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横山未来子『はじめてのやさしい短歌のつくりかた』
¥1,320
−−− はじめての人も、もうはじめている人にもお勧めの短歌の入門書。短歌をつくる方法・ポイントをひとつひとつ、丁寧に紹介。定型や文法といった基本中の基本から、自然や家族といったテーマごとの短歌づくりのポイントまで、作品や添削例を元に解説しているのでコツがつかみやすくなっています。さらに古今の名歌を多数掲載。鑑賞の仕方もわかり、短歌を味わう楽しみがさらに増すことでしょう。洗練された作品を詠むための技法の数々がつまった一冊です。 《担当者コメント》 ●わかりやすい構成だから初心者におすすめ 和歌と短歌の違いはなんでしょうか。本書はそんな、基本中の基本からじっくり解説。文語文法やオノマトペ、リズムの工夫……技法だけレクチャーされてしまうとつい、頭もこんがらがってしまいがち。そこでひとつひとつに実例を掲載。どこをどんなふうに工夫しているかがわかるので、短歌ならではのテクニックを自作に取り入れやすくなります。 ●添削例があるからポイントが目で見てわかる テクニックを、実例を交えて解説するだけでなく添削できちんとおさらい。原作と添削例では一見、何が変わっているのかわからないかもしれません。ところが解説を読んでみると、どんなふうに技巧を重ねているのかわかるはず。推敲のプロセスが目で見えるので、「わかっていても自分の作品で実践するまでにならない」という人も、テクニックの使い方をすんなり理解できることでしょう。 ●古今の名歌も味わえる たくさんの実例は歌人による、いずれも古今の名歌ばかり。ジャンルにこだわらず、著者が厳選を重ねたすばらしい作品が並んでいます。推敲を重ねた、才能あふれる先人たちの作品は味わうだけでも楽しいもの。のみならず、味わいどころや、つくる上でのポイントも解説。どんなテクニックが使われているのかを理解してから実例を見てみると、驚くほどの技巧と洗練を重ねていることがわかります。あなた好みの作品を見つけ、作者の歌集を読んでみたり、つくりかたを真似してみたりしてみれば、自作のレベルアップにもつながることでしょう。 ●短歌のジャンルや、毎日楽しむためのアドバイスも ちょっと短歌のことを調べてみると、今どきの短歌事情や、いろんなジャンル・有名な歌人のいることがわかります。短歌の入口に立った人が知りたい情報も紹介。自分でつくる時にも、様々なジャンルや歌人について知ることはとても役立つはず。歌会や短歌結社といった、短歌を通していろんな人と交流したり、レベルアップをはかるための方法も紹介、まさに「短歌をはじめたい。だけどよくわからない」という人にとって手取り足取りの一冊になっています。
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【サイン本あり】サイレンと犀
¥1,870
SOLD OUT
木下龍也さんとの共著や、イベントスペース「spin off」を運営するなど、八面六臂の活動をされる歌人・岡野大嗣さんの人気歌集。 安福望さんのイラストも素敵です。 <自選短歌五首> もういやだ死にたい そしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい ともだちはみんな雑巾ぼくだけが父の肌着で窓を拭いてる 河川敷が朝にまみれてその朝が電車の中の僕にまで来る そうだとは知らずに乗った地下鉄が外へ出てゆく瞬間がすき つよすぎる西日を浴びてポケットというポケットに鍵を探す手 【ブログ紹介記事はこちら】 →http://wp.me/p9kdgT-1s
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【サイン本あり】たやすみなさい
¥2,200
岡野大嗣さん、待望の第2歌集!優しさと、繊細な心を多く詠みこんだ歌集です。 たやすみ、は自分のためのおやすみで「たやすく眠れますように」の意 たやすく。は、何かに負けるような使われ方もするけれど、戦わなくてもいい。今日は負けてもいいから、せめて安らかに…という、自らによる、自らへの祈りを感じました。自分のための祈り。他の人は祈ってくれない世界の厳しさも感じる。けれど、自らの安らかさは守れる世界であって欲しい…!と思いました。他にも、ザクザク刺さる短歌で満ちています。所々あらわれる、安福さんのイラストが、更にたやすくしてくれる…!構成も、遊び心のある作りになっています。(よ)
