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【サイン入り】岡本雄矢『センチメンタルに効くクスリ トホホは短歌で成仏させるの』
¥1,760
『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』の岡本雄矢が放つ、 不幸短歌&エッセイ第二弾! 日常に溢れるトホホな出来事をクスリと笑いに変えてくれます。 --- 今日も世界の片隅で、ひとり膝を抱える僕とあなたのために。 不幸に愛された、トホホ名人……歌人芸人が身を切って綴る、“せつなさとおかしみ”、“短歌とエッセイ”のマリアージュ。 恋でも、仕事でも、その辺にいるときも。あのときも、今も、どうせ明日も。 傷づいたり落ち込んだり。顔では笑っているけど、心は砂漠。 僕の日々は小さな不幸の連続です。トホホな出来事がよく起きて、センチメンタルに殺されそうな日々です。 でも、不幸があると短歌ができます。その短歌を読んで誰かがクスリと笑ってくれます。そうすると僕の小さな不幸は成仏されるのです。 短歌があればトホホも友達です。もしあなたに今、憂鬱なことがあるのなら、僕と一緒にトホホを小さな笑に変えてみませんか。 【収録短歌の一部】 すすきのを3周したのにあのホスト僕の原付にまだ座ってる 注意するほどじゃないけどないんだけど新人さん少し休憩長い 帰ろうと言い出す前の沈黙を作りたいのにずっと喋るね 自転車で豪快にこけてやっぱりか この夏初の半ズボンの日 ワンテンポ隣の席が早いのでコース料理次々とネタバレ 節約のために水筒持ち歩き パチンコでむちゃくちゃ負けている もうこれで最後だの感じ出したのに3日後に会う機会があった 短歌とか少しも興味のない君に届かせたくて詠んでる短歌 …ほか、トホホ短歌に、トホホエピソードを添えて。 (幻冬舎)
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【サイン入り】古賀及子『気づいたこと、気づかないままのこと』
¥1,760
SOLD OUT
日記エッセイが人気の古賀及子さんによる、初の本格エッセイ集。 著者サイン入り、特典の「書き下ろしエッセイカード」付きです。 --- 他にはない味わいの名作日記を日々生み出すweb日記の第一人者、古賀及子さん初の本格エッセイ集。 note「シカクのひみつマガジン」の連載を中心に、過去に古賀さんがブログで公開していたものや書き下ろしを加えました。 幼少期のニュータウンでの暮らし、おばあちゃんや恋人との思い出、産まれて育つ子どもたちとの日々ーー。 人生のあらゆる場面を縦横無尽に切り取った、日記とは違う古賀さんの魅力や人間性が詰まった渾身の1冊。 《1話試し読みはこちら》 https://note.com/shikakunote/n/neb973a0ef754 【解説・帯コメント 長嶋有(芥川賞・大江賞作家)】 向田邦子や武田百合子に伊丹十三、 僕が名エッセイストのそれと感じる文章がここにあった。 アプリに頼り、ミールキットで多忙な家事をいなしながら心の中だけがずっと豊かな、新しい時代の、待望のエッセイストの誕生である。(一部抜粋)
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【サイン入り】工藤吉生『沼の夢』
¥1,980
SOLD OUT
--- この歌集には、奇跡の時間が乱暴に折り畳まれている。ゲキツウ。 ――渡辺祐真/スケザネ(書評家) 第一歌集『世界で一番すばらしい俺』で衝撃的なデビューを果たした著者、待望の第二歌集。唯一無二のユーモアをたずさえて、過去と現在、そして夢の中の「オレ」をめぐる322首。 〈収録短歌より〉 十一月四日にリリー・フランキー、NOKKO、名倉潤、オレが生まれた 捨て場所を探して歩くビニールのゴミを握ればオレの温度だ ウインカーつけて曲がってゆく車 しずかな夜を眠れずにいる 子供にはちょうど良さげな枝だなあ 構えてもよしつついてもグー あたたかくなってくるのはありがたい母がなにかをゴシゴシしてる なぜならば面倒くさいことを避けラクをしようとしてたからです 工藤にも生きる権利があるという噓みたいだがほんとの話 カーテンに隙間があって景色には足りず表情にはまだ遠い 引き抜いた白髪まとめて捨てるとき羽根を捨ててるみたいだったな スーツ着たままデタラメに歩いたらオレしかいない草原に雲 【著者プロフィール】 工藤吉生 (クドウ・ヨシオ) 一九七九年十一月四日、千葉県生まれ。二〇一一年『ドラえもん短歌』(小学館)で短歌に興味を持ち、インターネットを中心に短歌を発表し始める。二〇一八年「この人を追う」(三〇首)が第六一回短歌研究新人賞受賞。二〇二〇年『世界で一番すばらしい俺』を短歌研究社より刊行。のちに短編映画化(主演・剛力彩芽、監督・山森正志)。 (左右社)
