
『永井陽子歌集 ♭(フラット) 『てまり唄』その他』石川美南編
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【短歌研究文庫7】
永井陽子歌集 ♯(シャープ)と2冊同時に刊行 ‼︎
人の息絶え絶えなるを目守る日はおもふヒマラヤを越えゆくツルを
『てまり唄』
永井陽子の私的な側面。うさぎの国の老母とわたし。
老いゆく母との最後の日々が色濃く反映された『てまり唄』300首を完本収録。
遺歌集『小さなヴァイオリンが欲しくて』より再編成した210首、
第一句歌集『葦牙』からの俳句43句と短歌54首。
全564首と43句を収録。略年譜付き。
つくねんと日暮れの部屋に座りをり過去世のひとのごとき母親 『てまり唄』
鹿たちも若草の上(へ)にねむるゆゑおやすみ阿修羅おやすみ迦楼羅 『てまり唄』
〈とか〉〈とか〉と並ぶレポート指し示しとかとか国のものがたりする 『小さなヴァイオリンが欲して』
夜は夜のあかりにまわるティーカップティーカップまわれまわるさびしさ 『葦牙』
【著者プロフィール】
永井陽子(ながい・ようこ)
1951年愛知県瀬戸市生まれ。十代から短歌に親しむ。69年「短歌人」入会。78年『なよたけ拾遺』で現代歌人集会賞、95年『てまり唄』で河野愛子賞受賞。2000年没。2005年『永井陽子全歌集』刊。
【編者プロフィール】
石川美南(いしかわ・みな)
1980年神奈川県横浜市生まれ。十代から短歌に親しむ。歌集に『砂の降る教室』『裏島』『離れ島』『架空線』『体内飛行』。2020年第一回塚本邦雄賞受賞。
(短歌研究社)
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