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穂村弘『はじめての短歌』
¥627
SOLD OUT
−−− 短歌とビジネス文書の言葉は何が違う? 共感してもらうためには? 「生きのびる」ためではなく、「生きる」ために。いい短歌はいつも社会の網の目の外にある。読んで納得! 穂村弘のやさしい短歌入門。
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若松英輔『詩を書くってどんなこと?』
¥1,540
まだ詩を書いていない詩人たちへ− −−− あなたの「ほんとう」を探す旅へ、いざなう一冊 詩を書くことは、特別なことではありません。「詩は、私たちの心のなかにあるものの結晶です。読むだけでなく、ぜひ詩を世に送り出し、世の暗がりを照らし出してください」。人生で誰もが遭遇する困難も、詩を書くことで乗り越えられるかもしれない。大震災と身近な人の死をきっかけに「詩と本当に出会い、人生が変わった」著者が、人にとって詩はなぜ必要か、「詩を書く」意味とプロセスを真摯に伝える、本書はまだ詩を書いていない詩人=みなさんとの真剣な対話です。 第1章 詩と出会う 第2章 詩情とは何か 第3章 詩を書く 第4章 詩を書くⅡ 第5章 詩を読む 第6章 詩学とは何か 最終章 詩を贈る ◆これから詩を書こうとする人たちへブックリスト
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別冊NHK100分de名著 読書の学校 若松英輔 特別授業『自分の感受性くらい』
¥880
−−− 生きづらさを抱える人へ なぜ人には詩が必要なのか? 国民的詩人・茨木のり子が遺した素朴な詩は、なぜ日本人の心に響くのか? 「詩」を感じることができれば、言葉は人生を支える糧となる。詩と出会う大切さを知ることで、自分を励ますための言葉が見つかる一冊。累計15万部突破の「読書の学校」シリーズ最新刊!
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枡野浩一『かんたん短歌の作り方』
¥880
数々の人気歌人を輩出したバイブル本!読めば今すぐ短歌が作りたくなる(かも)! −−− 今の言葉で作る「かんたん短歌」。感嘆するような表現を選び、並べるのは難しい。でも何かを言いたいときに、短歌のリズムなら思いが伝わる! この本の目次 作り方(やさしく書くってことはなんてむずかしいんだろう)(何かを言いたいとき五七五七七のリズムを活用すると、強引な意見でもモットモらしく見えます。 一度読んだだけで意味がすぐわかり、くり返し読んでも面白い、そんな短歌をめざしてください。 ほか) Q&A(歌人になる方法をおしえて)(どうやって歌人になったの? 「歌集」と「短歌集」のちがいは? ほか) 作品集二〇〇〇(短歌じゃないかもしれない症候群) 作品集二〇一四
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穂村弘『短歌の友人』
¥814
−−− 現代短歌はどこから来てどこへ行くのか? 短歌の「面白さ」を通じて世界の「面白さ」に突き当たる、酸欠世界のオデッセイ。著者初の歌論集。第十九回伊藤整文学賞受賞作。
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エフーディ
¥770
短歌と俳句の秘密結社、エフーディの会・有志が、俳句×短歌×詩×エッセイの本を作りました。 愛媛県・別子銅山の廃墟や、松山を吟行した記録です。 【執筆者】 石川美南(歌人) 川野里子(歌人) 神野紗希(俳人) 東直子(歌人) 平田俊子(詩人) 三浦しをん(小説家) 【発行】 エフーディの会 【主な内容】 それぞれの得意ジャンル(?)はもちろん、東直子の詩や三浦しをんの短歌が読めるのは『エフーディ』だけ! 廃墟好き必見の内容! ・旅程表 ・短歌(川野里子、平田俊子、神野紗希、石川美南、三浦しをん、東直子) ・エッセイ1(神野紗希、東直子) ・詩(平田俊子、東直子) ・エッセイ2(平田俊子、東直子、石川美南、川野里子) ・俳句(神野紗希、石川美南、平田俊子、川野里子) ・エッセイ3(三浦しをん、石川美南) 本文62ページ、A5判、カラー口絵入り * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * vol.2 短歌と俳句の秘密結社、エフーディの会・有志による俳句×短歌×詩×エッセイの本、まさかの第2弾! 