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暮田真名『宇宙人のためのせんりゅう入門』
¥1,980
SOLD OUT
--- Z世代の川柳人・暮田真名による初の〈現代川柳〉入門書。 ある日道で拾った宇宙人に「せんりゅう」と名付け、ふたりの奇妙な共同生活がはじまった――。現代川柳とは? どんな作品がある? どうやって発表する? 俳句とはどう違う? 川柳を作るとなにが起こる? 宇宙人との対話形式で、シュールなのになぜか胸が熱くなる、前代未聞の川柳入門。 「わたしは暮田真名。きみは今日から『せんりゅう』だ」 「せんりゅう?」 「そう、きみの名前はせんりゅうだよ」 (プロローグより) 【著者プロフィール】 暮田真名 (クレダ・マナ) 1997年生。川柳句集『ふりょの星』(左右社)。他に『補遺』『ぺら』(私家版)。『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房)入集。「川柳句会こんとん」主宰。「当たり」「砕氷船」メンバー。NHK文化センター青山教室で「現代川柳ことはじめ」講師、荻窪「鱗」で「水曜日のこんとん」主催。 (左右社)
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川野芽生『かわいいピンクの竜になる』
¥2,090
--- 大人気連載、ついに書籍化 ロリィタ、お姫様、妖精のドレス、少年装、幻獣のような髪、メイク…… 世界と人間に絶望した著者が、ロリィタと出会い「自分らしく装う」ことに目覚めて、本来の姿を取り戻すまで。 気鋭の歌人・小説家、川野芽生が「装いと解放」を綴る、初のエッセイ集。 それほどにその服は私に——私の姿かたちだけでなく、私の精神に——しっくりと馴染んでいた。 あるべき世界では、私はずっとこんな服を着て生きてきたに違いない。間違ったこの世界で、それでも私はようやく、自分の羽衣を取り戻した。 「#1 少女は従わない」より 【著者プロフィール】 川野芽生 (カワノ・メグミ) 小説家・歌人・文学研究者。第29回歌壇賞受賞。第一歌集『Lilith』(書肆侃侃房、2020年)にて第65回現代歌人協会賞受賞。小説集に『無垢なる花たちのためのユートピア』(東京創元社、2022年)と『月面文字翻刻一例』(書肆侃侃房、2022年)、長編小説に『奇病庭園』(文藝春秋、2023年)がある。 (左右社)
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雨宮まみ『40歳がくる!』
¥1,870
--- 2016年に急逝した著者によるWeb連載が待望の書籍化! 穂村弘、山内マリコ、初期の編集者らの特別寄稿も収録してよみがえる。 (大和書房)
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『アイヌもやもや 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。』
¥1,760
--- ー漫画『ゴールデンカムイ』の監修にも参加!北原モコットゥナシがアイヌをとりまくもやもやを 丁寧に解説 日本の民族的マイノリティであるアイヌ。北海道が舞台のドラマでもその姿を目にすることはめったになく、教科書に載っているのも民族衣装を着た姿ばかり。非アイヌにとって、今を生きるアイヌの姿は、まるで厚い「もや」の向こう側にあるかのようです。アイヌは、どんなことに「もやもや」を感じているのか? その「もやもや」はどこから来るのか? 無知・無理解や差別の構造、そしてマイノリティとマジョリティの関係など、北原モコットゥナシが様々な視点から考察してゆきます。 ーアイヌが感じている「もやもや」を、田房永子が漫画で表現! 母からの過干渉への葛藤や男性を中心に回る社会への疎外感を、鋭い視点でユーモアをもって描いてきた田房永子。本書では、アイヌが日常のなかで出会うさまざまな「もやもや」を田房氏の手によって漫画化しています。マジョリティに優位な社会の仕組みや、まわりからの無理解により、まるで虚を衝かれたような感覚に陥る瞬間など、漫画を通して感覚的に共有することができます。 (303BOOKS)
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青木海青子『不完全な司書』
