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稲垣尚友『灘渡る古層の響き』
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稲垣尚友さんによる、トカラ列島平島の、昭和49年の放送速記録と解説をまとめた本。
当時の島には、個人電話もまだなく、放送というよりは伝言板や私信のようなものも含まれている。
「ヤギの耳を切らないでください」
「私は小間使いではありません」
「私は毎晩泣いている」
時に泥酔しながら流される放送は、公共というにはあまりに個人的で、生々しい。放送そのままを読み解いていくので、記録としての確かさと、解説の深さに驚かされます。また、島の人間関係や暮らしの構造など、あらゆる事を知っていないと、ほとんど理解できないような内容を、長年、島に身を投じ、見つめ、考え続けた著者だからこそ書けるリアリティに迫った記録です。現代からすれば別世界のような、島の暮らしの薫りたつような本。
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