今回は、大分県竹田市を吟行しました。参加メンバーもページ数も増量しています。 【執筆者】 石川美南(歌人) 川野里子(歌人) 小島なお(歌人) 高柳克弘(俳人) 東直子(歌人・小説家) 平岡直子(歌人) 平田俊子(詩人) 三浦しをん(小説家) 【発行】 エフーディの会 【価格】 700円+税 【主な内容】 ・旅程表 ・短歌(川野里子、東直子、小島なお、高柳克弘、石川美南、三浦しをん、平岡直子) ・エッセイ1(石川美南、東直子) ・俳句(高柳克弘、石川美南、東直子、平岡直子、三浦しをん、平田俊子) ・エッセイ2(三浦しをん、平岡直子、小島なお) ・詩(平田俊子、小島なお、石川美南、三浦しをん、東直子、川野里子) ・エッセイ3(平岡直子、川野里子、高柳克弘、平田俊子) 本文92ページ、A5判、カラー口絵入り
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新短歌教室の歌集1
¥1,760
SOLD OUT
『新短歌教室の歌集』は、木下龍也さん、岡野大嗣さんを招いて2020年11月から開催された教室の中から選歌された歌集です。 自選5首+講師選の1首。全ての皆さんに、評とプロフィールが、ついています。 銀の箔押し、ハードカバー。講師と生徒の皆さんの、誇らしい足跡のように見えます。
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杉﨑恒夫『パン屋のパンセ』
¥2,200
SOLD OUT
長く愛唱されるロングセラーの代表のような歌集。『パン屋のパンセ』 バケットの長いふくろに描かれしエッフェル塔を真っ直ぐに抱く 休日の静かな窓に浮き雲のビザがいちまい配達される 透明な秋の空気はフラスコの中でフラスコのかたちしている この街の黄色い点字ブロックを辿っていったら夕焼けだった おおらかで優しく、気品があって、慈愛に満ちています。享年90歳。没後「かばんの会」有志によって2010年に刊行された歌集は、ついに8版です。
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しびれる短歌
¥924
2019年発刊、東直子さん、穂村弘さんによる短歌入門書。 フランクな対談方式でありながら、ページに付き数名は歌がひかれているので、かなりの分量、近代から若手までの広い射程をカバー、色々つまみ食いしているうちに、短歌史や時代の変遷と多様性などがざっくり入ってくるように出来ています。「やっぱり基本は恋の歌」「イメージを裏切る動物の歌」「人生と神に触れる時間の歌」など、テーマも絶妙です。 付録「歌人ってどうやってなるの?」では、歌壇の動きや商業性、お金の話など、突っ込んだ内容も多いです。
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guca vol.2
¥800
SOLD OUT
短詩系マガジンguca vol.2! 特集「はじめての池田澄子」 椿咲くたびに逢いたくなっちゃだめ 澄子 なんたるときめき…!大御所のイメージもありますが、とてもチャーミングな方…! 短歌や俳句、または短詩に触れた事のない人にもおすすめしたい!今回の特集との事。間違いない。 池田さんの新作、インタビュー。歌人の奥村晃作さん、吉田竜宇さん、永井祐さん。俳句からは村井康司さん、阪西敦子さん。She is の野村由芽さん、漫画などもあり、かなりのボリューム感です
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俳句雑誌 翻車魚 vol.2
¥500
SOLD OUT
俳句雑誌 翻車魚(まんばう)も入荷しています!佐藤文香特集!佐藤さん、関悦史さんの作品。柳元佑太さんの骨太な佐藤文香論。まさかの、本気のカモノハシの解説…!笑 しっかりしてるのに、すっと入れてしまう一冊。
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翻車魚 vol.3 ふくろふ号
¥500