¥1,870
--- 奈良県東吉野村にひっそりとたたずむ「ルチャ・リブロ」は、自宅の古民家を開いてはじめた私設の図書館。このルチャ・リブロの司書が綴る、本と図書館の仕事にまつわるエッセイ。 人と接するのが苦手で、本という「窓」から外の世界と接してきた。そんな著者が自らの本棚を開放することで気づいた「図書館」の本質的な効用。精神疾患を抱える「支えられる立場」から、司書という「人を支える立場」になりえた体験を通じて、司書の仕事の豊かさ、奥深さ、そして本という「窓」の持つ力が伝わってくる。 読むと訪れてみたくなる、ある個性的な図書館の物語。 “私の来し方には、いつもそこに「本」と「生きづらさ」が座しています。自分自身の読んできたものと、読書の周辺を紐解くだけで、「この人、よく生きていたなあ」と何やら放心してしまいます。ルチャ・リブロはそんな私自身の読んできたものを開いたような場所で、だからこそ、少ししんどい状況にある人が、ふとこの場所を見つけて遠い道のりをやってきてくれるのではないかと考えています。”(「まえがき」より) (晶文社)
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若菜晃子『旅の彼方』
¥1,760
SOLD OUT
--- 『旅の断片』、『途上の旅』に続く 旅の三部作、第三集 登山の専門出版社の編集者を経て、文筆家として活躍する著者の旅の随筆集三部作の最終巻。旅の記憶や広がる思考を、読者が追体験できる濃やかで静謐な文章で綴る。旅先は英国やロシア、タイ、ネパール、チリなど。第1集『旅の断片』は第5回斎藤茂太賞を受賞。 【編集者のおすすめポイント】 著者が長年に亘って旅をし、出会った自然や人、自らとの対話、それらが丁寧な文章で綴られ、読み進める読者の心にも広がっていく。待望の第三集では旅の記憶に付随する本のことや食のことも多く綴られている。第一集『旅の断片』では第5回斎藤茂太賞を受賞し、「この人の見つめてきた世界はとてつもなく広く、そして出会った出来事も思いがけないほど懐かしい(椎名誠氏)」、「地に足のついた暮し、なんでもない日常がいかに尊いものであるか。この一冊に出会えてよかった(下重暁子氏)」と、著者の表現力と文章力が審査員に絶賛された。 (アノニマ・スタジオ)
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【サイン入り】加賀翔・白武ときお『鼻を食べる時間』
¥1,760
SOLD OUT
--- 歌人・穂村弘氏、推薦! ―――私たちは世界のごく一部にほんの一瞬だけ触れて消えてゆく。 お二人の言葉に出会って、その運命の愛しさを強く思った。 お笑い芸人かが屋の加賀翔と放送作家白武ときおによる、季語や韻律から解き放たれたエロティシズムあふれる俳句、自由律俳句。 QJWebから始まった俳句連載が、この度一冊の句集になった。 加賀翔・白武ときおが書籍用に新たに制作した作品に加え、連載ゲストの作品、読者から募った珠玉の投稿句を含め、300のエロ自由律俳句が収蔵されている。 (太田出版)
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短歌同人誌『西瓜』
¥500
岩尾 淳子、嶋田さくらこ、江戸雪が発起人となり、関西を中心に14人のメンバーが集結し創刊された短歌同人誌『西瓜』。 〈メンバー〉岩尾淳子、江戸雪、門脇篤史、楠誓英、笹川諒、嶋田さくらこ、鈴木晴香、曾根毅、染野太朗、土岐友浩、とみいえひろこ、野田かおり、三田三郎、虫武一俊、安田茜。
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佐藤文香『こゑは消えるのに』
¥2,750
--- いま最も注目を集める俳人・佐藤文香の第4句集。 1年間にわたるアメリカ西海岸での生活から生み出された、詩情豊かな俳句の世界。 ブックデザイン 吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ) ■著者 佐藤文香(さとう・あやか) 1985年生まれ。句集に『海藻標本』『君に目があり見開かれ』『菊は雪』。編著に『俳句を遊べ!』『天の川銀河発電所 Born after 1968』など。共編著に『おやすみ短歌』。詩集に『渡す手』。 ■本句集より 桑港を巡り思索にかなしき艶 七面鳥五羽や舗道を一列に テキサスの八月蟇のごとき雲 ホテルに街角英字新聞一切読まず 平麺に兎ソースや加州の月
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短歌研究 2024/2
