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あたたかき日光（ひかげ）三浦綾子・光世物語

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『あたたかき日光（ひかげ）三浦綾子・光世物語』
北海学園大学で教鞭をとりながら、多くの歌人・詩人も輩出している、田中綾さんの小説です。
田中綾さんは三浦綾子記念文学館長でもあります。
『氷点』などで大ベストセラー作家となった三浦綾子の夫、光世さんの６３冊の日記や資料を基に、二人の生涯を描いた小説です。

　若々しい青春の輝き、純愛、敬虔さ、苦難や闘病…みずみずしく、感性豊かに描かれた日々に、胸がいっぱいになります。
当時の旭川の様子も趣き深く…このまま朝ドラにでもして戴けないでしょうか…(笑)

ここまで機微を描写できる、研究や調査の厚みにも脱帽です！道内外問わず、皆様に読んで戴きたい本です。（よ）

「綾子が口述するのを筆記する間、私は涙を流していた」――。
夫・光世が14歳から晩年までに遺した63冊の日記をもとに、夫婦の愛と創造の裏側を描く。三浦綾子生誕100年にちなみ2022年3月から1年間、「北海道新聞」で連載した小説の単行本化。三浦綾子記念文学館・北海道新聞創刊80周年共同プロジェクト。