まんぼうvol.3 ふくろふ号!かわいい。特集、関悦史。小津夜景さんが100句選び、11に分けて解説!圧巻です。佐藤智子さんの作品「梟が」。複雑系科学者の俳人・山岸純平さんのエッセイもあり。読み応えのある一冊です。
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木下龍也『天才による凡人のための短歌教室』
¥1,320
タイトルからして、上から来るのかと思ったら、むしろ生々しく、熱血に溢れています…! ストレートなコンテンツ「すべては歌集に書かれてある。」「余白に甘えるな。」「投稿で負けまくれ。」などなど、これまでの知識や経験を簡潔かつ、全て見せた上で、天才の出現を待っている…熱い教室。
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いつかたこぶねになる日(特典付き)
¥1,980
俳人、小津夜景さんによる、漢詩の訳とエッセイ…と、まとめてしまうには余りある、しなやかで、ウィットに富んで、果てしない文学的厚み、叙情に溢れる本です。 クラウドファンディングページにも、寄稿させていただいています! https://motion-gallery.net/projects/soryusha
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レダの靴を履いて
¥1,980
ゆきたくても誰もゆけない夏の野のソーダ・ファウンテンにあるレダの靴 前衛短歌を切り拓き、短歌史に大きな足跡を残した塚本邦雄。荘厳、幻想的、時に難解な短歌を、1つ1つ味わい、解きほぐしながら解説した本。 ベテランの方は勿論、この魅惑の世界に浸る、入門にもうってつけの一冊。
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わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版
¥1,000
盛岡在住の歌人・くどうれいんによる、食にまつわる俳句とエッセイ。 20代前半くらいの、がんばっている・がんばろうとしている女の子に贈りたい。あの子とかあの子とか。
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現代短歌のニューウェーブとは何か?
¥1,980
書肆侃侃房さんの、『現代短歌のニューウェーブとは何か?』入荷しています。90年代〜00年代の新聞、雑誌などの記事から、同時代の歌人による論考、シンポジウムの記録。「短歌ヴァーサス、歌葉のころ」など、総まとめ!的な本です!ありがたい…
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ねむらない樹 vol.4
¥1,650
ねむらない樹、vol.4も入荷しています!特集1、第2回笹井宏之賞!今回も詳細な選考。特集2.短歌とジェンダー。歴史的にも深い射程で語られています。私性や主体など。自作の解説も見所。対談、岡野大嗣×国府達矢!書評も話題の歌集ばかりです。連載も、気になるテーマばかりで、充実です!
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さんばし vol.1
¥800
短歌プラットフォーム『さんばし』も入荷しています。「短歌というジャンルをバッチバチに強くする同人誌」。今回はネットの活動に焦点を絞り、統計によるシーンの分析、現状に対する対談。ネットの現在、学生短歌会の現在などの評論。的の絞り方と情熱に圧倒されます
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かばん2019/8
¥500
SOLD OUT
かばん8月号! ゲストは工藤玲音さん。連作「鹿を轢く」 東北のリアルが爆裂している…! 表紙イラストは平川いつかさん。宮沢賢治の 夏りんご すこしならべてつゞましく まなこをつむる露店のわかもの より。かわいい(よ)
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ねむらない樹 vol.3
¥1,430
短歌ムック『ねむらない樹』vol.3 も入荷しています!特集「映画と短歌」「短歌の言葉と出会ったとき」カジュアルながら、歌人の数、企画のバリエーションと、厚みがすごいです!短歌を用いて話題だった『ひかりの歌』についての座談会も載っています。