¥1,200
SOLD OUT
−−− 【2月の新作作品集】 三十首 米川千嘉子「不忍池、〈アイアイの森〉 」/荻原裕幸「青いひかりを借りて」/横山未来子「冬の香」 二十首 沖ななも「未使用の時間」/鵜飼康東「旋風五十年」/染野太朗「窓とオーボエ」/田口綾子「はなたば」/初谷むい「うたぱに」 十首 我妻俊樹「後編」/谷川電話「丁寧なシャツ」/門脇篤史「弔意」/鈴木晴香「目撃者」/菅原百合絵「薄暮の閨」/榊原 紘「手塩」/三田三郎「華麗なる一族」/佐クマサトシ「GPS」 【特集「芸人の短歌がアツい」】 ① 芸人の言葉力。 東直子の楽歌*楽座seasonⅡ「コントde短歌2024」(前篇) ゲスト=加賀翔(かが屋)/林田洋平(ザ・マミィ)/鈴木ジェロニモ/水野葵以 ② 考察 なぜ芸人たちは「三十一文字」に魅かれるのか 水野葵以「「コントde短歌」を読むことを強く薦める文章」 鈴木ジェロニモ「伝統ない短歌賞」 ゴウヒデキ「芸人と短歌の通底―面白さを支えるもの」 ③ 初掲載 芸人短歌アンソロジー 【発表 第四回「短歌研究ジュニア賞」】 選考委員=千葉聡/佐藤弓生/佐藤りえ/寺井龍哉 小学生の部 特選=山田香乃子 金賞=秋山睦貴 銀賞=澤口夏菜子 中学生の部 特選=菅原瑞生 金賞=小池弘一 銀賞=福山玲 高校生の部 特選=飯塚大雅 金賞=池野弘葉 銀賞=宮井智明 選考座談会ハイライト(編=千葉聡) 【対談「『源氏物語』の女性像(後篇)」】 安田登(能楽師)×三宅香帆(書評家) 連載 吉川宏志「1970年代短歌史27」 佐藤弓生・千葉 聡「人生処方歌集 55」 仁尾 智+岡本真帆「猫には猫の、犬には犬の 10」 工藤吉生「SNSで短歌さがします 27」 書評 菊池 裕|坂井修一歌集『塗中騒騒』 桑原憂太郎|渡辺幸一歌集『プロパガンダ史』 花山多佳子|雁部貞夫歌集『鮎』 相田奈緒|川野里子歌集『ウォーターリリー』 鈴木ちはね|土岐友浩歌集『ナムタル』 紺野万里|沢口芙美歌集『変若かへる』 島田幸典|玉井清弘歌集『山水』 北久保まりこ|山科真白歌集『さらさらと永久』 短歌時評=平岡直子「短歌にサボり方を教える」 作品季評(第129回・後半)= 佐佐木幸綱(コーディネーター)/大辻隆弘/今野寿美 永井祐「いろんな移動手段」/上村典子「ロヨラ、サビエル」/中井スピカ歌集『ネクタリン』 歌集歌書評・共選=池田裕美子/棗隆 短歌研究詠草 高野公彦 選 特選=藤田直樹 準特選=福島隆史/住吉和歌子/木村照子/八木田順峰/青柳啓子/志村佳/池崎冨実夫/北野美也子/船岡房公/樺島策子/上田正枝/宮原久美/奥田ミヨ子/橘晃弘/高橋ひろみ/黒澤信子 第67回「短歌研究新人賞」応募要項 (短歌研究社)
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『九重』
¥500
<1号> 小津夜景さん、笠井亜子さん、戸田響子さんをゲストに迎えた、佐藤りえさんの個人誌。 俳句や短歌の作品と、各人のエッセイ、佐藤さんの何とも洒脱な挿絵やイラストが添えられており、皆さん、エッセイ含めかなり個性的なのですが、身軽で小気味よい読後感。 <2号> ゲストに岡田幸生・近恵さん(俳人)をお迎えして作品10点とエッセイをご寄稿いただきました。 「むさしの逍遙」は秩父札所巡礼について記しました。“60年に1度の「甲午歳総開帳」とは?” <3号> 俳人・小津夜景さんがゲスト。最新句集『花と夜盗』の制作の裏側を記しています。 ぜひ、句集とともに読んでいただきたい! 『花と夜盗』 https://gatangoton.base.shop/items/69371746 佐藤りえさんの短歌120余首も収録!じっくりと味わえます。 --- ゲスト執筆者:小津夜景(敬称略) コンテンツ: 『花と夜盗』をめぐる12章/小津夜景 誌上歌集『森の中』/佐藤りえ セルフライナーノート/Peter & Ninja 刊行されたばかりの新刊句集『花と夜盗』について、作者・小津夜景さんに書き下ろしていただきました。句集制作のドキュメントとしてだけでなく、レイアウト、連作についてなど、その詩学が垣間見える文章となっています。小津夜景研究を目論む方には特にオススメです。 発行人の誌上歌集は、第一歌集『フラジャイル』以降の2004年から2021年までの未発表歌を含む120余首を掲載。セルフライナーノートを付記しています。 <4号> ゲストに伴風花さん(歌人)をお迎えして、作品とエッセイをご寄稿いただきました。 今泉康弘さん(俳人)には俳句作品と論考「パンがなければ、星の破片を」をご寄稿いただきました。 「むさしの逍遙」は高尾山について記しました。年間300万人が登山する東京の霊山、高尾山の魅力に迫りました。 <5号> ゲスト・高山れおなさんには、六百番歌合の「恋」五十題を書き下ろした『百題稽古』と、その創作についてのインタヴュー『霧中問答』をお寄せいただきました。 発行人・佐藤りえのパートは「恋」の題をでっちあげた題詠短歌12首、所沢航空記念公園をそぞろ歩く「むさしの逍遙」、台詞のないマンガ「Peter & Ninja」(増ページ・7p)となんらかの読み物「渋谷.psd」をお届けします。
