
札幌の歌人、山田航さんによる短歌ガイド。 1970代以降生まれの歌人を厳選。豊富な数の歌と、熱意のある評で、現代短歌の世界へと導いてくれます。 短歌をこれから始める、どこから入ればいいか分からない!という方にもおすすめです。
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木下龍也・岡野大嗣『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』
¥1,540
木下龍也・岡野大嗣 男子高校生ふたりの視点で紡がれた、七月一日から七夕までの七日間の物語歌集。 ひとつひとつの歌は物語の断片を彩りながら、その強い光を放っている。 日常から徐々に滲みだす青春の濁りを、新鋭歌人ふたりによる200首の歌が描きだします。 ふたりがむかえる七日間の結末とは。本書をぜひ開いてください。
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東直子『短歌の詰め合わせ』
¥1,320
--- 「食べ物」「動物」「家族」「自然」「喜怒哀楽」「恋」「不思議」「乗り物」8つの身近なテーマに沿って、東直子があなたの心のお守りになるような短歌をご紹介。他にも、短歌の歴史や作り方など、短歌のエッセンスをぎゅ?っと詰めました。ポップでキュートな短歌入門書! 東 直子(ひがし なおこ) 歌人、作家。「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞、小説『いとの森の家』(ポプラ社)で第31回坪田譲治文学賞を受賞。「東京新聞」「公募ガイド」等の選歌欄の選者。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』(ともにちくま文庫)、『十階』(ふらんす堂)ほか。小説に『とりつくしま』(ちくま文庫)ほか。評論集に『短歌の不思議』(ふらんす堂)等、著書多数。 若井麻奈美(わかい まなみ) 1989年、神奈川県生まれ。アニメーション作家、イラストレーター。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。絵本に『ピーマンのにくづめだったもののはなし』(アリス館)がある。幅広く映像やイラストの制作を行っている。 https://www.wakaimanami.com
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大岡信・編『星の林に月の船 声で楽しむ和歌・俳句』
¥770
--- 古代~昭和初期.選りすぐりの二〇〇作 意味はわからずとも,まずは五七調のリズムの心地よさをたっぷり味わい,ことばの響きを楽しもう.『万葉集』の和歌から昭和初期の短歌,俳句まで,くりかえし口ずさんでほしい約二〇〇作をえらんだアンソロジーです.それぞれに短い鑑賞の手引きをそえました.
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穂村弘×東直子『回転ドアは、順番に』
¥638
--- ある春の日に出会って、ある春の日に別れるまでの、恋愛問答歌。短歌と、そこに添えられた詩のような断章で、男と女、ふたりの想いがつづられる。紡ぎ出された言葉のひとつひとつが、絡み合い、濃密な時間を作り上げていく。短歌界注目のふたりによる、かつてないほどスリリングで熱い言葉の恋愛。文庫化にあたり、ストーリーに沿って1章ごとにふたりの自作解説を付加した。
書肆侃侃房「新鋭短歌シリーズ」一挙アップ!