toron*『イマジナシオン』 | がたんごとん

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toron*『イマジナシオン』

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toron*さん『イマジナシオン』

おふたり様ですかとピースで告げられてピースで返す、世界が好きだ

はやぶさの次はひかりに乗り換えてきみがまばゆく南下して来る

進まなくていい青としてローソンはぼくらのセーブポイントだった

イマジナシオンは、フランス語で「想像」。巧みな比喩や言葉遣いは何かを詳しく伝える、というよりは、視野が一気に広げたり、気持ちを溢れるほど拡張する。


花びらがひとつ車内に落ちていて誰を乗せたの始発のメトロ

ドで始まりドで終わるように観覧車降りてもきみがまだ好きだった

春一番ピアスホールに吹き抜けてあなたなしでも春なのだろう。

短歌が切り取るのは、誰にも起こりうる1場面かも知れないけれど、次々に表れるイメージが、前後のドラマや、たくさんの感情をぐんぐんと想起させる。想像や回想はどうしても、読み手自身のものになってしまうので、何度も何度も、心を震わされてしまう歌集だと思います。

「短歌が魔法だったことを思い出してしまう。」(山田航)ー帯より

−−−
新鋭短歌シリーズ60
『イマジナシオン』
toron*
監修:山田航

【5首】
いずれ夜に還る予約のようである生まれついての痣すみれ色
花びらがひとつ車内に落ちていて誰を乗せたの始発のメトロ
手のひらの川をなぞれば思い出すきみと溺れたのはこのあたり
おふたり様ですかとピースで告げられてピースで返す、世界が好きだ
海の日の一万年後は海の日と未来を信じ続けるiPhone

言葉で世界が変形する。
不思議な日常なのか、リアルな非日常なのか、
穏やかな刺激がどこまでも続いてゆく。
短歌が魔法だったことを思い出してしまう。
(山田航)

【著者プロフィール】
toron*(とろん)
大阪府豊中市出身。現在は大阪市在住。Twitterで短歌に出会い、2018年4月からウェブサイト「うたの日」に投稿をはじめる。新聞歌壇、雑誌などへの投稿をしつつ、現在は塔短歌会、短歌ユニットたんたん拍子、Orion所属。


発行所:書肆侃侃房

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