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『左川ちか全集』

¥3,080 税込

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モダニズムの先駆者として、伊藤整を始め多く期待をされながら、24才で夭折した詩人・文学者の左川ちか。詩作は勿論、ジョイスやウルフなど、多くの翻訳も手がけ、再評価が高まっています。参考文献・論文の紹介も手厚く、熱量を感じます…!詩、翻訳、散文、書簡などもあり、読みやすく、手に取りやすい全集です!
知られざるクラシックとして、また、骨太な研究の入り口としてもお勧めです!



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詩の極北に屹立する詩人・左川ちかの全貌がついに明らかになる──。

萩原朔太郎や西脇順三郎らに激賞された現代詩の先駆者、初の全集。

すべての詩・散文・書簡、翻訳を収録。編者による充実の年譜・解題・解説を付す。

【著者プロフィール】
左川ちか(さがわ・ちか)

詩人・翻訳家。本名川崎愛。1911年生まれ。北海道余市町出身、十勝地方の本別町で幼少期を過ごす。庁立小樽高等女学校卒業後に上京。10代で翻訳家としてデビュー。J・ジョイス、V・ウルフ、ミナ・ロイなど、詩・小説・評論の翻訳を残す。1930年に筆名を「左川ちか」と改め詩壇に登場する。同郷の伊藤整を始め、北園克衛・春山行夫・西脇順三郎・萩原朔太郎らに高く評価、詩誌『詩と詩論』『椎の木』『マダム・ブランシュ』などで活躍した。将来を嘱望されたが1936年に死去。享年24。J・ジョイス著/左川ちか訳『室楽』(椎の木社、1932年)、遺稿詩集『左川ちか詩集』(伊藤整編・昭森社、1936年)。本書は初の全集となる。

【編者プロフィール】
島田龍(しまだ・りゅう)

東京都中野区出身。立命館大学文学研究科日本史専修博士後期課程単位取得退学。現・立命館大学人文科学研究所研究員。専門は中世~近現代における日本文化史・文学史。関連論考に「左川ちか研究史論―附左川ちか関連文献目録増補版」(『立命館大学人文科学研究所紀要』115号)、「左川ちか翻訳考:1930年代における詩人の翻訳と創作のあいだ―伊藤整、H・クロスビー、J・ジョイス、V・ウルフ、H・リード、ミナ・ロイを中心に」(『立命館文学』677号)など。

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