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笹 公人『シン・短歌入門』
¥1,760
--- 心きらめく瞬間を、あなただけの31音に。ようこそ短歌ライフへ! 三十一年の短歌歴で、これだけは伝えておきたいという大事なことは、 ほとんど詰め込むことができたと思っています。――笹 公人「はじめに」より 「歌を作るには何から始めたらいいですか?」 「初心者が覚えるべき型のようなものはありますか?」 「インパクトがある展開にしたいのですが…。」 短歌アイドル「明星コトハ」と、プロデューサーの「笹先生」が、短歌作りのお悩みをズバッと解決! あなたの短歌ライフを徹底サポートします。 「NHK短歌」テキストの人気連載「念力短歌入門」がパワーアップして書籍化されました。 「NHK短歌」番組講師や、「アイドル歌会」選者としておなじみの笹公人による、短歌入門の新しい必携書。 豊富なQ&Aと穴埋め問題ドリルで、ステップアップしながら作歌のコツを体得できます。 自選40首、エッセイの他、投稿前に役立つ「推敲10のチェックリスト」も収載。 最初の一首を作ってみたい方にも、スランプ中の短歌迷子も、役立つヒントが満載です。 北村みなみによる可愛いイラストも必見! (NHK出版)
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坂本友希カレンダー「ソラプチの12ヶ月」
¥1,000
50%OFF
50%OFF
南富良野にて捺染のテキスタイルを制作する、坂本友希さんの https://instagram.com/yuuki.sakamoto_1129?igshid=MzRlODBiNWFlZA== カレンダー「ソラプチの12ヶ月」。 北海道の大地や神秘性を感じさせる雄大な景色の描写と、物語性のある動物達がのびのびと暮らす様が描かれています。 (なんと、表紙は箒!) 動物達が森と戯れている様は、おとぎ話のようですが、北海道の中でも富良野の方までいくと、そんなことあるかもな…と思わされてしまうほど、豊かな土地です。 ソラプチは、南富良野の「暮らす宿ソラプチ」をモチーフにしています。 https://instagram.com/sorapchi.cabin?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
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【サイン本】古賀及子『おくれ毛で風を切れ』
¥1,980
『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』の未収録作と、書き下ろしを加えた日記エッセイ第二弾! 古賀さんの愉快でじんわりする日々に、まだまだ浸っていきましょう。 --- 「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト第2位『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』の著者による日記エッセイ まだまだあった前回未収録作に加え、書き下ろしを含む新たな日記を収めた第2弾 母・息子・娘、3人暮らしの、愉快で多感な日々 「暮らして、暮らして、暮らしきる」 【推薦】 日記文学のオールタイム・ベストに加えたい。 ――牟田都子(校正者) 実在する優しい日々が私の心をほぐしてくれました。 古賀さん! こっちまで幸せになっちゃいますよ。 ――藤原麻里菜(「無駄づくり」発明家) (素粒社)
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小津夜景『ロゴスと巻貝』
¥1,980
