
伊舎堂仁『感電しかけた話』
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伊舎堂仁さんの第二歌集『感電しかけた話』。
ぼくたちを徴兵しても意味ないよ豆乳鍋とか食べてるからね
その町にいればどこからでも見えるでかい時計の狂ってる町
本日も東日本のご利用まことにありがとうございました
破天荒やシュール、など、分かりやすい言葉に収められないような独特さ。かといって、人を食ったように奇を衒うだけでもなく、生々しい座りの悪さや人間らしさも感じます。
おれカルディすきなんだよね 「わたしはぜんぜん好きじゃない……」
階段を上がってきながら怖い人「今1階に誰もいないよ」
クリップをまっすぐにして片方をふさいだ鼻の穴でスッ
歌集と言いつつも、何とも掴みどころがないのに、するすると読まされてしまう散文も多く収められており…予期していない心の視覚から、アナーキーなものに侵入されてしまうような…独自のアートフォームとしか言えないような、でも妙にスマートな本。(よ)
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「たまたま死ななかっただけ、と思ってもらっていいです」「はい」
第一歌集『トントングラム』でデビュー、
破天荒で新鮮な口語短歌によって注目される著者の第二歌集。
【収録歌より】
ぼくたちを徴兵しても意味ないよ豆乳鍋とか食べてるからね
その町にいればどこからでも見えるでかい時計の狂ってる町
本日も東日本のご利用まことにありがとうございました
自販機へのぼる誰もがつま先をお釣りの穴にいったんいれて
バナナのにおいのチョコレート食べてるときの人間はザコ
【著者プロフィール】
伊舎堂仁(いしゃどう・ひとし)
1988年沖縄生まれ。歌集『トントングラム』(書肆侃侃房、2014年)。
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