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秋月祐一『この巻尺ぜんぶ伸ばしてみようよと深夜の路上に連れてかれてく』
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一首一首から、そして一冊からは、確かにある作者像が顕れる。
しかしその作者(「主体」と言い換えてもいいかもしれない)は、どことなく摑みようがない印象を受ける。読み込めば読み込むほどに、主体はするりと読者の手をすり抜けていってしまう。そして、そこが限りなく面白い。
ライトヴァース、ニューウェーヴをくぐった先の、ひとつの「私」の有り様が、何食わぬ顔で一冊に収まっている。・・・「帯」より
【自選5首】
桃をもらひ礼状を書くこの夕べいつもより字をていねいに書く
湖で泳いできたといふ人がみづうみにふる雨のはなしを
廃墟・廃港・廃線・廃市・廃病院・廃家・廃井あぢさゐのはな
透明な生き物図鑑をながめつつ何度「負けた」とおもつたことか
ちぷたぷと緩衝材を潰してるちぷたぷ、きみはおでこ広いな
(出版社:青磁社)
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