--- 注目の俳人、小津夜景さんが綴る 人生と本の記憶 【山本貴光さん(文筆家・ゲーム作家)推薦】 細切れに、駆け足で、何度でも、這うように、 本がなくても、わからなくてもーー 読書とはこんなにも自由なのですね、小津さん 注目の俳人小津夜景さんは、選び取る言葉の瑞々しさやその博識さが魅力。本書では、これまでの人生と本の記憶を、芳醇な言葉の群で紡ぎ合わせる。過去と現在、本と日常、本の読み方と人との交際など、ざっくばらんに綴った40篇。 【編集者のおすすめポイント】 小津さんの本との付き合いは自由。流行りの本や気に入った著者にのみ傾倒するのではなく、時にそのときどきの境遇で出会った本に身をまかせ、時にその本の味を咀嚼できるまで何度も開くこともする方です。単なる読書エッセイではなく、本から生活の記憶を手繰り寄せ、当時の心情を豊かな語彙で結びつける、これまでの苦い生活の記憶も美化せずに切り取る潔さもある、この著者だからこそ選ぶことができる言葉が詰まったエッセイ。松岡正剛氏、池澤夏樹氏、谷川俊太郎氏という読書家が注目する俳人の、言葉と想像の糸の紡ぎ方が魅力の一冊です。 (アノニマ・スタジオ)
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Q短歌会 第六号
¥1,000
東京大学の学生短歌会、Q短歌会の機関誌第六号。 特集は、歌人の青松輝さん・榊原紘さんへのダブルインタビュー! 他、全244頁の大ボリュームです! ○特別企画 ◆ゲスト短歌連作 物語の歌……青松輝 安心して……榊原紘 ◆インタビュー 青松輝インタビュー 榊原紘インタビュー ○会員作品 ◆短歌作品 ◆会員作品相互評 ◆観戦記 ○寄稿者紹介
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西村和子著『清崎敏郎の百句』
¥1,650
--- ◆俳句は足でかせぐものだ 蹤いてくるその足音も落葉踏む 落葉を踏んで歩く時、人は孤独感のうちにも、今、ここに在る自分の存在を改めて確認する。静けさの中で、この句はもうひとつの足音を聞いている。自分に蹤き従って歩む者の、落葉踏む音である。その足音も孤独の象徴と言えよう。創作の道を歩む師弟関係を思わせる句だ。その存在に気づいていても、待ってやったり、声をかけるでもない。隣り合う孤独を思うばかり。 句集『系譜』の掉尾に置かれた句。風生没後「若葉」の継承者として出版した句集の題名にも、その覚悟は表われている。 (ふらんす堂)
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岸本尚毅著『高濱虚子の百句』
¥1,650
--- 虚子入門の決定版! ◆俳句のこころを読み解く。 ■取り上げた百句は、二物配合を念頭に置いて抽出したものです。■虚子の俳句の根底には一種虚無的な世界観があると思います。にもかかわらず虚子の句にはしばしば静かな情熱を感じます。虚無的な世界観からたちのぼる静かな情熱とは一体何なのでしょうか。 (はじめにより) (ふらんす堂)
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藤本美和子著『綾部仁喜の百句』
¥1,650
--- ◆造化の再話者 「俳句は造化の語る即刻の説話と考へてゐる。俳人はその再話者である。や・かな・けりを疑つたことはない。なるべくものを言ひたくないものにこれほどうつてつけのものはない」(『樸簡』あとがき)「造化の語る即刻の説話」等々、これら仁喜の文言は、すべて「古人の求めたる所をもとめ」んとする求道の心から発せられたものだ。芭蕉は仁喜がことさら敬愛する人物である。ことに〈秋近き心の寄や四畳半 芭蕉〉の句を好んだ。この句は大津の医師木節亭で巻かれた四吟歌仙の発句である。この座に集まったのは芭蕉、木節、惟然、支考の四人である。寿貞の訃報に接した直後の芭蕉を労わる連衆の心配りを汲み取った芭蕉の心が「心の寄や」の措辞に表われている。そして仁喜の求めんとする理想の境地もまたこの発句の世界にある。 (ふらんす堂)
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小川軽舟著『藤田湘子の百句』
¥1,650
SOLD OUT
--- ◆俳句形式への信頼 「俳句は意味ではない、リズムだ」─弟子の私たちは湘子から何度この言葉を聞かされたことか。俳句という詩型への信頼がそう言わせるのだろう。 (「湘子が私たちに託したもの」より:小川軽舟) (ふらんす堂)
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植松法子『かたじけなくも』
¥2,860
--- 第5回筑紫歌壇賞を受賞した「水甕」選者の著者が紡ぐ待望の第2歌集。 (本阿弥書店)
書肆侃侃房「新鋭短歌シリーズ」一挙アップ!