北海学園大学短歌会誌『華と硝烟』各号
¥1,000
International shipping available
北海学園大学短歌会誌『華と硝烟』、遂に刊行!
北海学園の初代文学研究科長であった、「菱川善夫の業績を受け継ぎ、おのおのの短歌研究賞史を練ることを目標とする」同会から、年一冊刊行されていきます。(また、編集部は同大学の田中綾研究室に置かれています。)
<【創刊号】内容紹介>
会員の作品に加え、OBの石井僚一さんの作品も掲載されています。
特筆すべきは、近代短歌研究への特化だと思います。書評も、現代と、明治・大正・昭和、と分けられて掲載されています。
また、評論も厚く、口語短歌運動において重要とされる「清水信ノート」(山田航)の、新技巧派批判、新律格、新短歌の動向など、とても興味深いです!
渡辺駆さんの評論「戦争の正身(むざね)」では短歌史の意義を近代天皇制、軍国主義などを通して分析し、どう短歌に関わるべきかを論じています。
また、1940年の合同歌集『新風十人』を通して、篠弘の視点と比較しながらの、菱川善夫論も掲載。
峰艷二郎さんの評論では、フェミニズムやジェンダー理論からの批判を取り上げながら、菱川善夫の女歌論について、そこから山中智恵子の両性具有性への論について展開されていきます。
濃厚で紹介し切れませんが、表紙の書からも漂う芳しさ…!皆さんの短歌作品も素敵で、今後の会の発展が楽しみです!
是非とも、実物で味わって戴ければと思います〜!(よ)
ーーー
<【第2号】内容紹介>
招待作品は岡本真帆さん。
岡本真帆歌集に呼応した石井僚一さんの新作。
山田航さんは評論(総合誌向きのキャッチーな内容)&新作も発表されています。
ーーー
<【第3号】内容紹介>
特別作品 大柳 優
【会員作品 二十首】五十嵐むつき、長田直美、河岸景都、高城顔面、中村和樹、町田窓、山田航
【評論】 私性搾取――マイノリティとしての女性の短歌とクィアの短歌における私性の歪曲と開示の要求
峰 艶二郎
【会友(学部生)作品 十首】
書評① 現代の歌集
大口玲子『スルスムコルダ』 長田直美
門脇篤史『自傾』 高城顔面
書評② 明治・大正・昭和・平成の歌集
『髙瀬一誌全歌集』 高城顔面
【研究ノート】歌誌「日光」ノート 山田 航
【菱川善夫研究】敗北の自覚――菱川善夫の反天皇制と坪野哲久の二律背反の「個」 峰 艶二郎
(北海学園大学短歌会)
-
レビュー
(368)
- レビュー(368)
